大山(おおやま)


雨降山大山寺の階段

阿夫利神社

三ノ塔と塔ノ岳

十六丁目追分の碑

大山頂上に到着

見晴台からの大山


今日は再び神奈川県の大山です。阿夫利神社までなら三度目です。
      11月2日(木)夜中の1時半就寝。遅すぎるとは思うもののなんとかなるだろう。
      11月3日(金) K氏とS氏といっしょに大山に行く。朝、5時半以降に家に来るだろうと予想していたのに真っ暗な中5時15分ごろに外で声がしたので驚いて飛び起きた。ドタバタ用意して飛び出す。どこに行くかいろいろ迷ったのだが紅葉の季節でもあり道路は渋滞するだろうから近場の山にして早めに出発ということになった。さすがに大きな渋滞もなく、大山の駐車場に7時半頃には到着。45分頃に歩き始めた。
      ケーブルカーもまだ動いていない時間帯なので女坂を歩いて登る。一人旅のときはなるべく疲れないようにだらだら登っているけれども今日はそうも行かない。ペースをある程度あわせつつあまり遅れないように注意しながら登るのでいつもよりペースは速い。そういえば一年半前に来たときは雪が降っててしょっちゅう立ち止まっては休んでいたのを思い出す。大山寺には黒い犬がいて子犬もいたけれど番犬だろうか。
      ようやく阿夫利神社。結構疲れた。あまり観光客もなく閑散としているが時間が早いのでそのうちに混雑するはずだ。さらに神社の横から登山道に入り、急坂の階段を上る。途中何度か休憩するもやっぱりつらい。いつもと違って愚痴を言えるのでそのぶん疲れも笑顔で和らぐ気もするがケーブルカーを使わない分やはり疲れる。三の塔と塔ノ岳が見える。そういえばかつてヤビツ峠から塔ノ岳に登ったこともあったけれど今でも登れる体力はあるだろうか。たしか6時頃にヤビツ峠で頂上には12時頃着いたはずだ。もう一度登れば又違う感動もあるだろう。
      大山頂上10時10分。曇りでまったく何の展望もない。見えるのは白い雲ばかり。又次回登れと言うことだろうか。海老名SAで買った昼食を食べた。展望を楽しむことも出来ないので20分ほどの休憩ですぐ下り始める。見晴台までは50分の道のりだ。下りも最初は楽だけれどこれでもかと続くようになるともういい加減にしてくれと思う。
      11時半見晴台。ベンチはすでに多くの観光客で占領されていて座るところは一つもない。ケーブルカーもすでに動いていて軽装の観光客もおおい。ここまでなら阿夫利神社から20分ほどで来られるので何にも持たず革靴だって来ることは可能だ。
      12時。神社前の売店にはお客さんでごった返していた。こんな人気の或るところだったのか。其処を素通りしてケーブルカー代金をケチって今度は男坂を下る。急坂の階段は石段が濡れてないのですべる危険は少ないものの下りにくく今までの疲れもあって足がよれよれだ。
      この旅の企画の中心人物のK氏は楽しそうに写真をとりまくり、登山の疲労も心地よさそうで、参道でお土産を買いこみ、大田道灌の墓をめぐって帰ろうという案もK氏の発案、一番充実した一日を送ったようだった。S氏とワタクシはお土産も買わず登山だけの目的を果たしその場を後にした。
      早い時間に渋滞につかまることもなく首都高速を走りぬけ明るいうちに帰宅。ドライバーのK氏を除いて、S氏とワタクシのみビールで今日の疲れを癒す。人の車に乗るときの特権を大いに享受することが出来満足の一日となる。
      大山は近場なので行きやすく、またいつか天気のよい時に登る日も来るだろう。

次の文は共に大山に登ったKY氏の『大山旅行記』です。

  朝、5時ぴったりにSKさんの家に着く。出ていなかったら電話くれと言われていて、ちょうどの時間に降りてきた。KM氏の家まで道は空いていて、5時15分に到着した。KM氏のことだから、本当は4時くらいに飛び出したいところをイライラ待っているのではないかと心配していた。ピンポンを鳴らすと、しばらくして不審そうな声が応えたので、しまった!こんな早朝に家を間違えたと焦る。まさかあの早起きのKM氏が布団の中にぬくもっているなど、想像の範疇になかった。

 5時半に出発。一応、予定通りかなり以前、11月3日に出かけて大渋滞に遭い、次の日まで高速道路の揺れが体に染み付いていたことがあり、それ以来この日に遠出するのは控えている。でも、東関道、首都高と順調に走り、東名もかなりすいすい走ることが出来た。7時20分、海老名SAに駐める。ここで昼食用のおにぎりを買う。ここから20分くらいで大山の登り口まで行くが、この時はよく晴れていた。後で思うと、ピラミッド状の全体像が見えた地点で一枚撮っておけばよかった。山の全体像は、いざ登り始めると見えなくなってしまうのだ。

 7時50分、駐車場に車を入れ、登り始める。渋滞を見込んで、ちょうどロープウェイが動き始める9時くらいに着くかなと思っていた。全く順調にここまで来たので、さすがロープウェイが動き始める9時まで待つことは出来ない。別に待っても良かったのだが、KM氏と一緒ではそれを言い出すことは出来なかった。それで歩き始めた。山は登り始めが勾配もきつく、体も慣れていないので辛いのだ。やはりスリムなSKさんが軽快で、ロープウェイに乗るつもりで油断していた僕が一番のろかった。迷わず女坂を選んだが、大山寺に8時15分着。

 途中、「山寒し心の底や水の月」芭蕉の句碑を見る。が、帰って調べても芭蕉句集にはこの句がない。芭蕉がここを通ったとしても少しも不思議はないのだが。阿夫利神社に8時40分、到着。印西市の同名の神社との関係に興味がある。今年はこうした山の中の寺をよく見る。花園神社を思い出す。あれは良かった。ひたすら登る。予想外に勾配がきつく、10時10分、山頂に着いたが、直前でバテバテとなる。結構早く登ったつもりであるが、いざ今計算してみると、全く地図のコースタイム通りであり、これが年齢なんだなと思った。

 残念ながら、霧のため展望はなし。おにぎりはうまかった。ただし、さすがにじっとしていると汗もあり寒い。少し晴れ間が出てきたので、もうしばらく待とうと言うが、少し待っても晴れなかった。山で思ったことはそのまま格言となるものが多い。「ゆっくりでも歩き続ければそのうち着くさ」とか、あの山頂では晴れていたがあの山では着いたらすぐ曇ってしまった、大嵐だったとか、人生に何らかアナロジーが基本的にあるのだろうと思う。山に登るとやがては下りるものだが、そもそもわが人生に山などあったか、などとも思う。

 下山開始。比較的順調で、11 時半に見晴台に着く。ここまではハイカーがやって来る。このルートから頂上に登るのはきつそうだった。帰りは男坂を歩いて下る。大山は豆腐が有名とのことで、そうした店が多い。13時に駐車場。13時半、大田道潅の墓に寄る。宝井其角の墓も近くにあり、どうせなら見てくれば良かったと後で思った。

 帰りもきわめて順調で、こうした時間帯で動けば東名高速は混まずに往復できるのだと発見した。これから丹沢、富士山周辺を歩いてみようと思った。 (by KY)