乾徳山

     勝沼インタを降りて乾徳山にむかう。国道140号線に入るまでの道がよくわからず何度か行ったり来たりしていたが、塩山駅を通過したらあとは徳和集落まで迷うことなく到着した。乾徳山大権現のところに駐車場があり、そこから登山口に向かう。途中にけんとく神社があり、その奥社が乾徳山頂上にある。
人気のある山で常に何人かハイカーが前後に見える。錦将水での休憩も水を飲みながらゆっくりできる。
     樹海や岩場を超え、いくつかの鎖場を越えると頂上直下に出るが、ここには20Mくらいのほぼ垂直の鎖場があり、よくガイドブックに載っている。登るべきか迷っていると若い女性が追いついてきたので、「どうしますか?」と声をかけたが「お先にどうぞ」と言われて仕方なく自分のほうから登り始めた。案ずるより生むがやすし、で登り始めたら意外と登りやすく、あっという間に頂上だ。何人もの人が頂上で休憩中で、ランチタイムの子供づれのファミリーの横を通り抜けて、頂上道標へ。一応写真は撮ったが今日はあまりいい天気ではなく、頂上は霧に覆われてまったく視界が利かない。帰りは鎖ではなく、巻き道で降りたらはしごが壊れていてこっちのほうがずっと怖い。別の鎖場にさしかかってどうやって下りようかとなとぐずぐずしていたら、さっきの若い女性がやって来てすぐに鎖で降り始めたが、途中でザーッという音がしていっきに滑り降りた、というより、滑って落ちたというべきか。周りの人が驚いて彼女の方を見たが、幸いほんの数メートルしかなく、足が滑っただけで手は離さなかったので大事には至らなかったらしい。のんびり悩んでいくほうが安全で自分に向いてると自覚。
     途中、東京の八王子から来た人がカメラを持っていないというので、デジカメで撮影して送ってあげることにして一緒に最後まで降りてきた。北アルプスの剣岳に登りたいと言っていたが、家族がなかなか許してくれず、この乾徳山を登れたらお許しがでるらしくやって来たということだった。道満尾根は又次の天気のいい日に下ることにした。塩山駅まで車で送る。高速を車で帰るほうがずっと時間がかかる。後でメールで写真を送りとても感謝された。     

    
扇平                             乾徳山

    
   乾徳山頂上            もどる             乾徳山登山口