谷川岳
西黒尾根

11:50 オキの耳方面から眺めるトマの耳

6:50 谷川岳西黒尾根登山口
白毛門の駐車場から徒歩15分

8:50 樹林帯を越えると岩場
頂上までいくつか鎖場を越える

9:00 西黒尾根から望む白毛門
笠ヶ岳、朝日岳頂上は雲の中

9:15 ラクダの背到着
谷川岳頂上は雲の中

9:20 ラクダの背から望む天神平
右に天神尾根がのびている

9:45 ラクダの背を振り返る
単なる通過点にすぎない

10:20 一枚岩の岩場を越える
鎖はなかった?と思うけれど
・・・

10:30 ざんげ岩から下を見下ろす
中央上は天神平

11:00 谷川岳肩の小屋
天神尾根と合流しほっと一息

11:15 トマの耳頂上
集団登山者でで混雑

11:40 オキの耳から望むトマの耳
ここも人でいっぱいでした

12:05 再びトマの耳にもどり
オキの耳を望む

12:25 肩の小屋から望む
オジカ沢ノ頭と川棚ノ頭

12:30 肩の小屋付近も登山客でにぎわっていた 

13:40 天神尾根からの西黒尾根
背後は白毛門と笠ヶ岳、朝日岳

14:20 天神平ロープウェイ駅
ここは晴天、観光客多し
    西黒尾根から谷川岳に登った。帰り、天神尾根から田尻尾根を下る予定だったのに心の弱さからくじけました。

    8月22日(日)朝、どうか晴れてほしいと思いながら3時10分出発。水上インタを降りてこの前と同じコンビニで冷凍ジュースを買おうとしたら売り切れ状態だったのでがっかりしたが、仕方なく麦茶を買いタオルで巻いてザックに入れておいた。この冷たさがいつまで続くかわからないが、すでに水筒2本は持っているし、さらにあったほうが安心できるというものだ。

    これまたこの前と同じ場所に車を置く。ロープウェイ駐車場は有料なので、そこまでケチることはないと思うものの、歩いて10分ちょっとだろうと思えば足慣らしにはちょうどいい。。確か6時半頃歩き始めたと思う。ロープウェイ駅を通り越す。ロープウェイ始発は7時半だという連絡が放送で流れていた。車道を少し登っていくと子ザルが道路を横切っていたので、周りを見回すと大人の猿も森の中にいるのを発見。のどかで平和なすがすがしい朝だ。更に少し先を行けば水場があって、それを通過すればすぐに西黒尾根登山口がある。見上げると急坂で一瞬登るべきか迷う。あと40分くらい待てばロープウェイも動き出す。でもやはり今日は西黒尾根を登ってみようと思いなおし、なるべく疲れないようにゆっくり「カタツムリ作戦」で登り始めた。

    登るにつれて天気が気になってくる。本当に今日は晴れるだろうか。登る時間が早すぎるのか人もあまり見かけないが、そのうち一人また一人と追い抜かれ、時計を見れば7時半を過ぎていてロープウェイも動き出しているようだし、やっぱりロープウェイにすべきだったなどと弱気になる。数回休憩し2時間くらい登るとついに樹林帯を越えて展望のいい場所にとびだした。これからは岩場になるから用心が必要だ。すぐ後から来た若者も西黒尾根が初めてで一回は登ってみたかったと言うので、今日の予定は?と尋ねると、田尻尾根を下りたいということだった。同じ計画だけれども、彼は身が軽くてすいすいと登っていった。あのペースでついていくのは無理なのでマイペースを保ち再びちんたら登り始めると、ラクダの背に着く。

