白毛門

松ノ木沢ノ頭から白毛門を望む
白毛門頂上から望む笠ヶ岳(左)と朝日岳


朝日に輝く谷川岳
を見ながら登る

白毛門のジジ岩、ババ岩

白毛門頂上から
の谷川岳

笠ヶ岳登山道
を登る

大烏帽子・朝日岳方面

笠ヶ岳頂上で記念撮影

下り途中で白毛門を振り返る

白毛門沢に到着
して憩いのひと時


    高峰高原も日光白根山も抜群の思い出だったが、結果として第三弾であるこの白毛門もその一つとなったのはうれしい。
    2002年10月13日、真夜中2時10分出発。柏インタまでは夜中でも40分近くかかるのでこの時間に出るのは仕方ない。途中、上里SAで休憩し、登山口に5時半には着いた。駐車場でキャンプしている人もいるけれど、いいんだろうか?朝日に輝く谷川岳を見ながら白毛門登山道を登る。途中、クマよけの鐘を鳴らしながら登っていたら、「こんなトコに熊でるんですか?」とやさしく注意されてしまった。たしかに、ひっきりなしに登山者が登っていては熊のでるチャンスもないだろう。
    松ノ木沢ノ頭ではじめて白毛門頂上が見えてくる。頂上が見えただけで感動した。中年の夫人がカメラを三脚に固定し、反対側の谷川岳を撮影しながら楽しそうに写真談義をしている。暗いうちに登ってきて、朝日を待っていたらしい。いやあ、元気で何よりです。 
    白毛門頂上からの展望は抜群で、笠ヶ岳、朝日岳、谷川岳は一望のもとだ。しばらく展望を楽しみ、千葉の市原から来た人に写真を撮ってもらったが、「山はいつ来てもいいですねえ。」と言うので、「ここに来たことあるんですか?」と尋ねると、「ずっと前、一周したことがあります。」と答えた。谷川岳には馬蹄形縦走路といわれる登山道があり、ぐるっと一周できるようになっている。普通、一泊二日で白毛門、笠ヶ岳、朝日岳、清水峠から茂倉岳、谷川岳と一周できる。「ではお先に」と言ってその人は笠ヶ岳方面へ登っていった。
    しばらく遅れて自分も笠ヶ岳に行こうと思い、スタート。10分くらい下ったところでデジカメを白毛門頂上に忘れたことに気づき、慌てて引き返す。無駄なエネルギーを使ったことを後悔した。でも再び笠ヶ岳へ。
    さすがに笠ヶ岳への道は歩いている人が少ない。遠くに先に出発したさっきの人が見えたが、全然追いつかない。疲れ切ってようやく笠ヶ岳頂上に着いたが、いるのはほんの数人だった。白毛門で写真をとってもらった人にまたお願いして記念写真を撮影。りんごの食べかけをザックの上においていたら、どこからか蜘蛛がやって来てご馳走とばかりにへばりついていた。
    計画では朝日岳まで行って戻るはずだったが、この年でこの時間でこの計画は無謀だとわかったので、ここから戻ることに決意。「お先に」とさっきの人が帰っていった。自分も追いつこうと思って下ったが無理だと知り、途中の山道で景色を見ながら昨日ジャスコの半額セールで買ったいなり寿司を食べた。
    なんとか白毛門に帰ってくると頂上は大パーティの登山客であふれていて、静けさの微塵もない。これだけ大人数だと記念写真も時間がかかる。このパーティよりも早く下山しようと思ったが、足が痛くてうまく歩けない。抜きつ、抜かれつでつま先の痛さをかばいながら降りてきた。
    途中で白毛門沢のせせらぎが聞こえてきたが、それと同時に谷川岳ロープウェイの拡声器の声も聞こえてくる。「上りは40分待ち、下りは2時間待ち」?ということは上ったら当分降りられないということか。今日は休みで絶好の天候、ロープウェイはものすごい混雑だと予想された。こういう日は自力で登るべきだろうな、と思いながら、ついに白毛門沢に出る。かばっていたつま先を見るため、靴を脱いだら右足中指、薬指の爪が赤く変色していた。下山時につま先を傷めやすいのは知っていたが、多分この靴がやや小さくて長距離には合わないと思われたので、しばらくして新しい靴を買うことになった。痛めた爪はとれ、新しい爪が再生した。 新しい靴にしてからもうこんな苦痛はなくなったので、やはり靴のせいだったと思う。 
    こういう日だから高速も渋滞し、途中、サーピスエリアで寝てしまって午前0時を過ぎた。さすがに渋滞は解消していたが、家に着いたのは1時半頃だったと思う。足は痛いし、本当に疲れた一日だった。