帰省&放浪の旅 2002年 8月13日(火)〜16日(金)
初盆っちゅうことで、今年は盆の週に夏休みを取って(うちの会社は年に5日間、任意の所で休みを取ることになっている)、実家に帰ってきました。ついでに、膝の湯治と避暑目的で北陸・高原地域と、そこらへんの温泉をふらふらしてきました。
地図(削除しました)
8月13日(火)
今日から帰省&旅。とりあえず明日の夕方までに実家に着けばOK。のんびり温泉なんかに入りながら行こう。
とりあえず今日の予定は、平湯温泉&白山スーパー林道。宿は林道の先でテキトーに確保しよう。
出発前に交通情報を確認。中央道八王子〜大月で20キロ渋滞。渋滞を避けるため、数日前に使った道志〜都留ルートで高速へ。塩尻北で降りて、いざ、上高地へ。(平湯に行くには上高地、安房峠を越えなければならない)
お盆休みと言うことで、やはり相当混んでいる。いつもならすいすい行けるのに、バス渋滞とかで結構通過に手間取った。ま、我慢我慢。こんな時期に旅する方が悪いんだ。
安房峠は当然峠道。誰がトンネルに金なんぞ払うか。気分は学生の貧乏旅行。
んで、お昼前に平湯に到着。温泉にゆったりつかった。1時間以上風呂につかっていたなんて初めてじゃないかな。膝の湯治になっただろうか。なるわけないか。
メシはここで食った。そして休憩所で昼寝。うーん、贅沢。
ここで一泊してもよかったのだが、さすがにここからでは明日の移動が大変なので、やめた。
次に目指すは白山スーパー林道。その道中、ふと看板が目に入った。「宇津江四十八滝」?滝か・・・いいな、ということで道草。
この滝、なにげに日本の名水百選に選ばれてる。
実際は48も滝があるわけではなく、十個前後の滝が連続している所だった。一個一個見るにはどんどん登らなければいけない。膝をいたわりながらのハイキングとなった。中には「おおっ!」という滝もあるが、「これをカウントするのか?」というような滝もあった。
最後の滝が「上平滝」なんだが、どう見てもただの水系。最後がこれかぃ!というのと、看板に「ここで終わりです。ご苦労様でした」とそっけなく書いてあるのを見て、カチンときた。道はさらに続いている。「どうせここも○糸の滝みたいに、水をポンプで汲み上げてるんだろうが。暴いてやる」と思い、さらに上流へ。ちょっと行ってみたら、「今公園を造成中です」と言わんばかりのセミオープン地帯。名水百選に選ばれるような所の上流でこんなことしていいのか?と思った。水はどうやら天然らしい。さらに上流から流れてきていた。
感動したのはここのパンフレット。カラー紙(緑)に白黒コピー。しかも誤字訂正の紙がはさまれている。「予算ありませんが頑張ってます」と言わんばかり。うーん、低コスト。これにはかなり好感が持てた。役に立たない大会プログラムに大金をかけるどこぞの協会にも見せてやりたいと思った。
滝を後にしたのは午後の4時。さすがに時間的に厳しいな。明るいうちに林道を越えなければ。で、白山スーパー林道に到着。料金所でパンフをもらった。こちらは非常に手が込んでいる。紙も高い奴だし、フルカラーだし。料金の割高感(3150円)を少しでも緩和しようとする努力なんだろうか、と思った。パンフ一つとってもいろいろ事情を推測できるので結構おもしろい。とりあえず最寄りの駐車場に車を止めて、パンフを確認・・・・・・なんもないな。しゃーない、西側の展望台で夕暮れでも見るか。
しかし世間は甘くはなかった。夕立。しかもかなりの豪雨。景色どころか、目の前の道を確認するのが精一杯。結局、ふつーに雨の山道を通過しただけ。高い通行料金だった。
林道を越えたらすでに7時。やばい、宿が・・・ない。温泉じゃない宿に金払うのもばかばかしいし・・・野宿か?まてよ。ここからなら6,7時間で多分実家に着くな。この際だから帰ってしまうか。ってことで南下。
