草津白根山

    
鬼押し出し        草津白根山湯釜       湯釜まで歩く

     まずは上信越道碓井軽井沢インタを降りて町を突っ切り軽井沢駅横を通り抜ける。ゴルフ場も現れてうんざりしながら白糸ハイランドウェイを目指す。避暑地としてあまりに有名すぎて俗化してしまった軽井沢駅周辺は銀座のような都会の雰囲気で少し離れれば別荘で楽しむ人も居るらしいけれどそんなの持てる身分であるはずもなく自分に関係ないのでさっさと通り過ぎた。白井とハイウェイには小瀬温泉がある。ここは昔まだ小さい頃連れて行ってもらったところ。父親の2眼レフカメラをマスが泳ぐ池のよこに置き忘れなくなってしまって大騒ぎになったので忘れられない。結局そのカメラは出てこなかった。嫌な思い出だ。温泉での快適な思い出なんで何もないところ。白糸の滝も昔は水の中に入って滝のそばで遊べたのに今は見るだけ。入れないようになっている。人が押し寄せすぎるから仕方ないのかもしれない。
     途中、鬼押し出し園に寄った。上毛カルタの「あ」の読み札は「浅間のいたずら鬼の押し出し」という。浅間山は日本でも有数の活火山で長野と群馬の県境にあるけれど、溶岩の流れた鬼押し出しは群馬県側にあって今では観光地。大きな駐車場があり、遊歩道が整備されている。「昔は何にもなくてもっと荒々しいところだと思ったが…」と親父が言っていた。観光地化してしまえばこんなものだ。お金払って安全を買い、楽しさを捨て去ったと言うべきか。トレッキングルートの一部として自然をそのまま残しておいたほうが良かったと思うのだけれどこんなのは素人考えでしょうか。
     浅間白根火山ルートを使って草津白根山駐車場へ。鬼押し出しほどではないがここにも車がどんどんやってきて大繁盛。湯釜まではほんのひと登りで着く。ちょっとしたお散歩程度で小雨降る中を登る。本当はもっと歩くはずだったけれど時間なし。エメラルドグリーンの色をした湯釜はいかにも火山の池の雰囲気。でもすぐそばにいけるわけではなく歩道は途中で行き止まりとなる。離れて眺めておしまい。草津側からゴンドラがあってそれを利用して来ることもできる。自動車とゴンドラがなかったら更にすごくいいところのはず。上信越国立公園になっているのでこれ以上の開発はないと思いたい。