毛無山
−天子山塊最高峰−
雨ヶ岳(と思われる)。全体を毛無山と言うのだろう。素人の推測です。臨時駐車場から歩いて登山口に向かう所で撮影。 |
高度差一千mを登るのは辛いが、天候が 許せば富士山は絶景のはずだ。 |
朝霧高原からの富士山 かすかに見えるはず・・・ |
正面に金山 右に降りた所が地蔵峠。登山口へ直進。 |
7:13毛無山登山口 ここに駐車すると500円かかる |
8:08不動の滝 ベンチあり 辛い直登の憩いのひと時 |
10:56富士山は殆ど雲隠れ状態 富士山見晴台にて |
11:25毛無山頂上到着 富士山は完璧に雲の中 |
地蔵峠からの富士山 こんな写真しか・・がっかり |
金鉱石を焼いた窯跡 ここはかつて麓金山だった |
| 朝霧高原の毛無山は天子山塊の最高峰で直登コースは急登が続き、登って辛い山である。 9月22日(土) おとといは雲ひとつない晴天だった。その晴天も土曜までらしく、三連休で登山のチャンスはこの日だけだと思い、朝になってドタバタと準備して家をでた。3時50分。昨日は12時近くになって就寝、3時に目覚めたらまだみんな起きていた。3半頃にまた起きたが睡眠不足は否めない。談合坂5時20分ほぼ満車状態。 毛無山は朝霧高原から登る。登山口まで行かず、途中の臨時駐車場にて止めて登山口まで歩く。今日の計画は毛無山に登り、大見岳、高デッキ、雨ヶ岳をへて下山する周回コース、などと勇んで登り始めたものの、最初の不動の滝に着かないうちに、もうそのコースは自分の体力では無理だと感じ始めた。なにしろこの直登コースは朝霧高原から毛無山頂上まで高度差1000mのかなりの急坂で、最初のうちはロープの回数を数えていたが途中からもうそれどころではなくなり、頂上に着くだけで十分だという気がしてきた。。「山の嵐作戦」はうまく行かないと思い、「山のムカデ作戦」に変更、さらにそれもうまくいかないとわかると「山のカタツムリ作戦」に変更。朦朧としながらも頂上を目指す。こんなに必死で登ってきたのにまだ3合目とか、4合目とかの標識を見て、ここから先の苦労を思うとため息だ。もっと体を鍛えておけばいいのだろうけれど、仕事の疲れと体力は反比例こそしてもなかなか両立しない。8合目と9合目の間にある富士山見晴台での展望もイマイチだし、今日はここで帰ろうかという気にもなってくる。「ここまで来た以上、登ってください」という下山者の一言で勇気付けられ、ようやく稜線に達した。そこからは大きな登りはなく、とうとう頂上に至る。見晴台では青空もあったのに頂上はまったくの灰色の空、本当の空が見たいという千恵子の気持ちもわからなくはない。ジュース2本ととりんご、アンパンという昼食メニューはいつもとさして変わらない。隣のコンロでご飯を作っている人たちに背を向けて一人楽しくりんごをかじった。家でりんごを丸ごと一つ食べることはまずありえない。これって我が家では贅沢の部類にはいるから、まさに極楽だ。 せめて地蔵峠経由で帰ればもう一つの周回コースとなる、と思って出発。後から来た人一人に抜かれたが後は誰とも会わず峠に到着。また少し晴れて青空が覗き、富士山も頭の部分だけ見えている。今日はこういう天気なのだから仕方ないか。更に10分歩くと麓方面への下山路がある。ロープの道は狭いし急坂だしガレていて疲れた脚には歩きにくい。名もない滝のところにやってくると其処は絶好の休憩所だ。冷たい水に浸したタオルが日焼けした顔に気持ちがいい。渓流を左右に行き来しながら下っていくのも楽しいし、休憩する場所には事欠かない。地図では地蔵峠から70分とあるが、与太郎になってしまっているワタクシとしてはその時間を過ぎてもいっこうに着く気配がなく、このコースでいいのかなどと心配もでてきたが、後から健脚の人があらわれ、さらに川辺で休んでいると登りのときに一緒だったご夫妻も下山してきた。「このコース、くだりも長いですよね。」と疲れきって苦笑いしながら言う気持ちもわかる。脚もよろけていたような・・・。 臨時駐車場まで歩いたので、登山口に車を置いた人より往復40分余計に歩くことになったが、舗装道だしその部分の疲れはそれほどでもない。ただ山道は思っていたよりは上り下りが辛く、いまさらながら体力のなさを痛感した。もっと展望の利く日なら富士山が雄大にそびえていたはずで自分もそういう写真を撮りたいと思って登ってみたのだが、休日で晴天で、かつ家の仕事もない日の確率は低いだろうから、今日は頂上に登り地蔵峠を一周できただけでも幸運だったと思う。帰宅7時半。 ※「山の嵐作戦」=ほとんど休まず一挙に高度を稼ぎ頂上を目指す作戦。体によくないとされる。 ※「山のムカデ作戦」=空元気を出すため口で数えながら百歩歩いて小休止、を繰り返す作戦。 ※「山の五十歩百歩作戦」=あそこまで歩いたら写真を撮ろう、とか水を飲もうとか思いながら50歩および100歩を歩く作戦。 ※「山のカタツムリ作戦」=ほとんど歩いているのか休んでいるのかわからない状態で登っていく作戦。ハアハア息をする前に立ち止まり景色を眺める。団体登山には向かない。 |