ミニカー・プロファイル

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ダイハツ(軽):5

《初代ミゼット》
【TOMICA】

《初代ミゼット》
【TOMICA Lim】

《2nd・ミゼット》
【TOMICA】

《コペン》
【TOMICA】

《ムーヴカスタム》
【TOMICA・初回限定カラー】

以上


《初代ミゼット》

【TOMICA:1/50・ダイキャスト】

 多くの国(アメリカ以外)でモータリゼーションの初期に先ず登場する3輪自動車です。ところで、日本における2大3輪自動車メーカーであるダイハツとマツダが共に関西系の企業であるのが不思議です。
 関西発のこのミゼットは商売の力強い味方として日本全国で高度成長の初期まで大活躍したようです。
 都内の近距離コマーシャル・カーなら現在でもこれで十分。安全性さえ目をつぶれば「省エネ、環境の時代」の今こそ最適な車に見えます。それにしても驚異のトレッドです。

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《初代ミゼット》

【TOMICA Lim:1/50・100万台販売記念】

 ボディ・カラァからしてこれこそ「元祖:ミゼット」です。戦後、日本経済に日が昇るまで日本人とともに頑張った3輪自動車時代の最期を飾った傑作商用車です。
 それにしても、ジャパニメーションのメカ・デザインと相通ずるレトロな流線型が大変格好良いです。TOMICA Limはその雰囲気を見事に再現しています。
 このミゼットは日本の戦争賠償の一環としてタイ王国に設計図が無償提供されたそうです。最期まで日本のために、アジアのために本当にご苦労様です。いわれれば、時々東南アジアの街角を元気に走るミゼットの懐かしい姿をTVで見かけるのはそのせいかも知れません。

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《2nd・ミゼット》

【TOMICA:1/50・ダイキャスト】

 正直に言って、私はこの車はモット都会で愛されると思っていました。しかし、現実は予想とは正反対なようで知らない内にカタログ落ちしたようです。都市向け4輪スクータァと言うコンセプトが受けなかったことが未だに不思議で納得できません。偉そうなことを言っても日本人は意外に合理主義が苦手なようです。
 このデザインとコンセプトなら都会はもとよりリゾートの明るい光も意外に似合うかもしれません。日本で生まれたのが最大の悲劇です。生まれがダイハツ家で無くフィアット家かルノー家なら地中海の海辺やオリーブ畑で愛されたのは確実。

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《コペン》

【TOMICA:1/54・ダイキャスト】

 失礼ながら、このタイプのクルマがダイハツから登場したのには驚きました。今の日本車の故障率だから出来る少し整備性を犠牲にしたデザインが潔くて好きです(ホンダ・ビートとの共通点)。
 今の日本車の中ではオーナーがライフスタイルの嗜好や個性を発揮できる数少ないオーナーが見えるクルマだと思います(トヨタ・ソアラより確実に心はリッチ!)。

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《ムーヴカスタム》

【TOMICA:1/57・初回限定カラー】

 軽の大大名:スズキ城に対して”ガトリング戦法”で戦いを挑むダイハツのバンタイプ軽です。デザインは小型車の残り香が強く漂い軽デザインを強く打ち出すスズキと明確な違いを見せています。
 この戦いではどちらも未だ魅力的なデザインコンセプトを確立出来ていないだけに”軽の魅力”がより増すためにも他社も巻き込み戦線が拡大することを期待します。
 TOMICAのモデリングはご覧の通り及第点を軽くクリアしたフィニッシュです。コレクタァはもちろん実車のオーナーは最低でも3台(自宅と車内の展示用に2台、ミント・ストック用に1台の計3台です。)は購入すべきです。

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