    厳剛(がんごう)新道合流点に「がれ沢の頭」と書いてある石の道標が立っている。ここがラクダのコルといわれるところで、ちょうど9時半。2時間40分かかったがこの次はマチガ沢からこの新道を登ってみるのもいいかもしれないと思いつつ通過し更に岩場を登っていく。いくつかの鎖も慣れれば楽しいものだ。大きな一枚岩も慎重に超えていく。家から持ってきた氷水も抜群においしい。ただ登るにつれて天候が・・・晴れ間が少なくなりだんだん霧状態になってきていて谷川岳頂上はずっと雲の中で何も見えない。白毛門方面は一応展望があるもののやはり朝日岳頂上は雲に覆われている。この前の日光白根とおなじで、一番高い山の頂上だけは雲に隠れて見えない。展望がないのかなあなどと思うと登っていても気力が失われてくる。天神尾根との合流はまだかなどと思いながら、景色を楽しむほどには霧で見えず、のんびり歩いていると、霧の中に浮かんでくるのは背の高い道標だ。霧の中に見えたり隠れたりしながらだんだんと道標は大きくなってくる。ついにそこの近くで休憩。何も見えない。水を飲みながら道標を見れば頂上まであと150mとある。目を凝らせば頂上がなんとなくうっすらと見えて登れたという感動が沸き起こってきた。

    天神尾根に合流し、ついに頂上。多くの人が晴れ間を待っているところだった。霧は晴れたり晴れなかったりと気まぐれだが、下のほうは日が当たっていて、天候には問題ないようだ。オキの耳には疲れたから行かないと隣にいた人に言ったものの、おにぎりを食べながら休んでいるとやはり行ってみたくなった。オキの耳も人でいっぱいでおばさんハイカーはすごく多いし、小さい子供もいる。幼児もおんぶされてなんとか到着。帰りの肩ノ小屋付近にも人は多く、今日は日曜日だから天神尾根の登山者は途切れることがない。

    天神尾根を下る。多くの人がどんどん登ってくる。頂上をあとにして、小屋付近からもう晴れ一色で、強い日差しを浴びながら下っていく。何度振り返っても頂上は雲がかかっていてそこだけは別世界のようだ。くっきりと頂上が見えたことはほとんどなかった。途中の熊穴沢避難小屋で休もうとしたら中でタバコをすっている人がいてタバコを吸わない者にとってはつらいもので、何人かは外に出てしまった。ワタク氏も多少我慢ながら小屋の中で水を飲んだが、やはり出た。外のほうがずっと気持ちがいい。小屋の中の喫煙はマナー違反だと思う。

    天神平にあと400mくらいのところで田尻尾根の分岐点がある。どうしようか迷ってしばらく地図を見て考える。このときトイレに行きたかったし、ロープウェイの駅でアイスクリームでも食べたいなどと弱気心が生じ、後から来る人たちもみな駅に向かっていくのでちょっと寄り道してから戻ることも出来るだろうなどと思って、みなの後をついていったのは間違いだった。天神平は晴天で、観光客も多い。ロープウェイは気持ちよく動いている。ロープウェイで戻る楽しい人たちの笑顔を見ると、もうトイレを済ませてまた分岐点に戻るという気力はすでに無くなってしまい、10分後にはロープウェイのゴンドラの中にいた。片道1200円。楽に何かしようと思えばそれなりのコストを負担するのは当然だが、必死になって登ってきたことを考えれば片道割引があってもよさそうなものだ。より楽をしている往復切符利用者こそ割増料金が必要なのでは?と思うものの、現実は逆になっているのはおかしいなどと屁理屈を考えてしまう。ワタク氏なら2時間半以上かかるであろう下りも文明の力で10分で下界に到着。自分に厳しくない軟弱さを恥じた。くだりの歩きはまた別の機会に譲ることになった。

    車まで10分くらい車道を下る。3時20分出発。いつものように休日のレジャー渋滞にはまり、休憩を含めて8時20分に帰宅するまで5時間を要した。ロープウェイでの下山を恥じたものの、結果的にはそれでよかったと思いたい。次は巌剛新道から登ってオジカ沢ノ頭や万太郎山にとも考えたが、トーシロウのお一人様の登山なので無理も出来ない。いろいろな行ってみたいところに思いをはせながら一日を終わる。