西印旛沼
ー印旛沼サイクリングロードー
潮船の 舳(へ)越そ白波 俄(には)しくも 科(おふ)せ賜ほか 思はへなくに (4389)
桜並木沿いの印旛沼サイクリングロード |
オランダ風車のある飯野休憩所 |
飯野休憩所の別名はチューリップ公園 |
印旛沼の屋形船と 飯野竜神橋 |
山田橋休憩所の展望台と赤い双子橋 |
交通量が多く路肩の殆どない船戸大橋 |
自転車道から対岸の印旛沼公園を望む |
自分の自転車とロード沿いの万葉の碑 |
4月9日(日)朝から風が吹いていて出かける気持ちにはならずのんびりと一日を過ごす。午後になると風も弱まり日差しもまあまあなのでちょっと無理して自転車で出かけてみた。かつては家族でよく西印旛沼をまわったものだけれど最近はもうみんなで出かけるということはなくなってしまった。あの楽しいときはもう戻らないだろう。
午後、風の拭く中を自転車を漕ぎ出す。印旛沼までどんどんくだる。臼井駅に向って多くの中高年ハイカーが印旛沼方面から戻ってくるところに遭遇。午前中に出かければもう戻れる時間帯だ。そんな中、印旛沼サイクリングロードに登るとロード沿いに桜が満開だ。一部はもう満開を過ぎている。サイクリングロードの飯野休憩所はチューリップ祭りが開かれるところであと一週間もすれば始まるはずで今日はまだ人出はそれほどでもない。でもチューリップは十分見ごろである。風があるのでオランダ風車も回っていた。なんとレストハウスと道路を隔てた場所が駐車場に変わっていた。祭りのときはいつも大混雑で車が入りきれずに渋滞する。それを解消するためにあらたに駐車場を設置したらしい。車で来るならもっとすいてるときのほうがいいと思うのだが多くの人はそうは思わないらしい。
飯野竜神橋を渡り対岸を走り始める。今度は向かい風で自転車を漕ぐのはかなり疲れる。サイクリング用の自転車に乗る人も多い。こっちは子供から借りた(無断で)フツーの自転車でスピードは二の次。漕ぐのがせいいっぱい。やめたいけれど途中でやめるわけにもいかずとにかく山田橋休憩所までがんばった。山田橋休憩所には展望台、トイレ、があり、ナウマン像の銅像も建っている。赤いアーチの双子橋からは一般道を走る。サイクリングロードは北上して最終的には利根川にいたる計画だがまだ其処までは完成していない。
それほど広くない一般道は車の往来も結構頻繁で田舎道なのでスピードを出す車も多い。別に自転車が危険というわけでもないのだけれどやはり気を使って道路わきを走る。途中から新しい道も出来ていて印旛沼公園を右に見上げながら走っていく。船戸大橋は難所だ。路肩が殆どない。この日、橋の上が渋滞していてほとんど歩くような進み方で自転車の身の上としては助かった。
再び、サイクリングロードに戻りしばらく行けば万葉の碑がある。この歌は印波郡(いにはのこおり)、つまり今の印旛郡の人が書いたものだと万葉集に載っている。
| 潮路を行く船の舳先を越す白波のようににわかに仰せなさることか、防人になるとは思いもかけなかったのに。 これは万葉集にある印旛郡出身の防人の歌です。万葉集は日本最古の歌集ですが、全四千五百余首の中で佐倉市周辺の出身の人の歌はこの一首だけです。・・・ |
帰りにジャスコで買い物。風のない世界に飛び込んでほっとした。何度行ってもお金がかからないので今まで何度も子供と一緒に自転車で一周したことがある西印旛沼。とうとうだれもつきあってくれなくなったなあ・・・。ローカルな印旛沼を再度取り上げることは禁じ手なのでもう止めます。