「精密機器用ネジとは・・・
0番ネジ、もしくは
カメラネジとも言います。基本的にM2.6までのネジで頭部の十字穴もしくはすり割り
(マイナスの事)が小さいネジで0番用のドライバーかビットで締めます。小ネジ、タッピンネジ等
いろいろな種類のネジがあり、用途によって使い分ければ使用範囲も広がると思います。
また特にこの中でもM2以下のネジを「マイクロネジ」と呼び、最近のIT関係機器の小型化にともない、
需要がかなりのびているネジです。
頭部の形状は、「ナベ」「皿」「丸皿」(「バインド」「トラス」)等があります。
しかしここで注意が必要なのは、精密機器用ネジの「ナベ」の場合頭部が平らになっているので
「平頭」と間違える方が結構いらっしゃいます。頭部の外周にRがついていればそれは「ナベ」です。
また0番ネジは頭部の形状により「1種」と「3種」にわけられていてます。おおまかには小さい方が「1種」、
大きい方が「3種」です。ただ最近はナベ頭に限り、「2種」というのが存在していて、
これは頭部の外径が「3種」、高さが「1種」に準じている物です。この「1種」「2種」「3種」は
0番ネジの1種ということで「01」2種ということで「02」3種ということで「03」などと
よく表示します。
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