富山(とみさん)
-南総里見八犬伝の故郷-
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富士山の姿を望む |
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伊豆大島と館山 |
右下に佐久間ダム |
八犬伝伝説が息づく |
2月5日(日) 快晴 4時にコタツで目覚めてもう一眠りと思い寝床の中へ移動。起きたらもう7時半だった。遠くには行けないだろうと思って半分あきらめムードでしばらく布団の中で考えていたが、やはり半日で地図なしに行って帰れる富山なら大丈夫だと思い、眠っている相棒の許可をとって(これは重要な手続きです)ようやく7時50分に出発。この時間ならなんとか渋滞する前に館山道を通り抜け9時20分ころ富山町着。すでに先客が5台くらい止まっていてその中の一台は今ついたばかりなのか7、8人くらいの中高年パーティのハイカーが準備に忙しい。こっちもザックを背負い、昨日買った半額いなりずしと30%引きおにぎりを持っていざ出発。のんびり前を行くグループを追って歩き出した。一人旅だけれども前を行く人を見てると一人の気がしなくなる。
福満寺から急な登り道となる。遠くにすでに富士山が見えているのだが山の中に入るとしばらくは樹林帯を行くので視界がない。途中の展望台に着くと富士山がまた見える。今日は昨日よりも好天だ。南峰に行ったことがなかったので今日はじめて登ってみた。荒れた観音堂があったもののあまりめぼしいものはなく展望も利かない。さらに北峰へは一息で到着。頂上の展望台からは抜群の大展望が広がる。富士山はもちろん、鋸山、東京湾アクアライン、鹿野山、丹沢山塊、三浦半島、長く伸びる伊豆半島には天城山塊が高くそびえている。更に海を隔てた向こうには伊豆大島が見える。千葉県側の海岸線をたどれば館山が見える。惜しいことにだんだん時間がたち富士山も雲で覆われつつある。早起きして早朝に着けばもっとクリアな視界が広がるはず。次回は暗いうちに出発したほうが良いかもしれない。
展望台は大混雑。次から次へと入れ替わり立ちかわりハイカーが登ってきて人の絶えることがない。大展望にみんな驚きの声を上げる。じつはこのワタクシは昼食のおにぎりをかじりながら30分近く展望台に登っていた。大体多くの人は5分くらいいれば降りていくので早くすかないかななどと思うのだが人数はいっこうに減らない。それでも誰もいなくなる一瞬があって記念撮影。新潟から来た人に伊豆大島を教えてもらったがこっちが地元千葉から来たといったら、地元なんだから逆に教えてもらいたいわ、とお叱りを受けた。千葉と言っても広いですから何でも知っているわけではありませんので悪しからず。そのうちいつもながら超団体が到着し、この前の瑞垣山のときみたいに『2班到着!』と言う声が聞こえ始めた。しばらくして大勢が展望台に登ってくると、中心になっている人から『2班の人、説明しますから集まってください。」という指令が下り、総勢十数人が説明に聞き入った。こっちは関係ないとはいえ一緒に展望台にいるのでその説明に耳を傾けさせていただき大いに参考にさせてもらった。ただ伊予ヶ岳がここから見えるようなことを言っていたがそれは間違いです。木々が邪魔して展望台からは見えません。この前来たときは夕方のせいもあって誰もいなかったのに、今日の昼時は頂上の広場にランチタイムの人々が陣取っていてベンチがふさがれているのはもちろん、じかに座って盛り上がっているパーティも多い。9割以上が中高年。今まで働き蜂だった人たちが定年退職してどっとレジャーに押し寄せたのだろうか。
一応許しはもらってきたもののやはり早く帰って夕食の準備くらいしないとマズイ、という常識(恐怖カン?)が働いたせいか、おにぎりを立ち食いで食べてどんどん走るように下る。途中でこの前行かなかった伏姫籠穴に立ち寄り、入り口から歩いて約10分の登りで籠穴に着く。穴の前にゲートがあり鍵がかかっていてそれ以上行けず中は見られない。駐車場に観光バス、更にもう一台のバスがやってきた。もうお昼の12時。館山に向かう国道127号線くだりは渋滞だが上りはまだすいていてあまり止まることなく帰宅。1時50分。一人で出かけた罪滅ぼしのため、その後買い物に行って夕食のカレーを作る。
我が家からは半日で行ける便利なところ。コースは安全で展望は抜群、晴れたときにぜひもう一度みんなで行ってみたい。