腹摺山・姥子山
五百円札の富士山撮影地

腹摺山頂上から富士山を望む

7:30 談合坂SA
車多し

8:30 大峠
中高年登山者体操中

8;40 黒岳
腹摺山登山道から

9:20 頂上直下の
カヤトから望む富士山

9:30秀麗富嶽十二景 雁腹摺山頂上

11:00 姥子山から
望む雁腹摺山

1:30 紅葉を眺めながら腹摺山を下山

1:50 大峠
熊注意の看板在り
     
       雁ガ腹摺山とはずいぶん面白い名前だが、むかし渡り鳥の雁の群れがこの山の上を越えていったらしい。渡り鳥のコースだったようだ。それがあたかも腹を摺っていくかのように見えたところからこのなが付いたという。(⇒この説明は間違い。高いところを飛んでいく雁がおなかをすってしまうくらい高い山、の意味)。旧五百円札の富士山の写真がここから撮影されたことでも有名でいつか歩いてみたいと思っていた。
       10月15日(日) 準備はいつもながら十分ではない。朝一度早いときに起きてまだ寝られると思い、その次に目覚めたらもう5時半を回っていた。雁ガ腹摺山に行こうと決めて大菩薩連峰の地図を探すけれど見つからない。他の地図はたくさんあるのになんで行こうとしたところの地図だけがないのか考えても不思議だが、自分の整理整頓の能力のなさを痛感した。それでも他の雑誌を見つけ出してそれで間に合わせることが出来るだろうと思い、さらにインタネットで行き方を確認して紙に書きとめようやく出発したのが5時40分頃。途中でガソリンスタンドとコンビニに寄る。昨日、用意しておけばよかった、と後悔しても始まらない。6時になんとか四街道インタに向って走り出した。
       途中談合坂では多くの車が休憩中で今日はレジャー日和で帰りも混むだろうと予想され、出来るだけ早く帰ろうと思い道を急いだ。大月インタまでならそれほど遠いとはいえない。其処を出たら甲州街道だ。すぐに右折し更に信号を3つめの真木という交差点を右折すれば今までとは違う急坂の道となる。両側に民家が並ぶ、狭くて中央分離帯のない道をためらわずにどんどん登って行く。とにかく大峠までは一本道で迷うはずがない。大型バス通行禁止のマークが出ていても其処を上り続けるとようやく大峠。8時20分。中高年の登山者がみんなで準備体操をしている。トイレは一つなので順番を待たなければならない。こっちはさしたる準備体操もなく体操中の団体を横目に見て通過していざ出発だ。
       雁ガ腹摺山までは徒歩一時間の道。がんばれば50分で行けるはずだと思い休まず歩いた。下から追ってくる形になった団体さんはきちんと休憩しながら確実に距離をつめてくる。写真を撮りながら登るので距離が詰まるのは仕方ないとは思いながらそれでもなんとかリードを保って頂上直下のカヤトの原に出た。何でここだけ木がないんだろう?原っぱでススキが生えている。其処を突っ切ればついに頂上。五百円札でおなじみだったあの富士山が西側に雄大にそびえていた。すぐあとに団体登山客が到着。リーダーは男の人一人、あとの十数人は中高年女性ばかりでうるさいの何の・・・なんでそんなにしゃべることがあるのかと不思議に思うくらい明るく喋りまくるのには驚いた。
       一行が別の方向に去ると静けさが再び戻ってきたがひとりの若い女性だけがとり残されている。団体客の一員ではなさそうで単独で登ってきた、たぶん30才前後の女性だった。写真をお互い撮りあってしばし雑談。今日はいったん降りてこれから黒岳に登るのだと言っていた。こちらは姥子山まで行きます、と言ってその場で別れてきたのだがもう少し話をしていればよかったかも・・・。なにしろあの団体の後では誰でも魅力的に見えても不思議はない。その女性とは再び会うこともなかった。ちょっと残念?
       雁ガ腹摺山を下るときはこれを又のぼりかえさなければならないと思うとつらいものがある。一つ下るたびにこれまで下った道を振り返ってはやく下りが止まらないかな、などと考えてしまう。いくら歩くのが目的といっても楽して歩きたいという怠け心があって、それにに負けたらそのまま引き返すことになるだろう。ここは一つ、目的を達するべく姥子山まで我慢しなければならない。
       ようやく林道に出た。其処を突っ切って20分も歩けば姥子山だ。二つのピークがあり一つ目は北峰でなにも書いていないただの山。二つ目が岩山で展望は抜群だ。ここに登ってみてしみじみ姥子山に登って(下って?)よかったと思う。こんないい展望だとは思わなかった。殆ど360度の展望で今まで下ってきた雁ガ腹摺山が一望できて感激だ。頂上では中高年のおそらく定年退職したであろう男性4人組みが昼食の最中だった。NHKの日本の名峰の話をしている。みんな見ているんだなあと思う。でもこれから始まるデジタルハイビジョンの新シリーズを見るのだと言っていたので、自分の家にそんなものないとあきらめた。彼らはもう登り返さずに下って温泉に入って一泊するらしい。ということは明日も休み?うらやましいなあ、と思いながら、しばし休憩しおにぎりを2つ食べて4人の方と別れた。感激した雁ガ腹摺山の大展望が今度は少し心の負担となっているがとにかく一時間10分くらいの我慢をすれば頂上に戻れるはずだ。
       途中で何組かのパーティにあった。とにかく中高年の登山隊は多く、女性の団体もすれちがった。展望はいいですよ、というと皆あまり期待してはいないせいか驚いていた。一生懸命登って1時間くらいで戻れると思ったのにようやく頂上に戻るころには地図どおり1時間10分を経過していた。40分で大峠に下る。さっきすれ違った女性の団体は姥子山まで行かずに引き返してきた。この時間帯でも姥子山まで行って来れないことはないけれど無理をしなかったようだ。渋滞になる前の明るいうちに帰宅、4時半。
       雁ガ腹摺山だけならファミリー登山としてオススメだが、時間に余裕を持ってだまされたと思って姥子山にくだりそこから雁ガ腹摺山の全景を眺めるほうが絶対のオススメだと思う。今度行くときは反対側の黒岳に登ってみたい。そこから牛奥ノ雁ガ腹摺山や小金沢山に縦走したら又すごい展望が広がるだろうか。それを思うだけでも楽しくなってくるのです。