乾徳山

11:40 乾徳山頂上 後ろに黒金山 左奥に国師ヶ岳
右奥は甲武信岳方面(と思われる。推測です。)

     6:40 富士山  中央道初狩パーキングより 三ツ峠山


6:45
 初狩パーキングからの
鶴ヶ鳥屋山

7:45
 前宮神社の横を通り過ぎる
乾徳山登山口へ

9:45
 国師ヶ原から望む乾徳山
右の扇平に登っていく

10:30
 草原の扇平を登る人々
巨岩が点在する

11:30
 乾徳山頂上を望む
長い鎖で岩壁を登る

2:30
 やっと登山道入り口まで下る
登山サークルの学生が記念撮影中
    かつて頂上に登ったとき、周りは真っ白の雲ばかりで視界ゼロだったことを思い出す。今回は快晴という予報なのでもう一度登ってみた。
    5月8日(土)4時起床。コンビニとガソリンスタンドに寄る。「乾徳山」でカーナビの設定ができるわけもなく、仕方なく広瀬湖に設定したのだが、結構手間取ってようやく4時40分出発。途中、初狩パーキングからの富士山がくっきりと姿を見せて美しい。
    登山用の駐車場もあるはずだがもうかれこれ7年前のことなので記憶はあいまいなため大権現の駐車場にとめさせてもらった。そこから登山口まで1キロほど歩く。
    なるべく疲れずに山を登るにはどうすべきかいつも考えてしまう。とにかくまるで平地を歩くように歩幅を小さくしてそれが上り坂だとわからないくらいに登っていけばいいはずだ。疲れたくない一心で抜かれてもどこ吹く風でマイペースを保つのが一番だ。おかげで10人くらいの人抜かれたが抜き返すことは一人としてなかった。銀晶水、錦晶水までペースを崩さず登る。この前よりも人はいない。国師ヶ原へは景色を楽しみながらほぼ水平に歩いていけば乾徳山の姿が見えてきてこの辺は気分よく歩ける。
    扇平への登りはちょっとつらいものがある。たいした坂でもなさそうなのに、すでにエネルギーを消耗しているせいで振り返ってばかりだ。でも振り返ると甲府盆地や富士山その他の山々の広大な風景が背後に広がっていることに気づき登ってきたという実感がわく。扇平まで登りきらないうちにパンとジュースで小休止。もっと休みたいが後ろから家族連れの3人が登ってくるので、こんな小学生(高学年)の女の子にも抜かれるのかと思っていそいそと出発の準備をして歩き始めた。小休止をしない分だけこちらが早く登れているだけで登山口からずっとほぼ一緒のペースで登ってきた。メタボ予備軍のワタク氏としては軽快に登る女の子にそのうち抜かれてしまうだろう。
    国師ヶ原から頂上までは岩峰だ。尾根道をたどっていくのだが、何通りもあるようなのでどこを行ったらいいか不安あり。例によっていくつかの鎖を乗り越え、しばらく我慢して岩場と格闘すればついに頂上が見えてきて、最後の岩場にたどり着く。後からついた人がどうしようか迷っているようだったが、ワタク氏は2回目なので躊躇なく岩場を登る。実は登ってみると意外と足の置き場もあるし鎖を離さなければ誰でも登れる。なにしろ一般コースなのだから普通の人が登れないわけない。
    無事、頂上。あとの二人も登ってきた。頂上には例によって中高年登山隊が昼食中で最近ではどこに登ってもこういう団体が多くて老後のスポーツとしての登山人気のほどが伺える。そのうちあの家族連れも登ってきた。女の子も元気いっぱいで岩登りもなんのそのだ。頂上からは数限りない山々が見えるものの富士山はうっすらと霞んでいる。晩秋や初冬の富士山とは比べられないだろう。そのうち、団体登山者は逆方向の下山路に下山していったが、全員が山頂から消えるのにも時間がかかる。一時山頂は人が少なくなったと思ったらまた多くの人々が次から次へと登ってくるのはさすがに人気抜群の山だ。
    頂上がまた満杯になりかけてきたのでそろそろ下山開始。といってもただ単純に来た道を戻るだけだ。途中で道に迷った。風景が違うのでどうもおかしいなと思ってまたもといた場所に戻ろうとあくせくしていたら、来るときの最初の鎖場の下に出た。鎖場を巻いて下山して違う方向に行ってしまったらしい。おかげで鎖場を通過せずにすんだものの見覚えの場所に出た時にはその鎖場が妙に懐かしく思われた。無理して下って行ったら頓珍漢なほうに行ってしまったろう。この国師ヶ原から頂上までの岩場の道はなんとなくわかりにくいので7年前も不安だった覚えがある。登るときに何度も振り返って確認してきたのにこのざまだ。扇平まで写真を撮ったり、迷って戻ったりして1時間もかかった。そこにはもう人影はなかった。1時40分錦晶水、2時10分銀晶水、2時半登山口、学生たちのワンダーフォーゲル部らしき団体が記念撮影している。楽しそうな雰囲気があふれている。自分の学生時代はこんなに無邪気ではなくてもっといじけていたと思う。挨拶をして通り過ぎた。黒金山は登山口から6時間とあり、今日は時間的にも体力的にも無理だったけれど、大平牧場から登れば何とか戻れるかもしれない。もっと別のコースを降りるべきだったかもしれないが、それも含めて次回に持ち越しとなった。帰宅5時40分。乾徳山の駐車場から2時間40分は、この前の高鈴山からの3時間50分よりも1時間以上早く明るいうちに帰宅した。ゆっくり登ったはずなのに帰ってきてみるとやっぱり疲れてしまった。