〜 年度末渋滞作る税消化 〜

きょうから3月、弥生です。
4年に1度の閏年2月が過ぎ “桃の節句” も間近です。
3月は桃の節句の他に奈良・東大寺(二月堂)のお水取り、啓蟄、春分などの行事があり卒業、卒園の季節でもあり生活サイクルの1年の締め括り月と言えるかも知れません。
我が家には雛飾りをするような女の子は居ませんし卒業、卒園の関係者も居ませんが世の中のニュースはこれらの話題が多くなるようです。
そして例により年度末の公共工事、道路工事が多くなる時期でもあります。
行政などの当事者は毎年のように『工事は通年化して行っているので3月に偏ってはいない』と言いますが実感として確実に増えます。
予算の歴年化を導入している工事も増えてはいるようですがまだまだ相変わらずの単年度予算に縛られて “使い切り” に汲々としていることの方が多いようです。
この辺りに本格的な行革のメスを入れれば効果的と政治家も官僚も分かっている筈なのに誰も手を付けません。
彼らにとっては天下りや政治資金の利害得失に直結している部分です。
『分かっちゃいるけどやめられない』という悪しき体質、状況はいつになったら改められるのでしょうか。



 

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