下総まわたし宿百観音
月寒し 宿取り外す 独り旅 (正岡子規)
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まわたし宿百観音入り口 |
整備された参道の百観音 |
最奥にある観音像 |
百観音前の八坂神社 |
参道にある庚申塔 |
田中酒造で買ったおり酒 |
| 下総まわたし宿の百観音は整備されていて、ちょっとした森林浴気分に浸れる。 1月25日(日)快晴。朝のうちは雲が多いと言う予報だが、次第に快晴となるのだというので訪れてみた。実は今日は館山道を走っている最中、おそらく市原インタを通り越してしばらくしてからラジオに雑音tが・・・でもラジオのせいではなく、エンジンからの雑音だったようだ。スピードを出しているときは他の音にまぎれてしまってあまり気付かなくなってしまう雑音も、館山道を降りて南総の高宕山の高宕第一トンネルに向かう山道ではかなり雑音が気になり、なんとかトンネル前に着いたものの果たしてこれから家まで帰れるのだろうかと不安でしかたがない。何度かエンジンをかけなおしても雑音は消えないので気になって、やはり帰ろうと決心。こんなところで帰れなくなったらますます悲劇だ。そうと決まればあとは帰るだけだ。こんないい天気に帰るなんてと思うけれど、またそのうちに出かけるチャンスもあるというものだ。とにかくエンジンに負担をかけずに時速80キロを守ってなんとか穴川インタまでたどり着き、そこからいつも世話になっている八千代の修理工場まで駆け込んだ。ところが、誰も居ない。何度もチャイムを鳴らしてもでてきてくれない。仕方なくいったん退散して自宅に戻った。家から電話しても出てくれないので、しばらく時間をおこうと思い、それまでどこかに行くことにした。こんなことしてますますエンジン不調になったら大変だが、今まで走ってきたからちょっとくらい大丈夫だと思って、我が家の相棒にも声をかけた。相棒もさすがに心配していたが、みずからの出かけたい気持ちに勝てず、無事馬渡百観音に到着。まずは八坂神社におまいり。その裏から直接百観音に歩いていける。まあ、大して時間のかかるところでもないので10分くらいで見おわってしまう。昔の観音像は風化していて既に姿もはっきりしないものもあるが、なくなったものは新たに作りなおしたようだ。帰りに参道を降りる。 すぐ隣に田中酒造があり、そこでおり酒を買った。あまり日本酒を飲まないけれど、気分でなんとなくおいしそうな気がする。後で聞くと、限定品で数は限られているのだという。なんとなく得した気分になる。造り酒屋があるということは、きれいな水も豊かにあったということなのだろう。だれも訪れてはいない百観音ではあったが、それに高宕山が百観音に変わってしまったけれども、相棒は喜んでいたし、たった一時間の外出でもそれなりに気分転換になった。帰ってから慌てて昼食の準備とあわただしかったのも苦にならない。夜、折酒をコップにほんの5ミリしか注がなかったのに、それでもかなりの度数なのでみんな顔を赤くしていた。酒には弱い家系なのだと思う。 正岡子規は24歳のとき一人旅で成田山参拝のおりにこの馬渡宿に来た。混んでいてうまく宿が取れず、宿場はずれにようやく泊まる事ができたと言う。馬渡に来たときに読んだ歌が上の歌である。百観音の敷地の中に子規の碑が建っている。 夕方、修理工場に行く。コンプレッサーが壊れているのではないかと言われる。即、代車を貸してもらった。後日、見積もりを連絡してもらったが、なんと12万円、ヒエ〜ッ、でも20万キロまでは乗ろうと思うし(いまのところ13万キロ)、修理を決断。いつかは壊れる運命なのだし、この日、壊れてくれたおかげで、これからの遠出も安心できそうだし、今のうちに直しておけという百観音のお告げだったのだと思う。でもやはり12万円はあまりに高いです。 |