七ツ石山

12:40 七ツ石山頂上から南方を望む
雲取山をあきらめ、ここでのんびり弁当を食べる


8:02鴨沢バス停横の無料駐車場利用 トイレもある

8:36小袖乗越の駐車スペース 次回はここに止めよう

10:27富士山を望む

11:38大岳山を望む 斜面に昨日の雪が残っている


12:02鷹巣山方面に至る
長い石尾根縦走路

12:15頂上着 七ツ石山の北にある雲取山を望む

12:50七ツ石山頂上から望む、恐らく飛龍山

13:40中腹の紅葉を見ながら下るのどかな一日

    雲取山を目指したのにくじけて七ツ石山で弁当を食べて帰ってきたふがいない一日?

    11月3日(火)文化の日の休日。抜群の天候。レインボーブリッジを通るときにビル群の背後一面に数々の山が見えすぎて、こんなに山に囲まれているのかと唖然とする。昨日の雨のせいか空気中の塵が一掃されて視界がクリアになり、視力が5段階くらい向上したようだ。なんという好天!こんなことならもっと早く出発しておけばよかった・・・。

    奥多摩のさらに奥にある鴨沢は遠い。はじめて行くので本当に駐車できるのか不安だったが、鴨沢にまだ数台とめられる場所が開いていたのでほっとして其処に止めた。少しで遅れはしたものの、雲取山まで行けるのではないかと期待に胸を膨らませながら歩き出す。30分で小袖乗越。車が数台止まっていて、今度来るときはここまで登ってしまおうと思う。

    ずっと樹林の中を登っていく。歩きやすいなだらかな坂だと思う。営林署の人だろうか、電動ノコで木を切って森の手入れをしている。小袖乗越で追い抜かれた3人のパーティのあとをずっとついていくことにした。聞いたところでは雲取山で一泊する予定なのだという。もし雲取まで行ったらワタク氏は帰らなければならないと思うと、ややうらやましくもある。

    堂所がどこなのか気付かないまま通過したらしい。七ツ石山と巻き道の分岐まで来てようやく休憩。そういえば歩き出してから3時間近くほとんど休憩を取らなかったのでさすがに疲れてやや長い休憩となり、アンパンを食べてお湯を飲んだ。後から来た人が雲取山までピストンだと言って張り切って巻き道のほうに登っていくので、ワタク氏もまねして歩き始めたが、昨日までデスクワークばかりで運動してないせいか足取りは重い。軟弱にもブナ坂十字路に行く手前の分岐で七ツ石山に変更した。このまま雲取まで直行しようか、そうすればガイドブックの時間で計算すると、雲取山着は1時20分、でもワタク氏の脚ではだらだら登って2時になるだろう。3時間で下るのは辛い。ライトはあるけれども使いたくない、弁当の時間が無い、等といろいろ考えてしまった。結局、七ツ石山に登って帰ろうという気になり、頂上でのんびり雲取山を見ながら30%引きで買った市販のおにぎり弁当を食べる。もっとおいしいいものを持ってくればよかった。

     雲取山から戻ってきた若者と一緒に雑談。よく奥多摩を歩いていて奥多摩は奥が深くて面白く、雲取も3回目で、この前は台風の翌日に来て、今日は昨日の雨が上がるので天気が良くなると思って来たのだと言う。思ったとおり天候は抜群で、8時に七ツ石山から眺める富士山は雲ひとつ無く、雲取山に向かうブナ尾根は雪で真っ白だったらしい。時間がたっているので、今ではほとんどが溶けてしまっている。ブナ坂の近くまで行ったのなら思い切って登ってしまえばよかったのに、と言われると、なんとなく損したような気がして、やっぱり行くべきだったかなあ、などと少しばかり後悔。自らの軟弱さを心の中で恥じた。

     それでも登り尾根コースは初めてだったし、頂上で展望を楽しみながら弁当をのんびり食べることが出来たのは七ツ石山に登ったおかげだ。雲取まで行ったら写真や弁当どころではなかったかもしれないし、あまりくよくよするのは止めておこう。余裕を持って帰りは3時50分出発。7時半前に帰宅。登ったのは七ツ石山だけで雲取までは行けなかったと嘆いたら、それで十分よ、という我が家の相棒の答えにちょっと救われたものの、それでもやはり心の奥の後悔の念はなかなか消えない。七ツ石山だけをとれば、展望もいいし、それだけで十分登りがいのある山だ。ただ雲取山の途中にあるのでつい比べてしまうからそこで終わってしまったことを考えるとなんとなくむなしさが残ってしまう。今度行くときはもっと早く出発してゆとりを持って、かつ、覚悟を決めて雲取山に向かうべきだろう。このようないい天気の日に登るチャンスはまたあるだろう。