蓼科山

フィルムの保存状態が悪く、画質がよくありません。

    
   蓼科山頂上                       将軍平から見た蓼科山

    
大河原峠                              広い蓼科山頂上

      蓼科山の登山口の一つ、大河原峠に向かう途中で鹿が道路に飛び出してきた。じっとこちらを見つめているのでこっちも早くどいてくれないかなと思いながら徐行する。ほとんど車が止まりそうになったとき小鹿が上から飛び出してきてお母さん鹿の脇でこちらを見つめ始めた。しばらくすると雌鹿は見事にガードレールを飛び越え下の林の中へジャンプして消えたが、子鹿はじっとこちらを見つめたまま動かない。痺れを切らしたか親鹿が「早く来なさい」と叫ぶと(そう叫んだろうと推測です)子鹿はあせってガードレールを飛び越えようとするも無理とわかり、必死にガードレールの下ををくぐって姿を消した。ほほえましい光景ではあるが自動車道を彼らの生活圏を横切っているのでお互いに危険地帯といえる。
     大河原峠には多くの車が止まっていた。自然保護団体の人たちだろうか、ごみ袋を持って清掃登山に出かける準備中だったようだが、その前にわが登山隊も出発。しかし途中で自然保護登山隊の人たちに将軍平直前で抜かれる。将軍平は山小屋があり、私の両親はここで昼食休憩。後の五人が頂上を目指すが、今までと違う急坂。怖気づいたか登山隊の二人は途中から戻ってしまい、登ってこない。仕方なく、自分は前を行く登山隊の2人を追いかけて登る。
     頂上は火山岩が一面にごろごろ転がり広大な広場みたいになっている。いったいどこが本当の頂上なのかはっきりしない。前を行く二人がお菓子を食べて休息中だった。あとの引き下がった二人の話をしたら残念がっていたが、お菓子を食べているうちにその二人がのんびりと到着。ようやく皆そろって道標の前で記念撮影。あまり展望の利かない天気で雲が多い。そのうち頂上一帯に霧が出てきて迷わないうちに帰り支度。山頂の神社におまいりを済ませ下山。晴れたときに頂上をぐるっと一周すれば楽しそうだが遠くに雷も鳴っていることだし今日は無理とあきらめる。
     大河原峠に下りてから中央道に一直線、さらにそれを北上して妙高高原への長旅だった。すぐいけると思っていたがすぐいけるはずもなく、結局暗くなってさらに迷い、着いたときはすでに夕食時間を過ぎ、周りのお客さんはほとんどいないところでわが「登山隊」だけ寂しく夕食を食べた。そういえば昔、十和田湖から八幡平を越えて田沢湖に向かって走ったときも夜遅くなり、自分たちだけでさびしく別室で夕食をしたことアリ。自家製の旅行計画にはしばしば無理があるらしい。、その無理がまた楽しい思い出になるのだと思うのだが、どうも我が家の面々はもっと楽な行程にしろという苦情が多く、計画を作る身にとってはつらいところだ。