表筑波@
白 滝 道
しらたきみち

筑波嶺の 新桑繭(にいくわまよ)の 衣(きぬ)はあれど きみがみけしし あやに着欲(きほ)しも (3350)

8:59 夫女之石(ぶじょがいし) 古代この一帯で「かがい」
が行われたという伝承あり 【筑波ふれあいの里】
カメラ finepix F710


6:11 神郡から望む筑波山 冬の夜明けは遅くやっと明るくなる

7:22 蚕影神社 金色姫伝説があり日本養蚕の始めとされる

8:06 六所駐車場付近から女体山・つつじが丘方面を望む

8:20 六所大神宮跡地 「しらたきみち」を歩いてさらに奥へ

8:26 六所の滝 左に道を登るが「宮山」頂上が見つからない

9:08 筑波ふれあいの里を突っ切る 筑波山を望む

9:29 山中にある白瀧神社 更に背後を登る 日本武尊伝説あり 

10:20 この前に来た筑波スカイラインに出ると女体山が大きい

10:26 つつじが丘 登山者はここから登るがワタク氏ギブアップ

11:38 迎場コースを下り筑波山神社へ 山門に謹賀新年の文字

12:06 イワナガヒメ伝説の残る月水石(げっすいせき)神社

12:25 常陸風土記以前に創建されたであろう飯名神社

12:51 りんりんロード「つくば駅」に寄り道 しばし昼食休憩

13:12 八幡古墳 桜川流域で最大級の前方後円墳を補修復元 

13:53 つくば道(旧神郡街道)を帰る 寒風で光も弱く脚も痛い

13:56 市営神郡駐車場に10台くらいの車あり 無料です 4:20帰宅
12月17日(日)
   今日は昔ながらの白滝道を歩いてみようと思う。なんとかつつじヶ丘まで登って更にに体力が続くなら、そして時間が許すなら、筑波山頂上まで登れたらこしたことはない。

   朝4時半前に出発したが途中北風が路上の落ち葉を舞い上げているのを見て気落ちする。こんな寒い北風の日に歩くのもなんだかつらい。でも目的地に行ってみれば何かいいことがあるかもしれないと思い、引き返すこともなく到着。もうすぐ朝だろうとは思うがまだ暗くほんのり山のスカイラインが見えてくる程度だ。神郡駐車場1台駐車あり。その車は霜の降り方から見て昨夜から帰っていないようなので、今日の朝着いたのはワタク氏が一番乗りです。

    やはり寂しいけれども明るくなると車もそれなりに通り始め準備ができれば歩く気持ちになってくる。地図を見ながらゆっくり出発。犬の散歩をする人に道を尋ねながらまずは蚕影(こかげ)神社へ。年季の入った石段を上がると神社がある。金色姫が養蚕を教えたという伝説が残る。

    なんだか道がわからないままたぶんこの方向だろうと進んでいくと六所駐車場と六所大仏のところに出た。「朝早いねえ」と地元の人に声をかけられいい気になってどんどん進めば六所大神宮跡。白滝道がどこから始まるのか知らないがここで六所の滝方向に進むと初めて白く細い棒の「しらたきみち」という道標にお目にかかったのでこの道でよかったと胸をなでおろした。この近くに宮山というやまの頂上があるらしいので探したけれどわからず時間を惜しんでそのまま進む。

     2本の舗装道を横切れば「つくばふれあいの里に飛び出す。その敷地に、かつての「かがい」(歌垣のこと)の伝承が残る「夫女ヶ石」がある。こんなところで歌を詠んだり踊ったりしていたのかなあ、と空想に浸る。9時半。ふれあいの里の人に白滝神社を尋ねると「大した神社じゃないよ、祠も小さいし宮司もいないし・・・」ということだったけれどお礼を言って先を急いだ。

     白滝神社まではさらに白滝道をのぼり次の舗装道を右折すれば入口が見えてくる。一人で後から来た人は車で来て拝んだだけで帰っていった。ワタク氏も帰りたいと思う気持ちもあるが、何とか登り続けて神社と風返峠を結ぶ県道42号線に到着。車が走っているだけで人間界に出たという落ち着きを回復。横切って更に登れば30分弱でなんとか筑波スカイラインに出た。風返峠をめぐって多少遠回りでも車道で来たほうが視界はよいが最短なら距離的にも時間的にも山道直進に限る。

    とうとう、つつじヶ丘に到着。10時26分。北風で寒いとはいえ、新たに来た人たちは皆頂上目指して登っていく。20人以上の集団で来ている人々も多い。ワタク氏はここで半分昼食。その後、登頂はあきらめて迎場コースを下った。あまり厳しくなく傾斜が穏やかな下りとなり、階段も幅広いし、樹林の中なので北風も入り込まない歩きやすいルート。視界がきかなくてもこの落ち着きは何とも言えない。

    筑波山神社から月水石神社、飯名神社をへて、更に寄り道して筑波りんりんロードつくば駅、八幡古墳まで歩いてみた。つくば駅で再び半分昼食の残りを食べながら筑波山を見上げて、果たして頂上まで行くべきだったかを自問する。時間的余裕ができたからゆっくり見てこられたと思って自己満足。

     筑波道に戻り一挙に神郡駐車場へ。1時56分。しらたきみちは自分の力では歩けないのかなどと不安も多かったが迷わず歩けて、というよりも迷ったけれど考えながら歩いてよい経験だったと思う。

    ★上の歌は蚕影神社の解説板にも出ていた歌
 「筑波嶺の新しい桑で育てた繭の糸で作った服もいいけれど、わたしはあなたの服をきてみたい」
    蚕影神社の解説板では「きみがみけしに」となっていたのに、我が家にあるいくつかの本ではみんな「きみがみけしし」となっている。神社の解説が誤っているのだろうか。「みけし」は「あなた様の服」の意。