敦賀の手前で遅い晩飯と親への連絡をすませ、再び運転。最後はいつもの抜け道を使った。小浜〜実家が2時間。家に着いたのは0:45。結局日帰りになってしまった。
8月14日(水)
今日は1日実家でゴロゴロ。
お昼、車を洗った・・・ら、2時間後に夕立。あぁ。
午後、兄貴が嫁さん連れて帰ってきた。ぱっと見、太っていた。あーゆーの幸せ太りって言うんだろうな。
姉も帰ってきた。こちらは以前と全く変わりがない。仕事が忙しくなったらしいが。
とりあえず親族一同集まったところでお墓参り。墓は2週間前に出来たばかりらしい。前の、ブロックを並べただけの墓の方が味があったんだがなぁ。と言うのは不謹慎だろうか。ま、所詮オレは次男なので、この墓に入ることはないでしょう。
親父は墓よりも墓の後ろ側の石段を誇らしげに語っていた。土手が崩れかけていたので、お寺の了解を得た上で、石段を積み上げていた(石代も含めて全部自腹)。ついに公共の場にまで手を出したか・・・。(その他の実績:ガレージ&物置(2階建て)、田圃の入り口、玄関付近の石畳、その他。オレも手伝わされたことが何度もある)
墓から戻って、超ハイペースなご詠歌(全部で15〜20分程度しかかからなかった)。そーゆー家なんです。通夜のロウソクを消したり、葬式直後のご詠歌を途中でやめたりするような家なんだから。
その後は叔父達との麻雀にかり出された。叔父達を機嫌良く帰すため、大金を搾り取られない程度に負けるつもりだった。予定通り、負けた。負け幅は予定よりちょっと大きかった。
さて、明日はどうするか。とりあえず実家にいると無駄にウエイトが増えるので、どっか旅にでよう。
8月15日(木)
朝飯を食って、出発。福崎でお土産を買って、さあ、どこへ行こうか。東海道方面は暑い。中央道ルートは何にもない。奥飛騨ルート(行きルート)は上高地から先で渋滞するしなぁ。よし、北陸ルートだ。んじゃ、どこによるか。能登半島、黒部辺りか。能登半島は昔行ったことがある。黒部峡谷には一回行ってみたいな。(一度行ったときは、災害のため峡谷鉄道が不通だった)よし、黒部にしよう。宿は麓の宇奈月温泉でテキトーに探そう。
で、出発。福崎、加西近辺は混む。一回自宅まで戻っていつもの抜け道を使う方が早かった。しまった。
小浜に着いたところで昼食。その後、看板発見。「瓜割の滝」。そういえば、この道10回以上通っていながら、一度も行ってないな。よし、道草。(ちなみにこのルート、多田寺と多田交差点がある。どうでもいいか(多田寺はもう行った))
ここも実は日本の名水百選に選ばれている。これで百選のうち1/50を制した。全制覇まであと98個。無理じゃ。
ここの滝は本当にしょぼかった。落差2、3メートル。とりあえず水だけ飲んで、さっさと後にした。
敦賀近辺で渋滞に巻き込まれた。抜け道、ということで海岸線へ。そしてドツボにはまった。海水浴渋滞。なんてこったい。
無駄に時間を過ごしたせいで、宇奈月到着が危ぶまれた(元々相当無理のあるスケジュールなんだが)。着く分にはOKなんだが、6時ぐらいに着いておかないと、宿が・・・。ってことで、ここは泣く泣く高速。滑川まで引っ張って、宇奈月へ直行。車をテキトーな場所に止めて、観光案内所へ。看板の文字を見て愕然とした。「本日、全ての旅館は満室!! です。」 げ。
・・・・・・他にも温泉は近場にない(小川温泉があるが、そっちも満室の様子)。
さらに、案内所のおっちゃんに、「峡谷鉄道に乗りたいなら朝の6時から並んだ方がいい」と言われた。ちなみに始発は7時半。相当混むらしい。
