雲取山
−日帰り最短コース登り尾根−
![]() |
6:40 小袖乗越に駐車 鴨沢から歩くと30分かかる |
10:00 ブナ坂十字路 雲取山方面(左)に向かう |
10:10 飛龍山を望む ブナ坂の登りは展望抜群 |
10:40 七ツ石山と右後方に見えるのは三頭山だろう |
11:25 ほぼ頂上の奥多摩避難小屋が見えて元気百倍 |
11:45 雲取山頂上道標 計画通り12時前に登れた |
12:00 頂上記念 人気抜群の山で登山者が多い |
12:15 石尾根縦走路 右奥に七ツ石山が見える |
| 四日前に行った七ツ石山だけではどうしても納得できないので今日も雲取山へ出かけてみた。登り尾根コースは雲取山を登る最短コースだが、それでも頂上まで5時間ほどかかる。雲取山は山梨県・埼玉県・東京都の県境にある。 11月7日(土)3時10分起床。昨日の仕事のせいで体調はイマイチの気がする。この前の七ツ石山の筋肉疲労も残っていていったい大丈夫なのかという一抹の不安はあるものの、今日を逃すとまたチャンスは遠のいてしまう。ほかに詳しい計画も立てていないのでこのまま押し切ることにして3時40分出発。さすがにレインボーブリッジを通過するときはまだ暗くこの前みたいに背景に山々が見えて感動することはなかったが、今日も月が見えるから晴れに違いない。途中、石川PAでトイレ休憩。なんとなく微熱があるみたいだが、体調は回復傾向にある(と思い込む)。 小袖乗越まで車で登る。七ツ石山頂上でこの前出合った青年に小袖乗越に登る道を教えてもらったので迷うことは無い。鴨沢バス停まで走らずに橋を渡ったらすぐ右の細い道を登っていく。更にすぐ右折するのだがこれが厄介。軽自動車でもなければ曲がれないほどの急カーブなのでいったん通り過ぎてスペースのあるところでUターンしてその狭い道に入っていく。あとは道なりに走れば自動的に小袖乗越だ。車3台がすでに止まっていた。 4台目の車が来る頃に準備を終えて登り始めたら5分後に自家製の地図を忘れたことに気がついた。市販の地図は持っていたのでこのまま行こうと思ったが、予定時刻も書いてあるから持っていれば便利だと思って引き返したので計10分を無駄にした。いや、無駄でなく、安全を手に入れたと思ったほうがいいのかもしれない。6時45分頃再び出発。 堂所(どうどこ)まで1時間半。この前は何処かもわからず通過してしまったので今日は休憩もしっかり取ながら慎重に歩いていく。女性、というよりは娘3人のパーティに抜かれる。彼女達の足取りは軽快だ。あっという間に去っていく。やはり体重が軽くないと山登りは辛いのでメタボ予備軍から脱することが重要課題だと認識。七ツ石山巻き道分岐までそれほど辛い思いもせず到着した。この前はあまりに辛かったのがうそのようだ。おそらく、七ツ石山に来たときに筋力が鍛えられてそれなりの体ができつつあるのだろう。ふくらはぎの痛みは歩いてここまで来ると何も痛くなくなっていて更に歩けそうだ。訓練は大切なものだと実感した。七ツ石山は登ったので迷わずに巻き道を選ぶ。 巻き道はそれほどのアップダウンは無く、息を整えながらしばらく歩けばブナ坂十字路に到着。広場になっている。ブナ坂は防火帯で歩きやすく展望も登れば登るほど俄然良くなってくる。ヘリポート、奥多摩小屋を過ぎて巻き道を一切使わず生真面目に尾根道をたどっていく。小雲取山への急登をなんとかこなすと雲取山の頂上が大きく見えてきて今までの苦労が報われたような気がしてうれしくなる。あとはのんびり頂上まで散歩がてら歩いていけばいい。頂上に着いていないのに既に登ったような気分に浸ってしまい、何枚も写真を撮って時間をすごしていろんな人に追い抜かれた。頂上は避難小屋から更に100mくらい奥にある。 