筑波山

筑波嶺に 雪かも降らる いなをかも 愛しき子ろが 布乾さるかも  3351

神郡街道から眺める筑波山


平沢官衙遺跡から宝鏡山を望む

筑波山神社に到着
9時15分

御幸ヶ原から加波山を望む

男体山頂上の祠
11時25分

御幸ヶ原から男体山
を望む

女体山頂上から男体山を望む

女体山頂上は観光客でいっぱい

神郡街道から眺める筑波山全景

        2月11日(土) 一年ぶりの筑波山。時のたつのは速い。今日は建国記念日で国の祝日らしいが振り替え休日もないのでただの土曜日にすぎない。5時40分ころ起床。靴下、Gパンとジャンバーを全部着たまま寝ているので着替える手間が省けるためあっという間に準備し終えて6時に出発。もうすでに夜は明けかかっている。最近、以前に登ったところばかりなのでたまには別のところに行こうと思い、埼玉の丸山に行く予定だったのに外環道を走っていると関越道川越インタまで17キロ渋滞、さらに大泉ジャンクションですでに1キロの渋滞という事故渋滞情報がありどうしようか迷う。ちょうど行く方向だし、このまま進めばかなりの時間の無駄になる、と迷っているうちに東北道分岐を過ぎた。もうそろそろ判断しなくてはと思い、思い切って今日は中止、外環浦和インタを出てしまった。降りたらすぐまた浦和から入りなおし帰路を急ぐが、どこか行くところないかな、などと思っているうちに常磐道分岐をすぎて三郷南インタにむかう。結局三郷南インタを出てまた入りなおしやっと常磐道に戻れた。一人旅だから良いけれども集団旅行だったら非難ごうごうだろう。家に戻っても無駄に過ごすだけだろうし、居場所もないのでここは予定を変更して筑波山を目指すことにした。道をはっきり覚えてないけれどもどうにでもなれ、という半ば自棄気味のドライブ気分で矢田部インタを出た。この前来た時こんなところ通ったっけなあ?などと思いながら車を走らせるが自信がなくなり地図を見たら筑波山に近いのは土浦北インタだったことがわかる。でもどうにもならないので一般道を筑波山の標識通りに運転を進めるとようやくこの前の平沢官衙遺跡の駐車場に着いた。ずいぶん遠回りしてきたけれども無事着いたからよしとしよう。7時50分いざ筑波山頂を目指して出発だ。寄り道をすることはなく神郡街道をどんどん歩く。壮大なな筑波山全景を眺めるにはこの街道を歩いていかなければならない。車で筑波山神社に登ってしまったらこの景色に出会うことはない。水田地帯を過ぎると急坂が始まる。でも体は快調で多少疲れたときに筑波山神社に到着。約一時間20分かかったことになる。
       筑波山神社は休日の晴天で大盛況。ここから登るハイカーもかなり多くもちろんケーブルカーで登る人も今日は多そうだ。2時から豆まきがあるらしいけれどそれまでに戻れるだろうか。とにかくケーブルカーを横目で見ながら登山道に入る。ほんの小さな子からご老人まで登山を楽しんでいる。朝のアンドーナツ一個ではとても体力がもちそうになく途中でガス欠気味となって石に腰掛けてチョコレートパンを食べる。しばらくしてようやく頂上の御幸ヶ原だ。広い平坦な場所に何軒もお食事どころが並んでいる。まずは男体山に登ってみた。下界のはるか遠くに平沢官衛遺跡が見える。あんなに遠くから歩いて登って来たのかと思うと感無量。次に御幸ヶ原で今日はカレーを昼食に食べた。あせって口に入れたため店の準備時間を含めても15分くらいだったに違いない。山頂価格のせいで800円はちょっと値段が高いかもしれないが、お出かけのときにはめったに店で昼食を食べることはないので今日は例外中の例外。ザックの中の3個の期限切れ半額菓子パンを食べる気がしなかった。そのぶんカレーはおいしかった。店ではちょうどNHKの「お笑い笑百科」を放送中だったが見ている暇もなく店を出て女体山へ。女体山頂も大混雑。団体様ご一行のあとに到着したので自分のいる場所を見つけるのも大変だ。中高年の登山者は年間1200万人もいて登山ブームが続いているとか。団体で来るのはたいてい定年退職した人が多いようだがはたしてワタクシは無事に定年を迎えられるのだろうか不安もある。性格からして団体の山登りにはむいていないしやりたくもないので退職したら読書三昧にひたるのが良いかもしれない。それまでせいぜい楽しんでおくことにしよう。山頂記念に山頂道標で記念撮影をしようと思うけれども混雑しているし時間もかかりそうであきらめ、岩の上にカメラを置いて男体山を背景に端のほうで一人で記念撮影。晴れているが今日は少し霞んでいてもうすぐ春という雰囲気が漂っている。
       下山は白雲橋コースを下った。山頂から下り始めはまだ雪が溶けていないところもある。御幸ヶ原コースよりもかなり人は少ないが、奇岩巨岩が連続して表れ飽きることがない。弁慶七戻り付近に弁慶茶屋があってそこが分岐点で筑波山神社側に下る。

白雲橋コース奇岩一覧


ガマ石

大仏岩

北斗岩

裏面大黒岩

出船入船

母の胎内くぐり

高天原

弁慶七戻り

       神社に戻るともうすでに2時半ころだったと思う。豆まきは終わってしまったようだが神社前はまだ人でごった返していた。前の売店で筑波山の天狗まんじゅうを買う。8個入り650円なり。ほとんどのハイカーはここで終わりだけれども、自分ひとりだけ神郡街道を下る。午後になって風が強くなり、結構冷たいので記念撮影も楽じゃない。神郡街道入り口の方まで回ろうと思っていたが帰りはもう疲れてそんな余裕はなくショートカットして4時過ぎにようやく平沢官衛遺跡にもどる。遺跡のむこうにそびえる筑波山の2つの頂上を見上げて今日一日を思い出しながら飲む150円のスポーツドリンクで生き返った。朝どたばたしてそのまま帰宅していたらおそらく何もせずに終わったと思う。少し自棄になって筑波まで足を伸ばしたのは正解だった。帰宅6時。