高峰高原

車坂峠から望む雄大な八ヶ岳
高峰高原スキー場付近からの水ノ塔山



水ノ塔山頂上からの
小諸市方面

(左)籠ノ登山
(右)水ノ塔山

東籠ノ登山を望む
自分の帽子も撮影

籠ノ登山から振り返る
水ノ塔山

西籠ノ登山
遠足の小学生に会う

西籠ノ登山頂上
左上奥に浅間山

東籠ノ登山から望む
嬬恋村方面

池の平・駐車場有
地蔵峠からの車多し

高峰林道を戻る
車数台通過人影無し

熊に会わずに到着
高峰温泉


   2002年、夏も終わろうとする8月30日、初めて一人で出かけてみた。初心者でも登れ、山の気分も満喫でき、天候に恵まれればきっといい思い出になるお勧めコースだと思う。一人歩きはつまらないだろうと思っていたが、車坂峠の八ヶ岳の大展望を見た瞬間、そんな気持ちは吹き飛び、撮影に夢中になってしまった。数ヶ月前に買ったデジカメF-601はこのとき初めて山に持っていったが、撮影した画面の美しさに今でも感動してしまう。
   水ノ塔山山頂は狭いが小諸市を眺めながらのんびりできる。千葉の松戸から来たご夫婦と出会って妙に話が弾んでしまった。東籠ノ登山は池の平駐車場から登れるので山頂に登山客は多い。養護施設の子ども達がお父さん、お母さんと楽しくおべんとうを食べていた。一人の子どもが「ぼくの写真とってくれますか?」と遠慮なく頼んできたので引き受けて何枚か撮影をしていると、それに気がついたお母さんが恐縮して何度もお礼を言ってくれたが、千葉の養護施設にいたという話をしてくれて、ここでも千葉の話で盛り上がってしまった。お昼ごはんは朝急いで用意したジャムと食パンだけだったが、景色はいいし、話は楽しいし、こんな気分のいい日は何を食べてもおいしい。
   足を伸ばして西籠ノ登山まで行けばすいているが、この日は小学校の遠足で西籠ノ登山は地元小諸市から来た小学生の遠足のお弁当時間となっていた。みんなの小学校は何県にあるの?と尋ねたら、本当に真剣に考え込んでしまい、周りの生徒が東京だとか群馬とか言い出したが、最後に誰かが長野じゃないか?と言い出してようやくみんな納得したようだった。
   高峰林道途中に親子連れの熊が出るから気をつけてください、などと国立公園の指導員に脅かされて?早足で林道を歩くこと約40分、高峰温泉に到着。熊なんかめったに出ない、と思いながら、でも、地元の自然に詳しい人がそう言うので気を使って歩いたので疲れが倍加した。こんなことなら道を尋ねるんじゃなかったよ・・・
   帰り道、故郷の叔父の家を訪問しようと思い立ち高崎インタで降りる。かつて桑畑や水田だったところに道路が何本もできているらしく、いったいどこを走っているのかわからなくなってGSで道を尋ねた。指示どおり進むと昔見た思い出のある火の見やぐらが見えてきた。家が建ち並び、まるでこれでは街中だ。子供のとき盆踊りがこの近くで行われて真っ暗な所に裸電球がまぶしかったのを覚えている。すでに舗装されてしまった道を進むと車一台しか通れない右折の道があるはず。今度は難なく見つけたが脇にあった水路はほとんど埋まっていた。かつてここには大きなカタツムリがうんざりするほどいたのに今はその面影もない。でもさすがに狭い道で未だに舗装されてはいなかった。まるで教習所のL字クランクみたいなところをすり抜けるとようやく叔父の家の庭に到着。昔はものすごく静かなところだったけれど、ずいぶん変わったねえ、と言うと、でもまだこの辺は静かなほうだと言う。かつて母が泳いだという川も見えるけれど今はもちろん泳げない。一面桑畑だったはずなのに川向こうに工場が建っていた。この辺の農家は高速道のために土地を売って成金になったらしく、改装されて新しくなっていて中には御殿みたいな家もある。ため息・・・・。ちょうど夕食を作るところで、叔母がラーメンを作ってくれたが、おばさんの分だったらしくなんだか申し訳ないような気が・・・風呂ももらってしまいすいません。でもお土産置いてきたし山の報告も楽しかった。
   柄にもなく、山に出かけるようになったのはここでの感動が大きい。天候に恵まれたせいもあるが、この旅が大きな感動を与えてくれたことに感謝。この日、本当に行ってよかった!