Chicago
Part.2
Chicago X (1976)
1 ONCE OR TWICE
2 YOU ARE ON MY MIND
3 SKIN TIGHT
4 IF YOU LEAVE ME NOW
5 TOGETHER AGAIN
6 ANOTHER RAINY DAY IN NEW YORK CITY
7 MAMA MAMA
8 SCRAPBOOK
9 GENTLY I'LL WAKE YOU
10 YOU GET IT UP
11 HOPE FOR LOVE
BONUS SELECTIONS:
12 I'D RATHER BE RICH (Original Version/Rehearsal)
13 YOUR LOVE'S AN ATTITUDE
区切りとなる10作目(邦題:カリブの旋風)。 本作からシングル・カットされた"IF YOU LEAVE ME NOW"(愛ある別れ)が、シカゴ初の初の全米No.1を獲得、グラミー賞のベスト・ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞も受賞し、良くも悪くもシカゴ=バラードのイメージを与えることとなった作品。全米チャートは3位を記録し、「Chicago V」から続いた1位の記録は、5作連続でストップしています。 ライノから発売されたリマスター盤には、ボーナス・トラックとして、未発表バージョンが1曲(後に「Chicago XIV」で収録)と未発表曲が1曲収録されています。 |
Chicago XI (1977)
1 MISSISSIPPI DELTA CITY BLUES
2 BABY, WHAT A BIG SURPRISE
3 TILL THE END OF TIME
4 POLICEMAN
5 TAKE ME BACK TO CHICAGO
6 VOTE FOR ME
7 TAKIN' IT ON UPTOWN
8 THIS TIME
9 THE INNER STRUGGLES OF A MAN
10 PRELUDE (LITTLE ONE)
11 LITTLE ONE
BONUS SELECTIONS:
12 WISH I COULD FLY (Rehearsal)
13 PARIS (Rehearsal)
テリー・キャスが参加した最後の作品となった11作目。 最初にシングル・カットされた曲は"BABY, WHAT A BIG SURPRISE"(朝もやの二人)で、前作からの路線を継承した感じの作品です。全米チャートは6位を記録。 本作リリース後、これまで順風満帆だったバンドにトラブルが相次ぐことになります。11月には金銭面のもつれから、プロデューサーのジェイムズ・ウィリアム・ガルシオと喧嘩別れをし、翌年1月、テリー・キャスが拳銃暴発事故により他界します。 ライノから発売されたリマスター盤には、ボーナス・トラックとして、未発表曲が2曲収録されています。 |
HOT STREETS (1978)
1 ALIVE AGAIN
2 THE GREATEST LOVE ON EARTH
3 LITTLE MISS LOVIN'
4 HOT STREETS
5 TAKE A CHANCE
6 GONE LONG GONE
7 AIN'T IT TIME
8 LOVE WAS NEW
9 NO TELL LOVER
10 SHOW ME THE WAY
BONUS SELECTIONS:
11 LOVE WAS NEW (Alternate Vocal)
テリー・キャスの後任としてダニー・デイカス(guitar, vocals)が加わってリリースした12作目。 ローマ数字のタイトルを止め、プロデューサーにフィル・ラモーンを迎えるという、バンドのこのアルバムに賭ける意気込みが感じられます。ジャケットもメンバーの写真を使い、バンドが明るく復活したイメージを伝えているようです。内容は、当時流行していたフュージョン、ディスコ色の強い作品となっています。全米チャートは12位を記録。 ライノから発売されたリマスター盤には、ボーナス・トラックとして、未発表バージョンが1曲収録されています。 |
Chicago 13 (1979)
1 STREET PLAYER
2 MAMA TAKE
3 MUST HAVE BEEN CRAZY
4 WINDOW DREAMIN'
5 PARADISE ALLEY
6 ALOHA MAMA
7 RERUNS
8 LOSER WITH A BROKEN HEART
9 LIFE IS WHAT IT IS
10 RUN AWAY
BONUS SELECTIONS:
11 CLOSER TO YOU
12 STREET PLAYER (Dance Mix)
前作同様、フィル・ラモーンとの共同プロデュースによる13作目。 シカゴのディスコ・アルバムとでも言うべき作品。アイルト・モレイヤ(percussion)、メイナード・ファーガスン(trumpet)等をゲスト・プレイヤーに迎え、躍動感に溢れたものとなっています。全米チャートは21位。 本作リリース後、ダニー・デイカスが解雇されます。 ライノから発売されたリマスター盤には、ボーナス・トラックとして、アルバム未収録のシングル曲1曲とDance Mix1曲が収録されています。 |
Chicago XIV (1980)
1 MANIPULATION
2 UPON ARRIVAL
3 SONG FOR YOU
4 WHERE DID THE LOVIN' GO
5 BIRTHDAY BOY
6 HOLD ON
7 OVERNIGHT CAFE
8 THUNDER AND LIGHTNING
9 I'D RATHER BE RICH
10 THE AMERICAN DREAM
BONUS SELECTIONS:
11 DOIN' BUSINESS
12 LIVE IT UP
13 SOLDIER OF FORTUNE
