マタマタについて 

分類   約250種/1 マタマタ Chelus fimbriatus

爬 虫 綱 カ メ 目CHELONIA

曲 頸 亜 目曲頸亜目とは頭を甲羅の横に収めます)  潜 頸 亜 目潜頸亜目とは頭を甲羅に引っ込めます)

Pleurodira                  Cryptodire

ヨコクビガメ科(5属)ヘビクビガメ科(10属)マタマタ属 マタマタ

アマゾン水系   オリノコ水系

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分布

南米東北部 ベネズエラ・ギアナ・ブラジル中部

アマゾン水系・オリノコ水系の沼・川の流れゆるやかな水底にいます。

オリノコ川とその支流は、ベネズエラを中心にコロンビアまで広がる水系です。

アマゾン川とその支流は、ブラジルを中心にボリビア・ペルー・エクアドル・コロンビアに広がる、かなり大きな水系です。

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甲羅構成

甲長  約30〜45cm位まで。

食性  魚食、ときには甲殻類。

寿命  飼育下では、約15年間生きているとの情報です。

捕食  目の前に来た魚等を瞬時に水と一緒に飲み込みます。

産卵  産卵時は陸に上がります。約12〜28個の卵を産むそうです。

甲板ズレはよく見かけますが、成長や飼育の妨げにはなりません。

名前由来

トゥピ語で、(皮膚・ヒダ)の意味があると言われています。

 

頭、首は引っ込みません。横におさまるかたちです。

夜行性で産卵以外は水中で過ごしています。

頭は上から見ると三角形で、長い首も合わせると矢印の様です。

首にはたくさんのヒダがあり、顎の下にはのれんみたいなヒダがある。口は、いつも笑っていて大きく裂けています。

他のカメ達と違い、歯になるような嘴がありません。鼻は細長く、とても軟らかいです。耳のような三角の角は、成長すると小さくなる

個体もいます。エサを水ごと丸呑みにする為、噛み切る事ができません。噛む力は、大きなザリガニの甲羅を潰すくらいです。

甲羅は茶色系が多く、枯葉に似ていると言われます。とてもよく泳ぎます。(水深がある場合)低水温、低気温(25℃以下)に弱いです。

とてもおとなしいカメで、いつも脱皮をしています。

注意事項

甲長が20cm位になると、持ち上げた時に頭で威嚇をするので水槽のフチやライト等にぶつけないようにします。

水温25℃未満は、食べたものが未消化になりやすいです。又、水槽内の気温が低くても体調を崩しやすいです。(消化器官が弱い)

秋から冬場、初春にかけての換水は必ず水槽内水温と換える水の温度を同じ位に合わせてから入れましょう。

複数飼いに適さない個体もいます。

 

 

 

 

 

 

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