荒船山

林道から望む荒船山艫(トモ)岩 (2:20撮影)

12:45  荒船山艫岩から望む浅間山の大展望(帰りに撮影)

9:30 内山峠付近からの
妙義山

10:30 登山道から望む
荒船山最高峰の行塚山

12:00 行塚山の狭い頂上 
樹林のため展望なし

12:45 艫岩から浅間山を
背景に記念撮影

艫岩、行塚山、星尾峠をへて兜岩山、荒船不動尊を回るはずだったが・・・
     10月21日、5時50分に起床してため息をつく。昨夜たてた予定では5時にはもう内山峠にいるはずだったのに、いまだに家にいるとは・・・行く価値はあるだろうか迷う。それでも少しずつ準備して、とは言っても水を準備しただけなのですが、とにかく出発すれば行く気にもなるだろうと思い体を動かす。例によってガソリンをいれ、コンビニで昼食を買って出発だ。6時20分。甘楽PA8:30、内山峠の駐車場へは土砂崩れのため途中で通行止めとなり、神津牧場への分岐の路上に車を止める。車多し。9:30。土砂崩れの工事中の現場を見ながら内山峠まで歩く。何とかなるだろう、と思いながら立ち入り禁止のロープをまたいで登山道に入った。
     しばらく進むと登山道が土砂崩れで流されていて跡形もなくなっていたところに出くわした。つたのつるのようなものが上からたれているので、これを使って登れということだろうと思い、道なき道をよじ登る。この蔓、大丈夫かなと不安一杯だ。何とか20mくらいよじ登って再び登山道に出会うことが出来たが、本当にこの道一般道なのだろうか。あまりに危険なのでは?登った以上進むしかないが、降りるときまたここ通るのやだな、と思いながら先を進んだ。更にしばらく行くと、またまた登山道がほとんど崩れていているところに到着。ぬかっているし、落ちれば這い上がれないだろう。それでも何とか乗り越えたが手は真っ黒だ。再びくだりのことが頭に浮かんで億劫になる。
     上りにくいところも幾つか在ったが艫岩頂上近くになると平らになり、快適に歩くことが出来る。11時艫岩到着、驚くほどの大展望。一歩足を滑らせれば奈落の底だが、展望は折り紙つきで雄大な浅間山が大きくそびえている。左にとおく北アルプスの山々がすでに白い雪をかぶっているのが見える。こんなにいい日はめったにないだろう。グレープフルーツジュースを飲んで水分補給、これが止められないんだよなあ。艫岩には休憩所とトイレもある。
     行塚山までは水平の明るい尾根道を歩いていく。周りの木々がなければ展望が広がるはずだが、でも木のおかげで安心して歩ける快適な道で、星尾峠分岐から少し登ってようやく行塚山頂上。狭い頂上は団体さんが占領していて落ち着かない。無理してサンドイッチをほおばったけれども長居せずに降りてきた。途中の分岐点でも団体さんがお弁当を広げていた。ほとんど誰も休んでいない開放的な尾根道で休憩するのが一番楽しそうなのに、なんでみんな狭いところで休憩したがるのだろうか。帰りは混むから早く帰ろうと思って12時35分再び艫岩着。相変わらず大人気の艫岩には朝より人が多く大展望にまた感動した。
     のぼりのとき苦労した数箇所の不安な下りを考えながら、峠は2時かな、と思いつついそいそと艫岩を下り始めた。難所その1を手を真っ黒にしてトラバース。後から来た方が迷っていたが「やはり巻き道にしよう」と言うので、やや上を眺めるとなんと巻き道があるではないか。何も落ちるかどうかの危険に身を任せずとも、安全な巻き道がちゃんとあったのだ。馬車馬みたいに前しか見てないからこんなことになる。さらに下って第二の難所。そこも手前右に巻き道が作られていて確かに急だけれどもロープがかかっている。登るときはぜんぜん気付かなかった。どうりでこんな危ないところをみんな登ってこられるわけだ。自分の視野の狭さをあらためて思い知った。
     内山峠2時。今日はそこに車があるわけではなく分岐点まで歩いて2時10分過ぎだったと思う。2時20分にでて渋滞のため4時間の道のり、途中で買った下仁田ネギをお土産にして帰宅した。いわば出かけさせてくれたお詫びのようなものだ。早速鍋料理に利用したのはいうまでもない。
     艫岩、行塚山、星尾峠をへて兜岩山、荒船不動尊を回るはずだったが寝坊のためかなわず、少し残念でもあるが、またチャンスがあれば兜岩山に登ることもあるだろう。明日の仕事が残っているのであせって帰宅したものの結局仕事の準備など一切することはなかった。たぶん家にいても何もしなかっただろうから、出かけただけ得したと思うことにしたい。