トム・ダウドを新たにプロデューサーに迎えリリースした14作目。 ダニー・デイカスの代わりに、サポートメンバーとしてクリス・ピニック(guitar)が参加しています。バンドの不遇期の作品ですが、内容は水準以上で、当時のバンドの状態を表すように、ピーター・セテラが前面に立った作品となっています。全米チャートは71位という不本意な記録に終わります。 本作リリース後、バンドは、ラウヂール・ヂ・オリヴェイラを解雇し、自由な活動を行うためコロムビアを離れ、フル・ムーンへ移籍することになります。 ライノから発売されたリマスター盤には、ボーナストラックとして、未発表曲3曲(1曲は後に「Group Portrait」で収録)が収録されています。 |
Chicago Greatest Hits, VOL.II (1981)
1 BABY, WHAT A BIG SURPRISE
2 DIALOGUE (PART II)
3 NO TELL LOVER
4 ALIVE AGAIN
5 OLD DAYS
6 IF YOU LEAVE ME NOW
7 QUESTIONS 67 AND 68
8 HAPPY MAN
9 GONE LONG GONE
10 TAKE ME BACK TO CHICAGO
コロムビア・レーベルから最後の公式リリースとなったベスト盤第2弾となる15作目。 「Chicago X」以降のアルバムを中心にセレクトされ、3、4、7、10の4曲は、アメリカでのシングル・エディット・バージョンです。移籍が決まった後にリリースされたため、本作の選曲にはメンバーは携わらず、コロムビア側で決めているようです。 |
Chicago 16 (1982)
1 WHAT YOU'RE MISSING
2 WAITING FOR YOU TO DECIDE
3 BAD ADVICE
4 CHAINS
5 HARD TO SAY I'M SORRY / GET AWAY
6 FOLLOW ME
7 SONNY THINK TWICE
8 WHAT CAN I SAY
9 RESCUE YOU
10 LOVE ME TOMORROW
BONUS SELECTIONS:
11 DADDY'S FAVORITE FOOL
フル・ムーン移籍後初のリリースとなった16作目。 新メンバーにビル・チャンプリン(vocals, keyboards)を迎え、プロデューサーはデイヴィッド・フォースターが担当。シングル・カットされた"HARD TO SAY I'M SORRY"(素直になれなくて)は全米チャート1位を記録し、シカゴの完全復活をアピールした作品。アルバムも9位を記録。 デイヴィッド・フォースター自らも楽曲に参加、TOTOのスティーヴ・ルカサー、デイヴィッド・ペイチ等もゲスト・プレイヤーで参加しています。 ライノから発売されたリマスター盤(日本盤未発売)には、ボーナストラックとして、未発表曲1曲が収録されています。 |
If You Leave Me Now (1983)
1 IF YOU LEAVE ME NOW
2 SATURDAY IN THE PARK
3 FEELIN' STRONGER EVERY DAY
4 (I'VE BEEN) SEARCHIN' SO LONG
5 25 OR 6 TO 4
6 BABY, WHAT A BIG SURPRISE
7 WISHING YOU WERE HERE
8 NO TELL LOVER
9 ANOTHER RAINY DAY IN NEW YORK CITY
10 DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS ?
11 SONG FOR YOU
"HARD TO SAY I'M SORRY"のヒットに便乗してコロムビアがリリースしたコンビレーション・アルバム。シングル曲中心、しかもピーター・セテラに焦点を当てた選曲となっています。 公式アルバムのカウント数には含まれていません。 |
Chicago 17 (1984)
1 STAY THE NIGHT
2 WE CAN STOP THE HURTIN'
3 HARD HABIT TO BREAK
4 ONLY YOU
5 REMEMBER THE FEELING
6 ALONG COMES A WOMAN
7 YOU'RE THE INSPIRATION
8 PLEASE HOLD ON
9 PRIMA DONNA
10 ONCE IN A LIFETIME
BONUS SELECTIONS:
11 WHERE WE BEGIN
シカゴ最大のヒット・アルバムとなった17作目。 前作に引き続き、デイヴィッド・フォースターがプロデュースのみならず楽曲にも参加。ライオネル・リッチーやマーク・ゴールデンバーク等、多彩なメンバーがゲストとして参加しています。LPとCDでは、ミックスが異なるという不思議なアルバムです。全米チャートは4位を記録。 翌年の北米ツアー終了後、実質的なフロントマンの立場であるピーター・セテラが、ソロに専念するため脱退。本作で正式メンバーとしてクレジットされたクリス・ピニックも、バンドを離れます。 ライノから発売されたリマスター盤(日本盤未発売)には、ボーナストラックとして、未発表曲1曲が収録されています。 |
Chicago 18 (1986)
1 NIAGARA FALLS
2 FOREVER
3 IF SHE WOULD HAVE BEEN FAITHFUL ...
4 25 OR 6 TO 4
5 WILL YOU STILL LOVE ME ?
6 OVER AND OVER
7 IT'S ALRIGHT
8 NOTHIN'S GONNA STOP US NOW
9 I BELIEVE
10 ONE MORE DAY
ピーター・セテラの後任に当時弱冠24歳のジェイスン・シェフ(bass, vocals)を迎え、ワーナー・ブラザーズからリリースした18作目。 名曲"25 OR 6 TO 4"をセルフ・リメイク、新生シカゴの第1弾シングルとしてリリースし、話題となりました。本作もスティーヴ・ルカサー、マイケル・ランドウ、バズ・フィートン等、多彩なメンバーがゲストとして参加しています。全米チャートは35位。 |