八間山

八間山頂上から望む堂岩山(中央)と白砂山(右奥)

野反峠駐車場から見上げる八間山

駐車場弁天山(右)
奥は草津白根山

草津白根山(左)と
志賀高原横手山

草津白根山裾野に草津温泉、遠くに浅間山

笹原の中を登ると
八間山頂上

八間山頂上で
記念撮影視界良好

湖畔遊歩道から望む
野反峠(富士見峠)

野反峠から望む
野反湖全景
      八間山は野反湖の周りにある山の一つです。
      10月21日(土)、あせって起床。昨晩、考えて行き先を決定したもののあまりに遠いんじゃないかという不安が消えない。それに今日は10月の紅葉狩りに絶好の日和。明日の日曜日は天気があまりよくないらしく人気は今日に集中しそうである。いかに一人旅とはいえ急に変更するには限度があり、さすがに億劫だ。地図も変えなきゃならないし、道も確認しなければならないし、気軽に変更できるところと言えば今まで行った近場となってしまう。6時出発では遅すぎるとは思いながら、だめならドライブで帰ってこようと思って潔くこのままの計画で行くことに決めた。
      やはり車が多い。柏まで一時間を要し外環大泉までは美女木付近で渋滞、さらに関越も所沢からずっと渋滞、渋川伊香保インタまで柏から2時間かかった。渋川伊香保インタからは一般道を80キロくらい走るはずだ。JR「ながのはらくさつぐち」駅までのろい車の後を延々と数珠繋ぎのように走る。スピードは出せない。ながのはらくさつぐち駅を過ぎてすぐ右折すれば野反湖方面への一本道。10時半。つながって走っている車のどれか数台くらいは右折するだろうと思いきや一台もなく、みんな直進した。そんなに人気のないところなのだろうか。みんな草津にいくのかなあ、などと思いながら細い山道を登って行く。駅から約30キロの道のり、とはいえこの山道はあまりに遠い。事故を起こさないように、でも気ばかりあせる。なにしろもう11時を過ぎてしまった。何度か引き返そうと思ったが引き返したら今日はむなしい一日になってしまうだろうと自分を鼓舞激励しここまで来たものの、こんな時間となってしまっては今日はちょっと見学だけということなってもしかたないだろう。あと○○キロ、という道標にも励まされ半ばあきらめの気持ち半分でようやく野反湖。11時20分。展望は雄大で来てよかったと思うものの富士見峠にとめて車のドアを開けたら風が強く寒いので一瞬歩くのやめようかな、とまた後ろ向きの考えがよぎる。せっかく来たのだから八間山まで歩いてみようと思って11時半に歩き出した。
       笹に囲まれたいきなりの急坂を登って行く。展望は抜群で駐車場が小さくなるにつれ奥にある山々がみえてくる。最初の寒さはどこへやらで登っているうちに笹の間を行く登山道は風があまり吹いていないことがわかった。上毛の山は気持ちのよい笹原が多く、この山も例外ではない。振り返れば野反湖の周りを囲む山々の向こうに電波塔が頂上に立っているピークが見える。それが志賀高原の横手山だろう。更にその東に草津白根山が見え、左奥のほうには遠く浅間山とその周辺の山々が見える。白根山の麓には草津の温泉街がはっきり見えている。もちろん榛名山や赤城山も遠くに見えるが、昼時になってきてその展望はやや薄くなってきたようだ。
       八間山は「ハチケンザン」と読むらしい。が自分ではいつも「はちけんやま」と言っていた。そういえば富士見峠ももっと昔は野反峠だったはずだが・・・いつから名前を変えてしまったのだろう。八間山はいくつかのピークを超えて行く。いずれも気持ちのよい笹原で最後のピークを登って頂上まで約一時間20分の道のりはそれほどの苦労というわけでもない。頂上12時40分着。北東方面に堂岩山と白砂山が見える。白砂山に登ってもう一年たってしまったんだなあ、時のたつのははやい、としみじみ感じてしまった。
       頂上で道を尋ねたらなんと外国の人。その奥さんは日本人で英語と日本語を半々に使って話すのが聞こえてきてとても楽しそうだった。他にも何組かのグループがいてみんな楽しそうだ。もう午後となり北の山々の頂上からあふれるように白い雲があらわれて湖に向って下ってくるのが見える。帰りはキャンプ場方面に下る。一足先に下っていたご主人が外国の方の幸せそうなご夫妻(たぶん)を追いこして、なんだか二人の世界を邪魔するようなかたちでほぼ同じペースで下ってきた。
       野反湖畔に下りると今度は富士見峠まで歩いて戻らなければならない。さすがにエビ山のほうを回ろうという気力はなくさっさと湖畔の道を戻る。すぐ着くと思ったのに約1時間半の道のりでようやく富士見峠に3時に到着。今日は朝ここに着くのが遅すぎたしこれで十分だ。今度来るときは反対側の湖畔を回ってみよう。帰りも渋滞、行きはコンビニとサービスエリアによる時間を含めて5時間半、帰りはガソリンスタンドとサービスエリアの休憩を含めて5時間半、遠すぎる・・・果たしてたかだか3時間半のあるきのために高速料金(往復8千円)とガソリン代(約6千円くらいか)の大枚をはたいて往復11時間以上も時間をかけて疲れきって帰るだけの価値があったろうか?疑問と言えば疑問だが家にいたらいたでまた後悔の念をいだきながら悶々とすごすだけになりそうだからきれいな景色が見られただけでも行く価値はあった。それに今後またみんなを連れて行けるという自信もついたし、天気のいい日に出かければ多少のアクセスの悪さを差し引いても多大のおつりがくるようなお出かけになること請け合いだ。(でも今度行くのは、ケチって安近短の山にしたいのが本音です)。