住宅電気工事センター 出向事例

住工センター取り扱いの出向事例です。

4.コンセント改修例

猫の糞尿により著しく腐食したコンセント部
壁面一体がアンモニア臭と湿気で不快な状態でした。
でも、事故に至らずに良かった。
  3.漏電改修例
  エアコン回路が漏電している(エアコンの電源をコンセント接続するとELB動作)

1.室内外接続電線の皮剥き不良
(外皮剥き取り時に芯線被覆を傷つけた)


2.インバーターエアコンのリアクタトランスの腐食
2.様々な改修例

未だに存在するアンペア回路契約 (50A契約)

幹線はVVR2.0×3 
漏電ブレーカーの設置が無いので、幹線と分電盤を交換し単三-30A契約とした。  
計器一次側へ東京電力の引込線が使われている。

このまま使用して差し支えない。
平行ビニール線で素人工事

VVFケーブルによる適正な配線に改めた。
1.漏電の改修
 テレビ(液晶デジタルTV)にBSアンテナを接続すると漏電ブレーカーが働く。
 アナログ用TVアンテナ端子(壁面)にAC20〜30Vが計測される。
 2Fの回路NFBを切るとELB動作せず。TVアンテナ端子にも電圧無し。
 アンテナ配線への漏電
全ての壁面アンテナ端子に電圧発生を確認(コンセントのN側とTVアンテナ端子間で102V)
TVアンテナ端子にAC20V〜を確認(テスター片側接触のみ) 
コンセント両極とTV端子間(※)は漏電状態(0.00MΩ)
アンテナ分配器(天井内)で切り分ける、2F洋室へのアンテナ配線(5C-2V)がコンセントL極と漏電状態。
※分配器が有るのでTV端子は両側を計測

天井内配線に異常は見られず、壁面内部で釘やステップルがFケーブル(黒側)と同軸の網組を貫通か?
コンセント回路(L)→テレビアンテナ配線(網組)→テレビ内部シールド→BS-ANTシールド(BSはアルミテラス柱に取付)→地絡 と診断

当該建物は築30年以上を経ている。該当する壁面は屋内外共に改修したり釘を打ち付けた事は無い(お客様:談) 恐らくは建築時から漏電していたと考察する。BSアンテナを設置、接続したから判明した。
〔作業時間4H〕