月居山

奥久慈の大地に映る月居山前山の夕影

観瀑台と袋田の滝
今日もどこかへ行こうと言い出したら「今日は掃除をしなくては」と言われ、ため息をつきながら片付け始める。そういえば年末はどこでも大掃除をするらしいのだが、我が家も例外ではないらしい。何もしゃべらず黙々と散らかった本やゴミ、雑誌、などを時間を気にしながら片付け続けること約1時間。刻々と時間は過ぎていき、10時過ぎくらいに出ればと思っていたのがもう11時半を回ろうとしていた。一応、気持ちばかりとはいえ掃除に貢献したし、あとはおまかせ。掃除機でホコリを吸い込めばもう終わりだろう、というこちら側の勝手な考えに基づき、やっぱり袋田の滝に行って来る、とわがままを言ってようやく家を出た。11時半。
出かけたのはいいけれど、こんな時間に年末の道路がすいているはずもなく、16号線も呼塚で5キロの渋滞、という交通ニュースでまずがっくり。それでも12時半頃に柏インタに入る。ETCは今日も快調だ。この前行った奥久慈男体山と同じコースだから気が楽だ。那珂インタをおりて118号線を北上、袋田の滝は誰知らぬものもない有名な観光地だから、標識も完備されていて迷うことはまずない。でも那珂インタから袋田の滝までいくら田舎の一本道とはいえ一般道を40キロ走るというのは少し遠すぎるような気がする。奥久慈男体山よりも遠い。ましてこの日は時間的にあせっているからなおさらそう感じるのかもしれない。無料の町営駐車場に到着2時。滝近くには私営の駐車場はいくつもあるが、公営の駐車場は一番遠い町外れにある。急いでいるのに無料の魅力に逆らえず、遠いところに停めて歩くことになった。
袋田の滝観瀑台へトンネル通過に大人300円なり。滝を見るにも金を払う時代だ。そのうち山に登るのも入山料を払わなければならなくなるかもしれない。雨でも雪でも滝を見られるようになっていて便利だが、ちょっとj人工的すぎるような・・・。それでも雄大な滝の姿に感動。人があまりいなくて自分の写真を撮ってもらうにも苦労する。滝はまだ凍っていなかったが、溶けない雪も見られ雪氷も浮いている。
吊橋をわたって月居山自然歩道を登る。最初から階段の急坂には疲れる。5時には暗くなるかな、と思いながら休むことはほとんどなくあせって登っていくと第6ポイントのところがピークとなっていてそこで休憩。たぶん前山だろうとは思うが番号以外に何も道標がなくいったいここが正確にはどこなのかわからない。これ以上行けないことはないがのんびり山頂で休憩したほうがいいかなと思ってあせって道を急ぐのは止めることにした。出発が遅すぎたのだから無理は禁物だ。周りの景色を眺め、記念撮影をする。時間がもう4時なので誰も登ってこないし、三脚を持ってこなかったのでたいした記念写真は撮れない。風が冷たくて夕方になるとさすがに寒くなってくる。体が冷えないうちに戻ることにした。途中、夕日に月居山の影が奥久慈の大地にくっきりと映って居たのが印象的だ。
自分の持っているガイドブックの地図はあまりにアバウトで細かいことはさっぱりわからず、帰りがけに某所で周遊コースについて尋ねたら、簡単なパンフを見せてくれて、それによるとたしかに周遊コースがあり、第六ポイントは月居山前山だった。予想は正しかったわけだ。時間に余裕があれば周回コースや後山にも行けただろうがそれは又後のお楽しみとなる。その月居山ハイクのパンフをもらい、さらに奥久慈・大子の観光ハイキングマップもお金を払おうとしたが「又来てください。」と言われて、ただでもらってしまった。正直、うれしい。もちろん、又行きますよ。
4時半出発、帰りも那珂インタまでは結構長い。5時半インタ。途中マルヤに縁って7時40分に帰宅。掃除がまるで進んでいなかったのでたぶん又やることになるだろう。あわただしくも充実した年末の一日。