マタマタ 事件簿

 

マタマタ危うし!

飼育して最初の冬の事、換水(当時は全換水)を終え綺麗になった水槽を優雅な気分で眺めてました。

室内はストーブにより暖かくその為水槽のガラス面は水温との差で結露がつき、くもっていました。

水槽内が見ずらいのでタオルで拭取り中を見ると・・・いつもとは違うビミョ〜な動きをする、

おっとの姿が。ん?甲羅をかたむけ、こきざみに震えながらロボットのような動きで進もうとしているが進めずにいる。

何かがおかしい。(死ぬかと思った)そうです水温です。当時は水道直入れ全換水。1月の水温12℃以下。

そりゃ〜結露もつきますわ〜。あわてて熱湯を入れましたが、その後1ヶ月位エサは食べませんでした。

経験をして学ぶ、知らないことは命にかかわる事でした。

腹甲に穴が!!

今から9年も前の事です。当時、底砂を3cm位敷いていました。上部フィルターを使用していて換水もさぼっていまし

た。ある日なにげにマタマタを持ち上げお腹を見てみると・・・・な、な、なんと直径1cm位の穴が開いているじゃな

いですか!その部分は軟らかく、ほじってみると深さ2mm位でした。(痛かった)腐りつつあったのです。水深も浅かっ

た為、常に底砂にお腹が擦れていたのです。砂の中には、好気性バクテリアと陰気性バクテリアがいて、こまめな換水を

怠った為に陰気性バクテリアに犯されてしまったと思われます。腐った所を全てかき出しイソジンで消毒し、眼軟膏を付

けて処置しました。今はすっかり良くなっています。早期発見とこまめな換水が大事です。

ザリガニVSマタマタ!!!

大きくて立派なハサミを持つザリガニを水槽に入れてしまいました。あっ、という間に尻尾からマタマタの喉の中!口を

大きく開けてかなり飲み込みずらそうです。ってとんでもなかった。ザリガニが喉の中で両方のハサミを振り上げ挟んで

いるのです。(ハサミとれよなあ〜)マタマタは頭を左右に振り、喉を大きく膨らませ一生懸命吐き出そうとしていますが

出てくるのは水ばかり。20分位格闘していたかもしれません。その間何もできませんでした。出てきたザリガニは顎で

バリバリに潰されていました。ザリガニを与える時は、マタマタのサイズに合わせ必ずハサミを取りましょう。

スジエビが襲う!!!!

たまにスジエビやテナガエビを与えると食べてくれます。でもこの前はたくさんスジエビが捕れたので1本の水槽に

100匹位、入れておきました。次の日いつもどおり食べている思ったのですが、さすがに半分しか食べていませんでし

た。しばらくはエビの数も減らずにいましたが、どうもマタマタの様子がおかしいのです。水槽の側面に腹甲を合わせて

エビを避けるようにくっついているのです。(入れすぎなんだよ)しかも、皮膚とヒダの先が白くなっていました。

エビに病気でもうつされたかと思ったら大間違いでした。夜、そ〜っと水槽を覗いて見るとうわ〜っ!エビがエビが

エビがマタマタにみんなくっついて、上下に動いていました。何をしているかと思ったら、口で皮膚を噛みちぎっていた

のです。も〜ビックリでした。すぐに他のマタマタにエビを少しずつ移し次の朝までに食べてもらいました。

ザリガニも同じ事をします。大量に甲殻類を入れるのはやめたほうがいいですね。

求愛行動?

1匹が手を振っている・・・(さようなら〜)いや違う。それも早くて細かい・・もう1匹の顔の前で・・・。

どこかで見た様な・・そう、ミシシッピーアカミミガメの求愛行動と同じだ!!!

マタマタも同じなのだろうか???その後、結ばれていないようだが・・・・?

爪が折れた!??

水槽の底に何か落ちている。爪だ!!しかも長い、根元から折れたか?マタマタをチェックする。どこも折れていな

い・・・・・。落ちていた爪を手にとって調べてみる。ん・・?裏側が空洞だ。

 

マタマタの爪は脱皮の様に生え代わるのか・・?折れている爪は伸びて復活するのではなく、爪の表皮が剥け変わり

ながら再生されるのかもしれませんね〜。

 

 

 

 

 

 

 

もくじ