塔ノ岳

塔ノ岳と富士山

    
朝日の大山       二ノ塔        三ノ塔         表尾根         烏尾山

    
書策小屋前      木ノ又小屋     塔ノ岳     塔ノ岳頂上     大山と三ノ塔

    
三ノ塔          ヤビツ峠       秦野市夜景       夕富士       東名高速

 

今日登る表尾根は夏になるとたくさん人が歩いている丹沢の人気コースである。
     確か3時過ぎに出発した。車に乗り込もうとしたら踏み外してむこうずねをいやというほどぶつけた。血が出ていたがこんなことで行かないわけに行かない、と気をを取り直してハンドルを握る。
     ヤビツ峠に登っていくところで街灯もなく真っ暗になっていたので本当にこの道でいいのか迷ってしまう。しばらく停車していたら、軽トラのおじさんがその横を難なくすり抜けて真っ暗闇の中を登っていくので勇気付けられ、その後を登っていった。途中、山すそに広がる秦野市の夜景が美しい。しかし、それを撮影する余裕はない。
     ヤビツ峠に6時に着いたが、どこかの若者が缶けりみたいなことをしていて騒いでいる。年配の人も2人くらいいて、こんな真っ暗闇の中なにやってるのだろうという不安な気持ちになるが、別に人に危害を加えることもなさそうで、ここに車を置いて暗闇の中の舗装道を歩き出した。次第に空も明るくなり、富士見橋に6時40分着。もうだいぶ明るい普通の朝だ。登山口で一人のハイカーに会って、おはようございますと挨拶を交わしたが、あっという間に追い抜かれた。このコースを登りなれた人らしく、軽装で軽い足取りで登っていった。二ノ塔までどんどん登っていく。大山の朝日がまぶしい。
     二ノ塔に登ると展望が得られるが、その先の三ノ塔のほうが一級の展望で有名。数あるハイキングコースの中でもこの三ノ塔は大展望が得られルことで有名で、ここでお弁当を食べて帰る人も多く、ほぼ一緒に登ってきたご夫妻はここで帰っていったが、若いカップルは塔ノ岳を目指すらしく、三ノ塔から烏尾山に向かっていったので、しばらくしてから後を追った。枝が出ていたところをかがんでくぐったが、その枝に毛糸の帽子が引っかかり、一瞬のうちに帽子が飛ばされどこかにいってしまった。必死に毛糸帽子を探したのだが何処に飛ばされたのか見つからない。そんな遠くに飛んだはずないとは思うのだが、こんなことってあるだろうか、と探し回ること5分。運に見放された、と思いはじめ、自分の影を見たらザックの上に帽子が引っかかっているらしい影が地面に映った。常に帽子は背負ったザックの上にあったので見つけても見つかるわけない。
     三ノ塔北面の下りは雪が凍っていて滑りやすく、前を行く男女の二人連れがアイゼンをつけていたので、こっちもまねしてこの前買った安物の軽アイゼンをつけようとしたら失敗し10mくらい下に落としてしまった。平らなところでつけるのが鉄則だが初めてつけるので多少の緊張あり。なんとか取りに行って装着したが冷や汗ものだ。でもそれ以後は気持ちよく快適に歩く。
     烏尾山はすでに雪が溶け始めぬかるみだった。更に行者ヶ岳、書策小屋、新大日までぬかるみが多く、それを過ぎたら雪道でふたたび軽アイゼンのお世話になった。11時半に塔ノ岳。多くの登山客でにぎわっていた。例によってジャスコの半額いなり寿司をほおばりながら写真を撮影。日帰りなのであまり長居もしていられない。12時には下り始めた。
     帰りの三ノ塔北面の凍った雪の急坂をしのいで登り返すと、三ノ塔頂上は朝は凍っていた地面もすでに溶けてぬかるみとなっていていやに歩きにくい。二ノ塔に向かう途中で木の枝に頭をぶつけてまったく今日はついてないと思いながら下ってきた。
     富士見山荘のおじさんがこちらの姿を見て「今日はもうバスはないよ。泊まって行かないか。」と声をかけてきた。しばらく世間話をして時間をつぶし、ヤビツ峠に行けば車が置いてあるので、と言ってその場を別れる。ヤビツ峠5時。
     車で下る途中に展望台があり、暗い中に秦野市の夜景と夕日で赤く染まった富士山を見ることができた。展望台には若い男女が夜景を眺めていたが、どうしてもその場所から夜景と富士山を撮影したくて、しばらくその二人が去るのを待っていたが、なかなかどかないので仕方なく、すぐ隣に近づいて撮影をはじめてしまった。その二人はなんだかいやな顔をしていたが、こっちがそれを無視して撮影を続けていたらそのうちいなくなった。別に無理やりどかしたわけではありませんが、ちょっと強引だっただろうか?とにかく、夜景を撮影できて満足です。