さて、どうするか・・・もう温泉に泊まるのは不可能。次の日ベストコンディションにする必要もないので、布団で寝るだけのために金を払うのもバカバカしい。ここで車中泊、行列までして黒部峡谷に行く価値があるかどうか・・・・ちょっと考えた末、車中泊することにした。なんていうか、ここで引き下がったら納得できん。しかし・・・・こんなことなら下道でヘロヘロ来てりゃよかったな。
とりあえず公衆浴場で一風呂浴びて、晩飯と明日の朝飯を黒部市内で調達して、市内をちょっと散策して、宇奈月に戻って、寝た。起床は5時半予定。
8月16日(金)
朝の5時に目が覚めた。ちと寒い。体が冷えてしまっている。市内でタオルケットも確保しておけばよかった。そもそもシュラフを持ってくりゃよかった・・・といっても後の祭り。
ホットコーヒーを求めて駅周辺を歩く。・・・ない。仕方ない、軽くジョギングして体を温めた。(1〜2キロなら膝は平気。今回は500m程度)
んで、行列。首尾良く始発のチケットをゲット。が、ホントは釣鐘温泉に行くつもりだったのだが、昨日の雨で遊歩道が通行止めだとか。しかたない。終点の欅平(けやきだいら)まで行こう。
始発の列車の、しかも一番外側に座れた。非常にラッキー。いやー、絶景絶景。しかし・・・寒い。鳥肌が立ってしまった。
欅平に着いたところで計画を立てる。猿飛峡に行って、名剣温泉入って、飯食って・・・。
で、猿飛峡に向かって歩き出した。途中で通行止め。しかも、トンネルの入り口を板で塞がれているので、いんちき(強行突破)も出来ない。仕方がない。遠回りだが山頂付近の遊歩道を使うか。
ということで山登り。こちらは急斜面の上に歩道が充分整備されていない。峡谷鉄道は満席だったのだが、こちらに来る人は皆無。山頂の展望台に着いた・・・展望台近辺は草ぼーぼー。全然景色が見えんぞ。おまけにその先の道が死んでいる。トリム姿なら行けないこともないが、半袖ハーフパンツでつっこむのは自殺行為。なんだよー、行けないなら行けないってしっかり書いとけよぅ。畜生。
仕方が無いので下山して、温泉へ。名剣温泉は満杯でした。その向こうの祖母谷温泉はさらに徒歩30分。帰りの電車の時刻(着たときに予約する)を考えると、ちと時間的に厳しい。やむを得ず、手前の猿飛山荘の風呂で妥協した。この辺の温泉は、河原に石を並べただけ、といった、より自然に近い環境が持ち味なのだが、この猿飛山荘だけはフツーの露天風呂。ここまで来てこれじゃぁ・・・・ね。当然、客も少ない。おかげでゆったり風呂に入れた。結果オーライ・・・かな?
風呂中に「河川増水」のサイレンが鳴った。じーっと見てたら、本当に少しずつ、水位が上がっていった。もっと鉄砲水みたいなのを期待してたんだけどな。やっぱ危険だからやらないか。そういうのは。
風呂を上がってイワナを食して、河原で昼寝。うーん、極めて贅沢。涼しくて非常に気持ちが良かった。
んで、下山の時刻。帰りは行きと反対側の窓際に座れた。今日は非常に引きが強い。こっちは景色は少なめ。というか、景色よりも冬季歩道(トンネル)に気が行ってしまった。関西電力の人たちは冬はこの歩道(20キロ以上?)を歩いて、黒部のダムに行くんだとか。細くて暗いトンネル。大変だなぁ、とひたすら感心。
下界(宇奈月)は暑かった。人混みもすごいので、さっさと去った。後は帰るだけだ。ルートは、糸魚川〜松本ルート、上越〜菅平越えルートのどっちか。ALL下道なら菅平〜内山峠の方が早いな。(松本ルートは、諏訪近辺で混みそう)ってことで、菅平越え。丸山の自宅横、加々美の自宅横をかすめて、内山峠に入った。
埼玉に入ったところで大雨。スリップ事故を2件目撃。(2件とも走り屋っぽかった)安全運転を心がけ、1時ちょうど、自宅に到着した。
3泊4日(実質は1泊3日)に及ぶ長旅。ふと思ったのは・・・・
学生の頃とやっとることが変わらんな。
おしまい。。
