佐倉チューリップ祭り

  
オランダ風車とチューリップ畑

     毎年開かれる佐倉チューリップ祭りは印旛沼ほとりのオランダ風車付近で開かれる。まだ始まる一週間前に行ってみたときは印旛沼サイクリングロードは桜が満開だった。今日はさすがに桜は盛りを過ぎていたけれどもチューリップのほうが満開。家から歩けば約45分、自転車ならゆっくりでも20分以内で行ける。仕事のできない人間のせいか毎週仕事に追いまくられ終末はやっぱり休憩タイムにしたい。でもちょっと自転車で行って帰ってくるくらいならいいだろう、というわけであせって布団を干してイザ出発。スカッとした青空ではないものの一応晴れ。子どもが小さいときに毎年連れて行ったのに誰も付き合わない。まあそれも気楽なもんだと思って印旛沼まで下る。
     ものすごい人出。今年から隣の田んぼも借りて広大な地面にチューリップの花の海が広がる。去年よりもスペースが広くなったせいか、混雑度は軽減されたように思われるが、車でやって来る人も多く、もうすでに入りきれずに延々と渋滞の列が見える。こっちは自転車なので気持ちよくサイクリングロードをやって来た。この時期はやはり車は止めたほうがいいと思う。京成臼井駅で降りて歩いてくるほうが車の中でいらいら待つよりもずっと楽しい。サイクリングロードを歩けば安全だし、ちょっとしたハイキングともなるし、印旛沼を見ながらのお昼を食べている人々も多い。むしろチューリップ畑をながめるよりも印旛沼を見ているほうがのどかな雰囲気だ。最近は自転車の貸し出しや屋形船も出ていて自然を楽しめるようになっている。唯一嫌なのは車の台数の多さ。なんでもないときに車で来るとあまりに人がいないことに驚くこともある。でもミンナでわいわいしているときに雰囲気を楽しむ方がいいと思っている人も多いことだろう。
     ちょっとのはずが2時間になった。お昼の支度に帰らなくては、といそいそと風車を後にする。対岸の印旛沼公園がかすんでいる。オランダ風車にチューリップなんてどっかの国をまねしたような人工的な自然。こんなものでも作らないともともとの自然が失われているということが目立ってしまうのかもしれない。田んぼにチューリップよりも稲穂が黄金色になる秋に来るのもオススメだがこの前来た時は上半身裸の人がたった一人で日光浴しながらベンチでねっころがっていた。田んぼの稲の中に浮かぶ風車を撮影したりしてぐるっと一周、風車の中を見学したら係の人がいてあまりの人の来なさに退屈していたのか、いろいろ説明を受け、写真までも撮ってもらった。貴重な体験をしたければ人のいないときをねらって来るほうがいいだろう。最後に8月の風車風景を載せておきたい。左中央に青い車がたった一台停車しているのが見える。もちろんワタクシの車です。風車を独り占めするなら夏の暑いときに限る!以上、ローカルな話題でした。


風車独り占めの八月