街路樹(クロガネモチ) 害虫駆除・剪定 


写真のところどころにある白い物がカイガラムシです。
 
・直接的な被害としては、吸汁されるため生育に悪影響を及ぼし、多く寄生すると新芽の出方が
 悪くなったり、枝枯れを起こしたりします。この時点でかなりの数のカイガラムシが寄生していました。
・間接的な被害は、すす病を媒介し葉が黒くなり、植物にとって大切な光合成が妨げられ生育が
 悪くなりす。
・美観が損なわれ見た目の被害もあると言っても良いでしょう。



この時点で季節は冬〜春なので、越冬虫を退治する方法として、マシン油乳剤を散布しました。

その後春〜初夏の頃に剪定をし、風通しと日当たりを良くし被害にあった枯れた枝は抜取ました。
この作業の時に、残った死骸と新しく出たカイガラムシをこすり落しました。

剪定作業前                          剪定作業中
     

剪定作業後


カイガラムシを除去するとともに美観も良くなり、風通しや日当たりもできました。
その後この道を通った時には元気な新芽が出ていました。