会話オンリー




 


















ゲーム

「聞いてくれシャーリー、とうとうコードギアスのゲームが出るぞ」
「凄いわルル。モチロン、ルルが主役なのよね?」
「はっはっは、当たり前だ。なんせ反逆のルルーシュだからな!ほら、これ特典のDVD」
「・・・・・・・・・・」
「ん?どうしたシャーリー?」
「え?あ、ううん私にも出番あるかなーって」
「何言ってんだ、あるに」
「あるに決まってるじゃないか!!」
「貴様!」
「スザク君」
「シャーリー大好き人間である僕には、君の出番がないなんて耐えられないよ!」
「あ・・・有難うスザク君」
「貴様、よくも俺とシャーリーの楽しい楽しいお話タイムに現れやがったな」
「ひとりじめはダメだよ、ルルーシュ」
「いいんだよ、俺は主人公なんだから。脇役で一歩足が出ているお前とは違う」
「あっそ。で、なんで出番がないって思ったの?」
「あ、貴様俺の言葉を聞けよ!」
「え?だってヒロインはCCさんでしょ?」
「・・・・・・なんで?」
「だってルルとCCさんって、ちゅーしたって」
「・・・・・・・俺、シャーリーとも本編でちゅーしとらんかったか?」
「なんだって!?」
「きゃっ」
「いきなり大声を出すな、スザク!シャーリーが驚いているだろ?」
「そんなこと問題じゃない!ルルーシュ、君シャーリーとちゅーだなんていつの間に!?」
「ふふん、成田事件のあとだ」
「しかもひょっとして嫌がる彼女に、無理にちゅーを強制!?」
「なんでそーなる!?強制なんかするか!」
「いやいや、それかその事件での心の傷を上手く唆してちゅー?」
「・・・・・・お前が俺のこと、どー思っているかよーく分かった」
「待って、スザク君。ルルには私からちゅーしたの」
「そうだぞ、俺が強制したわけじゃない。本来なら嬉しくて昇天しそうなところだが、あんな事情では
 素直に喜べん」
「なんて羨ましいことを!僕とシャーリーにはそんな甘いシーンはなかったというのに」
「いやあの、スザク君?」
「俺が知らないとでも思っているのか、スザク」
「?なんのこと?」
「俺がコーネリアにぎゃふんと言わされていた頃、お前がシャーリーを押し倒してちゅー寸前までいっ
 たことだ。そんな身震いするほど羨ま・・・・いやいや破廉恥なことを」
「だってあれ事故よ、ルル?私がスザク君の好意を止めようとして」
「なに言ってるんだ、シャーリー!アーサーが阻止してくれなければ危なかったんだぞ?俺には耐えら
 れん!」
「僕も君が僕のこと、どー思っているかよく分かったよ」
「奇遇だな、スザク」
「まったくだね、ルルーシュ」
「ああ・・・・良く分からないけど、ルルとスザク君が相手のこと凄く理解しあっている。羨ましいな
 そういうの」
「大丈夫、僕シャーリーともよーく理解しあいたいから!」
「黙れスザク!シャーリーを貴様の毒牙にはかけさせーーーん!!」
「ひどいわルル。スザク君は良い人なのよ?」
「シャーリー・・・お前は騙されているんだ。こいつが・・俺に対してどういう仕打ちをしてきている
 か」
「?どうしたの、ルル。声がか細く震えているわよ?大丈夫」
「そう、知らないんだ。シャーリーには菩薩モードなのに、俺には鬼畜モードが発動してるなんて」
「?????そうなの?スザク君」
「幻聴だよ。僕は君もルルーシュも大切だからね。でもブリタニア出身なのに、よく仏教の言葉が出て
 来るね。僕ん家神社だったけど」
「くそう、お前本当に稀代のペテン氏だな」
「誉めてもらって嬉しいよ、ルルーシュ。持つべき者は友だね」
「なんだか良く分からなくなってきたけど、元気出してルル?」
「シャーーーーーリーーー!!!」
「きゃあ!!」
「あーーーー!!ずるいよルルーシュ!シャーリーに抱きつくなんて!!って僕も僕も」
「ええい、シャーリーから離れろ!」
「僕は背中から抱きしめているだけじゃん」
「じゃん、じゃない!帰れ!ユフィのところに帰れ!!」
「じゃあルルーシュの背後から抱きしめて良い?」
「・・・・・・・それは止めてください」
「じゃ、シャーリーで癒しをもらうから良いよ」
「それも止めろ」
「あ・・・・あの2人共、ぎゅうぎゅうになって私苦しいんだけど・・・・」
「ほら、シャーリーが迷惑しててかわいそうだろ!離れろ、スザク!」
「いいじゃんか!僕だって癒しが欲しいんだ!」
「ちょ、ちょっと・・・!本当に苦しい・・・」
「君こそ独占欲丸出しでシャーリーがかわいそうだろ、離れろって!」
「ぜぇーーーーーーーったい離れーーーーーん!!」


「?なにやってんだろ、ルルーシュ達は?」
「・・・・・あまり関わらない方が良いわよ、リヴァル」
「そりゃ分かってるけどさ・・・カレン。つか・・・あれ抱擁というよりは・・・」
「ええ、まるでおしくらまんじゅうね」
「どうしよう、止めた方がいいのかな?」
「リヴァルに止められるとは思えないわ。シャーリーには悪いけど、ほおっておきましょう」

       

「ところでごく初期の頃に話題になったゲームがスルーだね」
「ああ、この管理人は買わないそうだからな」


★あいかわらずシャーリー馬鹿のルルーシュ・スザクと私。やだ部屋とYシャツと私みたい(馬鹿か)や  っぱりルルシャリ大好きです。たとえ・・・・・CCがヒロインだとしても。 戻る