11時40分頂上着。小春日和の穏やかな天候の土曜日、山に登ってみようという人は多く、頂上では多くの人が昼食中だった。マウンテンバイクで登ってきた人もいる。さて、ワタク氏の昼食はと言えば、昨日買ったアンパン一個とグレープフルーツジュースのみ。周りの人が楽しそうにラーメン食べたり、コーヒー飲んだりしている。夫婦や恋人同士だろうか、楽しくおしゃべりしながらの食事が楽しそうだ。こちらはお一人様の登山なので写真を撮ってアンパンを食べてジュースを飲んでしまうとやることもなくなってしまった。もっとうまいものを持ってくればよかった、これじゃあ非常食が昼食になったようなものだ、と思いつつも、いつもやることは変わらないのは面倒くさがりの性格だからだろう。さっさと食事を終えて下り始めた。 後から来たマウンテンバイクの集団が追い抜いていく。下りは気分がいいだろうけれど、よくもあんなに元気があるものだと感心。事故のないように気をつけてください。ブナ坂十字路まで来て果たしてどうしようかと迷う。でも来るときは巻き道を利用したから、今度はもう一度七ツ石山を登ってみようと思って直進を決意。意外とこの七ツ石山への登り返しは辛い。気を紛らすために歩数を数えながら登っていたが途中で頭が朦朧としてきて数えるのも止めてしまった。上から降りてくる集団は多く、下から登る人はほとんどいない。みんな巻き道をいったのだろうか。それでもなんとか頂上に着いて大休止。水はかなり残っているものの、食べるものはあとはチョコレートパンと食べ残しのパンの切れ端くらいだ。水だけ飲んだ。この前は抜群の天候だったが、今回はこの時間帯になると七ツ石山頂上からの展望は曇っていてぼんやりしている。たまたま上空に雲があり、日がささなかったのかもしれない。遠くの雲取山を眺めていると、しみじみと登ってきたという実感がわいてきた。この前ここで退散したのも今となってはいい思い出だ。そのおかげで、今回登ってみようという気になったのだし、前回が無ければ今回も無かったはずでまたいつかということになっていたと思う。 七ツ石山からのくだりは前回と同じで知っているので安心感がある。すれ違ったお父さんとお子さんの二人ずれはこの時間だと七ツ石小屋にとまるのだろうか。子供はもう登りたくないという様子がありありで、一応がんばれと言う声をかけておいたけれど、無事到着しただろうか。この登り尾根コースは誰でも登れると思われるが、とにかく長いので体力は必要だろう。さらに、下ると男性が登ってきて今日は七ツ石小屋の小屋当番なのだと言う。一緒に話していると、朝の3人娘のパーティも下山してきてやはり足取りは軽く会話は明るい。最初に七ツ石山経由で雲取山に行き、帰りは巻き道を来たのだという。こちらはとは逆ですねと言うと、小屋当番のその男性が言うには、絶対最初に登るべきで、帰りに登るあの坂は辛いから止めたほうがいいらしい。言われてみればそうかも知れないが、もう登ってきてしまったし、辛かったのは事実としても思い出にもなった。 彼女達はその後もペースが変わらず軽快に去っていき、ワタク氏は同じペースで下ろうとしたが、次第にその3人娘の姿は見えなくなった。疲れたときの下りはたとえそれが穏やかな坂であっても長く感じるものだ。何とか下に道が見えてくると気が緩んでしまい更に長く感じる。4時、林道に出た。泣きたい気持ちでゴールイン。確かそんな歌が昔あったような・・・・。4時5分、小袖乗越。例のごとく、奥多摩から帰る車で道は渋滞し、8時半前に帰宅。 歩いているときは疲れたと思うこともあったが、終わってみてそれほどの疲れは感じていない。脚の筋肉痛も前回に比べればまるで無いかのようだ。出会った小屋番の人が、2週間に一回は歩いたほうがいいと言っていた。努力してみます。 |