蕎麦粒山・三ツドッケ

三ツドッケ(天目山)から望む蕎麦粒山
右は川苔山だろう(推測です)


7:10 日原の集落
登山道は人家の間を抜ける

8:50 人工の杉林を抜けて
ブナ林の間を登っていく

10:00 一杯水避難小屋
近くに一杯水あり

10:40 三ツドッケ本峰頂上
既に中年おじさん隊がいた

三ツドッケ第一峰の上に大岳山・御前山 最奥は丹沢

三ツドッケからの雲取方面
中央左が雲取山かも??

三ツドッケからの富士山
手前は鷹巣山の稜線

12:20 蕎麦粒山頂上
一杯水まで3.2キロを戻る


    奥多摩の蕎麦粒山は東日原からヨコスズ尾根を登る。標高1473m、三ツドッケは1576m、どちらか一方だけ登ってのんびりするのもありだと思う。

    11月21日(土)雲取山に行ってからちょうど2週間、そろそろ行かないと体がまた元に戻ってしまうと思い、あせって計画をしたので、詳しいことは現地にてという状態であまり自信が無い。とにかく、昔買った雑誌に2万5千分の1の地図が付いていたのでそれを利用させてもらうことにする。時間も書かれているので便利な地図で、歩こうと思えば川苔山から鳩ノ巣駅まで縦走も可能だが、今日はそんなゆとりも無く、ソバツブ山までいければ満足だ。3時40分頃には家を出た。星が見えたので晴れるはずだ。早すぎてコンビニも準備中でお目当てのパンはあと10分くらいしないと入ってこないと言う。しかたなく残ったパンを買う。
    
    日の出インタでもあきるのインタでも、どちらを出てもよいが、慣れているのであきるのインタを出た。まだ暗いので、この前来たときよりもかなり早そうだ。日原へは氷川大橋を越えてすぐに右折し狭い日原街道をどんどん登っていく。バスも通る道だが、登っていくにつれ一台しかと折れない狭い道となる。川苔山の登山口のある川乗橋を超えてさらに日原トンネルを過ぎると日原集落が現れるのだが、こんなところにも人が住んでいるのかと驚きと感動の気持ちがわくいてきた。確か6時45分頃到着。駐車場には一台も止まっていないし、曇り空でとてものんきに歩く気持ちになれず、7時まで車内で寝ていようと思っていると、次に車で来た人が登山の準備を始め鷹ノ巣山のほうに出かけていった。幸い、青空も少しは出てきて弱いながら日差しも出てきたので、出かけてみるかという気持ちになり、ジャスト7時に出発。これ本当に登山口なのと思うような、石垣の上の狭い道(?)を登り、民家の間を抜けていく。雲取山のほうがにぎやかだったな、と一人思いながら誰もいない道を歩いていくのだが、歩くのは遅いからそのうち誰か追い抜いていくだろう。

    人工の杉林の樹林を抜けて本来の山の姿であるブナ林の中を登っていく。杉は寒くなっても緑の葉だけれど、ブナは落葉し登山道は木の葉のじゅうたんとなっていて、どんぐりもたくさん落ちている。あまり多くの木の葉が落ちていると道がどうなっているか見えないので不安もあるが、道自体は間違えることは無い。雲取山の登山道はほとんど危険なところは無かった。ヨコズス尾根の登山道は一方が谷になっているところが長く、道自体は慎重に行けば徳に危険ではないと思うものの、長いのでふとした隙に転落ということになるとも限らない。まして一人だし慎重の上にも慎重に足を運ぶ。この前、小学生が遭難し命を落としたという悲しいニュースがあったけれど、なまじ体力があるばかりに危険が目に入らないということもある。普通のハイキングの山でさえそういう危険はあるから、このコースは小さい子には向かないだろう。

    10時、誰にも抜かれず一杯水避難小屋に到着した。と思ったら、棒杭尾根方面から一人の登山者が現れた。さらに数分後に同じコースを登ってきた中高年団体登山者も到着。のんびり歩いているうちにかなり追いつかれたらしい。みんな、ミツドッケに登るというのでついていったのだが、自分の持っている地図では直登10分となっているのに,長沢背稜を歩いていくので心配になり、ひとりで引き返し再び地図を眺めると、小屋のすぐ後ろに小さくミツドッケの登山口の指示があった。一人で登っていくと三つ目のピークが三ツドッケ本峰だ。10時40分、頂上。すでにさっきの登山者達が上っていて、巻き道から登る道があるのだという。こっちは道を戻ってさらにピークを上り下りしてようやく到着したので、余分な体力を使ってしまった。

    三ツドッケからの展望は抜群で、あまりに多くの山々が見えすぎて果たしてどれがどれだか一瞬わからず混乱したが、これから向かう、近くの蕎麦粒山だけはすぐに確認できた。大岳山も形が独特なのですぐわかる。あとは富士山くらいしかわからず、そこでのんびりすればよかったのだが、やはり蕎麦粒山まで行ってみようと思って、ほんの10分くらい頂上にいただけで、そのあと巻き道を利用して一杯水避難小屋に戻った。11時10分。意外と時間を食ったなと思い、昼食も歩きながら食べて時間を節約し蕎麦粒山を目指す。いったい時間内で行って来て、さらに明るいうちに下れるのだろうかという一抹の不安があり、とにかく早く着いてもどってこようと思い、巻き道を利用し仙元峠は無視して先を急ぐ。追い抜いていった若者が仙元峠から降りてきた。体力のある人はうらやましい。ようやく蕎麦粒山本体を登るものの途中で若者に先を譲らざるを得ない。頂上12時15分。先客5〜6名。グレープフル−ツジュースを飲んで梅おにぎりをぱくつきながら写真撮影。山慣れていないから暗くなって歩くのも嫌だし、12時半に早々と撤収。もっとのんびり頂上で奥多摩の山々を眺めて時間をつぶしたかったという悔いが無いわけでもないが、仕方ない。またしゃにむに棒杭尾根を歩いて一杯水まで3.2キロの道のりを戻ったが、山道はやっぱり疲れる。数人に追い抜かれたてなんとか1時35分に一杯水避難小屋。ほっとしてパンを一切れかじった。

    登ってきたヨコスズ尾根を下る。3時30分東日原着。二週間ぶりの登山はなんとか体がもったというところか。これ以上行かなかったらもっと疲れていたはずだ。やや筋肉痛もあるもののひどいわけではない。ただ、三ツドッケか蕎麦粒山のどちらかにのんびり登って帰ってくるのがオススメかもしれない。歩く距離も適当だろうし、時間的にもだいぶ余裕が出来る。そのぶんを弁当や展望の楽しみにまわすというのも大いにありだと思う。それに夏ならもう少し時間の余裕もあったはずだ。例のごとく中央自動車道は渋滞し、首都高もまったくと言っていいほど動かず、3時45分に早めにでたものの帰宅は8時20分となった。行きは3時間、帰りは4時間半・・・奥多摩に行くのも楽じゃないが、行くだけの魅力はある。