八ヶ岳

    
 赤岳          横岳         阿弥陀岳


阿弥陀岳から富士山を望む

     かつての同僚A氏が一緒に行こうというので八ヶ岳まで付き合った。美濃戸口に駐車場があるのに車を止めず林道を進み、山荘の駐車場に止めるでもなく、いい加減なところにとめたがこんなことでいいのだろうかと思いつつ、あまり経験のない自分としてはA氏に従うしかない。沢のそばに幕営。これも今思うと疑問。勝手に幕営していいのだろうか。それに沢の流れの音がうるさくてなかなか眠りにつけない。急に増水したら…と思うとなおさら目が覚めてしまった。
     翌日、行者小屋まで歩く。そこでまた幕営して一泊したと思うが後は記憶があいまいだ。ぐるっと周遊して赤岳や阿弥陀岳を回っただろうと思って写真を眺めたら確かに阿弥陀岳に早朝上っている写真を発見。これが阿弥陀岳だったのかといまさらながら確認できた。赤岳はもちろんわかりやすい。写真を見ていたら横岳にも登っている自分を発見。われながら驚く。周遊したときに空腹になってまったく馬力が出ず、よたよたと行者小屋にたどり着いたのを覚えている。なんか食べ物を持っていけばよかったがそんなことさえいい加減だった。
     いい加減に止めた車に警告のカードが張ってあり、一瞬ドキッとしたが無視して帰ってきた。A氏は山好きでしばしば山に行くようだったが車の駐車も幕営もマナー違反?お互い若くて物を知らない時代だったということで大目に見てください。以後、自分と旅をしてもあまりおもしろくないことがわかったせいか、A氏との旅はこれ一回で終わる。交通費折半、山小屋に泊まらず幕営、食事はすべて自炊、安上がりの旅の貴重な体験をさせてもらい感謝している。