ミニカー・プロファイル

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ロータス・スポーツ:5

《ロータス・エラン》
【KYOSHO】

《ロータス・ヨーロッパ・SPL》
【TOMICA】

《ロータス・ヨーロッパSPL》
【TOMICA Lim】

《ロータス・エスプリ》
【TOMICA】

《ロータス・エリーゼ49》
【maxi car】

以上


《ロータス・エラン》

【KYOSHO:1/43・ダイキャスト】

 ロータス(C・チャップマン)の傑作スポーツカーとして現在も多くのファンを持っています。この名車”エラン”のコンセプトである軽量スポーツは市販ロータスのDNA根幹として現在も受け継がれています。
 今では夢のようなことですが、この”エラン”はF1の設計者&コンストラクターが手がけ、日本以外では庶民がチョット頑張れば買えたスポーツカーなのです。
 最期に一言!”エラン”に街中で出会ったときの正直な感想です。「”エラン”って、こんなに小さいの!!」

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《ロータス・ヨーロッパ・SPL》

【TOMICA:1/59・ダイキャスト】

 天才チャップマンが運転の楽しさを市販ミドシップスポーツカーで追求し、導き出した回答がフェラーリ・ディノとは違うこのロータス・ヨーロッパだと思います。
 妥当な価格のスポーツカーでも操縦性の為にミドエンジンを採用した潔さは脱帽です(天才は何をするか分からない)。しかも、情熱のラテンと対照的に理論派のイギリスらしく総合バランスでクルマの楽しさを追求するコンセプトに脈々と続くイギリス魂の拘りを感じます。
 ※…ヨーロッパが田園や庭園でカーチェイスを繰り広げる映「新・おしゃれ泥棒」(データ【イギリス】:ロータス・スポーツ・関連参照)を紹介しています。

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《ロータス・ヨーロッパSPL》

【TOMICA Lim:1/59・ダイキャスト】

 「ロータス・ヨーロッパ」はチャップマン哲学とロータス・コンセプトの集大成です。しかし、皮肉にも時代は変わり既にこのような既製のコンポーネンツを使ったリーズナブルなスポーツカー市場を支えていた層が消え始めていました。
 この頃から富裕層とともにスポーツカー市場を形成していた若者たちが次第に市場から姿を消しトライアンフ、GMそしてロータスなどに代表されるイギリスが得意とする「楽しむスポーツカー」と「クルマいじり」というイギリス流クルマ趣味の時代は終わりました。
 上記の「TOMICA」とこの「TOMICA Lim」のモデリングの違い如何ですか?両車のディテールを含めた仕上がりの差は値段以上です。

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《ロータス・エスプリ》

【TOMICA:1/60・ダイキャスト】

 コリン・チャップマンはこのエスプリでミドエンジン・ヨーロッパの尖った部分を丸くすることによってミドシップのエランを造ろうと考えたのでしょう。
 しかし、”スポーツカーは馬力が全て”の世の中に変わり、自社製エンジンの点でロータスが他社に比べて劣勢なのは一目瞭然でした。しかも石油危機後、次第にスポーツカーは富裕層の暴力的自己顕示欲のシンボル的存在になり、結果チャップマンの信念である”運転が楽しいリーズナブルな車”の市場が縮小し折りしも登場した名車:フェラーリ308系の登場と不運が重なったモデルとなりました。
 TOMICAのモデリングのサイド・ビュゥはOK。街中では絶対にこの角度から眺める事はないので気づきませんでしたがフロントの造形はこんなに不細工でしたか?
※エスプリが活躍する007:私を愛したスパイを紹介しています(データ【イギリス】ロータス・スポーツ:関連/映画参照)。

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《ロータス・エリーゼ49》

【maxi car:1/43・ダイキャスト】

 ロータス・スピリットを久々に見せてくれた嬉しいクルマです。ロータス・セブンに見られる常識外れな文化がなければ、これだけ思い切って走りに徹したクルマは絶対に造れません。
 しかし、英国のあの天候でもノン・プロテクトなロータス風コックピットは他人事ながらどうしても理解できません。でも、このスタイルはそれを補って余りある魅力を持っています。しかも、コックピットだけでなく素材&構造への挑戦にもロータスの血を感じさせます。
 輝く過去を持ちながら、レトロに走らず伝統と文化を感じさせるエリーゼを作り上げたロータスと英国に益々憧れの気持ちが膨らんでいます。

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