奥久慈男体山

大円地越 林道からの男体山 男体神社

男体山頂を望む 山頂の男体神社奥社 男体山頂道標
11月23日(火) 今日は勤労感謝の日。とはいっても誰も感謝してくれるふうでもなく、久しぶりにどこかへ消えてしまおうと思って朝5時半頃に出かける。大源太山から早一ヶ月以上たったが、いろいろなことがあってなかなか外出してのんきに山歩きなどできない状況だった。生きていくには最低限の浮世の義理は無視することはできない。実はこの言葉は最近ある人が私に言った言葉でうまいこと言うなあと感心。とにかく、あわただしい一ヶ月は過ぎ去った。
本当はもっと早く出るはずだったが、いつもながら夜更かしをして昨日寝たのは12時過ぎ。朝起きると何を準備していいかわからず、とりあえず雨具と弁当、地図、カメラとフィルムを詰め込む。奥久慈男体山なら常磐道一本でいけるし、それほどの時間もかからず下山できるはずだ。マルヤで買った菓子パンと半額のおにぎりが今日の朝食兼昼食の予定。
この前つけた最安のETCを本日はじめて使用するので多少緊張気味でゲートが開くかどうか不安だったが無事通過してリッチな気分に浸る。そうだ、今日は勤労感謝の日などと歯の浮いたような祝日の名前よりもETC利用記念日にしよう。サラダ記念日だってあるくらいだからETC記念日だってあってもいいはずだ。常磐道に入るといつもながらかなりの多い交通量。いったい皆どこへ行くのだろうかと疑問に思うのだがお出かけ日和だし気分は同じなのかもしれない。人間無視の都会から逃げ出したいという気持ちは誰でも持つらしい。
那珂インタを降りて国道118号線を北上し、大子、袋田の滝方面に走り、右折して湯沢温泉に向かえばそのうちに古分屋敷の余り大きくない駐車場に着く。トイレも併設されているのだが、もっと皆きれいに使えないものでしょうか。トイレの使い方でその人となりがわかるような気がするので使い方には注意しましょう。最初にここを通り過ぎて登山道の中を進んでしまって行き止まりとなり、Uターンできなくなってバックでおっかなびっくり引き返す。冷や汗。
登山口から健脚コースではなくて一般コースで大円地越に向かう。途中に水場あり。大円地越には東屋があり休憩可能。さらに登ると稜線に出て周りの山々が姿を現す。いったん大きく下って登り返すと電波塔のアンテナが見えてくる。頂上は急な岩壁の上にあり展望は抜群だが今日は多少かすんでいる。もっと寒い快晴の日に来たほうが展望は恵まれるだろう。頂上の男体神社奥社の周りにたくさんの団体客がいてびっくり。こんな人気のある山だったのだろうか?それでも暫くするとすいてきて三脚を使って記念撮影。別におなかもすいていないのでそのまま男体神社方面に下山することにした。途中袋田の滝方面に進めば4時間くらいかかるが、今日はそんな計画はなし。
アマチュアカメラマンのHK氏と出会い、頂上で写真談義。ブロニカの中判カメラとニコンのF4、ウ〜ム、持っている機材でもう勝負になりそうもない。下山コースを悩んでいたが周遊コースを紹介して一緒に下ることにした。それにしても機材の入っている箱と三脚がいかにも写真を撮りますという気合を感じさせる。お互いに紅葉を撮影しながら男体神社まで下山。
男体神社は思っていたよりも小さいが、その背後に小さいながらも立派な滝がご神体として流れ落ちている。ミニ那智の滝?の雰囲気だ。休憩してクリームパンの昼食。そこから舗装された道路を歩いて駐車場まで戻った。神社からは30分くらいだったろうか。途中、男体山を撮影しながら歩くので飽きることはない。駐車場に戻りHK氏と記念撮影をして別れる。ブロニカの中盤カメラの写りはどんなものだろうか?傑作を撮影できるように頑張ってください。
一度も休憩せずに3時半頃帰宅。こんなに早く帰れるのなら皆を連れてってやればよかったと思うけれど、馬に水を飲ませるのはなかなか難しく、こちらはせいぜい蹴飛ばされないように気を使う程度のことしかできそうにない。久しぶりに出かけてみて、歩いていると心が軽くなるのは確かでつまらないことは気にならなくなる。登山ブームなのは日本人が自然に飢えている証拠にちがいない。家でカレーを作る。最近カレーを作ることが多いのは料理のレパートリーが少ないことを物語っているが、カレーの鉄人にはなれる気がしてきた。
雪が降らなければ冬登っても十分いって来られるファミリーコース。 11月も後半だというのにいまだに紅葉が楽しめたが、これも地球温暖化のせいだろうか。