長崎弁って、どがんと?



このページでは、作者の出身である長崎の言葉を単語ごとに紹介していきます。HP内で解らない単語があったらここで調べてください。



名詞編
オイ 一人称単数、名詞。
自分自身を表す言葉。「オレ」の意味。「俺たち」と言うときは、「オイんだ」
ワイ 二人称単数、名詞。
相手をさして使う言葉。「おまえ」の意味。親しい相手ならいいがそうでない相手に強く言うとムッとされるかも・・・。
ちなみに喧嘩になると博多弁の「きしゃん」を使うこともある。
ダイ? 代名詞
「だれ」の意味
コイ 代名詞
「これ」の意味
ソイ 代名詞
「それ」の意味
アイ 代名詞
「あれ」の意味
ドイ 代名詞
「どれ」の意味

ここまでで解ったと思いますが、「こそあど言葉」は長崎弁ではすべて「い」につながります。さらに、「オイ」「ワイ」「ダイ」のように「い」につながる言葉が多いです。

ぎんた 接続助詞。仮定の場合。
「そうしたら」「そうならば」と同じ意味。たいてい「するならば」で「すんぎんた」として使われる。主に長崎でも北の佐世保らへんで使われる。使用例
さるく 動詞
「歩き回る」「うろうろする」の意味。最近では「ネットサーフィン」の意味で使われることも・・・
さす 動詞、尊敬語
「〜なさる」「〜される」の意味。これを使うと否定形が言いやすかったりする。使用例を見てください。
使用例
ヤゼか 形容詞、
「めんどうくさい」「うっとうしい」の意味。
使用例
いじ 接続助詞、
後に付く形容詞、形容動詞を誇張する助詞。現代風に言うと「超」。
使用例
バッテン 接続語、
長崎弁の代表というか代名詞の言葉。「しかし」「だけど」の意味。
昔長崎は唯一貿易港が有ったところだから「but and」の(バットエンド)が縮んでなまったと言う説があるとか。
かっちぇて 動詞、
「混ぜて」「仲間に入れて」みたいな意味。子供が遊んでいる所にもう一人やってきて「僕も仲間にいれて」というふうに使う。

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