月居山
凍結した袋田の滝 |
月居山前山と観音堂 |
![]() 駐車場からの月居山 |
月居山前山頂上 |
後山頂上の月居城跡 |
月居山後山 |
![]() 観音堂からの展望 |
![]() 鮎の塩焼き |
事情によりこの前登った月居山に再度挑戦。今度は月居山前山だけではなく、正真正銘の月居山(後山)と月居城址。
今日は正月三が日の最後の日、すなわち、ニュースによると故郷に帰郷していた人々が都会に戻るUターンラッシュのピークがこの日に当たるらしく、高速道が渋滞するのは目に見えていて出かけるのが億劫な日。実は前日(2日)、どこかに行こうということになり、11時を過ぎて栃木県の三毳山にいざ出発したのはいいが、すでに16号で渋滞してうんざり。お昼をまわってしまい、ようやく柏インタに入ったと思ったら常磐道の三郷まで6キロ50分の大渋滞、とてもじゃないが外環を乗り継いで東北道を走るなどというガッツはなく、即流山インタから有料道路を使って降りてしまった。降りるだけでも大渋滞。三郷方面の晴れわったった地平線に富士山が眺められたがこんな渋滞に付き合って入られない。結局ぐるっと回って印旛沼公園で散歩。なんと家から2時間30分のロングドライブだ。(本当は家から車で10分ほどで行ける所です)。その夜、もうどこにも行かないといったんは決めていたのに、やっぱりどこかへ行きたい、できれば有名な袋田の滝がいい、などとという未練がましいことを我が家の相棒が言い始めたため、こちらもこの前行って道を知っているし、じゃあ行こうということになった。参加者、運転手(私)と相棒と娘2人。
駐車料金500円をケチって無料の町営駐車場を利用。15分くらい歩く。この日、袋田の滝見学者多し。この前の雪も溶けずに積もっている。大きな滝にさすがにミンナびっくり。7割ほど凍っていていかにも冬の雰囲気だ。観光客はそのままつり橋を渡って一周して終わりだが、階段を登って月居れ山を目指すことにした。
この前と違って雪が溶けずに積もっていて特に階段は歩きにくい。手すりにつかまりながら本当に登れるの?と半信半疑で登り続ける。あんなに観光客がいるのだから数人くらい登っていてすれ違ってもいいはずだが誰とも出会わない。途中で引き返そうか、などとなんだかんだ言いながらも前山に着き、しばし休憩。「お土産はおまんじゅう?」「お昼は何がいい?」「降りたら鮎の塩焼きを食べたい」などと彼女たちは食べること優先の思想。美しい風景を楽しむ心の豊かさはないのか!ここまで来たからには進むも戻るも同じような距離なので一周してみようということになった。
月居山観音堂からさえぎるもののない大展望が広がる。遠く県境の山々も見え、下には大子町が一望できる。そこからやや下ったあとに月居山と月居城址を目指す。子供たちはもう登るのを嫌がっていてここで待ってると言っていたが、やはりついてきた。ずっと雪道で滑って登りにくいところもある。ついに今日、一人の登山者に会い、「のぼりよりも下りに気をつけてください。」とアドバイスされる。おそらく、奥久慈男体山から縦走してきたと思われる。もちろん靴にはアイゼン装着。それを見て車の中に軽アイゼンがあったのに持ってこなかったのは失敗だったと後悔する。それでもなんとかロープ、鎖を使って頂上。開けていて休憩するには絶好で誰も居ないので頂上独り占めだ。(一家族占め?)。ここには月居城址の碑が建っている。月居城は佐竹家の家臣、袋田定義築城とされ、また幕末には水戸藩の天狗党と諸生党の戦った月居峠の戦いというのもあったらしい。(ハイクコースの説明板の受け売りです。)
下りは要注意だ。次女が坂の途中で止まってなにやら靴下を脱ぎだし、靴の上から靴下を履いていた。伊東家の食卓で見たという滑り止めの裏技らしい。そんなことやっているうちにどんどん下れるよ、というと、「そんなこと言っても…超すべるんだよ。」と言いながら裏技を試していた。月居城址を降りればあとは雪道とはいえ下りやすい。軽装で登っていく外国人が子供たちにアケオメと言いながらすれちがった。無事、観光地に下山。「手作りのほうがいい」というどこまでも食にこだわる相棒の意見で昼食はうどんとそば。味噌おでんも追加。お土産には饅頭。さらに駐車場に戻る途中で鮎の塩焼きも買って食べ歩きだ。どこまでも食い気の3人だ。登ってきた月居山前山と後山、月居観音堂を見上げながら今日の充実感を感じる。
3時半、出発。那珂インタまで渋滞で1時間20分くらいかかった。この前は50分くらいだったから30分超過。ここから渋滞しているとは思わなかったのでややショック。常磐道に入ると谷和原インタから三郷まで渋滞15キロの表示。更に走っていくと渋滞19キロに変更されていて周りは車だらけだ。柏で降りるのは狂気の沙汰?だと思い、かといって谷和原インタででさえ渋滞に巻き込まれる可能性大。思い切ってつくばJCTから牛久に向かい、牛久インタを出た。暗い田舎道を成田方面を目指して走る。利根川を渡る橋で渋滞。安食の駅前を通過。県道12号線は入るところさえよくわからない細く寂しい道で、そういえばずいぶん昔、房総の村風土記の丘に行くときにこの道を利用したことがあったのを思い出した。草笛の丘を通過したときにようやく自分たちの走る位置を理解した。帰宅7時40分4時間超のロングドライブだったけれど、おかげで茨城の牛久から一般道で帰り着く自信がついた。
月居山はぜひ袋田の滝だけでなく月居山後山、月居城址まで歩いたほうがいい。雪の積もった冬に行くときは軽アイゼン持参が便利。空気の澄んだ冬に登れば低山とはいえすばらしい展望にめぐまれる。ただUターンラッシュピークの日に出歩くのは止めたほうがいいと思う。