〜 新 人 諸 君 ! ま ず は や っ て み な は れ 〜

きょうから4月、卯月です。
会計年度の新年が明けました。
街には本格的に新入生や新入社員が目に付く季節の到来です。
新入生は兎も角も新入社員の皆さんは大変です。
就職氷河期から何とか這い出し新社会人として飛び立つ訳ですがその新入社員の陰には多く の就職できなかった人たちが佇んでいます。
 
政府や日銀は緩やかな景気回復を言いますが実感としての景気は未だ回復基調にはありませ ん。
景気を回復させるべく政策を講じなくてはならない筈の鳩山政権は発足時から数ヶ月経った今も閣僚たちは幼稚です。
閣僚トップの鳩山総理が幼稚さの点でも断然のトップであることはこの国の最大の悲劇であ り喜劇です。
企業で言ってみれば鳩山社長にはリーダーシップと責任感の欠片すらありません。
資本提携した極々小さな零細企業2社の内1社の女性社長は役員でありながら出身企業の社 是を唱えるばかり。
もう1社の零細企業出身の社長も重要事項を役員会議に諮る前に既成事実を作り上げる手法 でゴリ押しを図る。
新入社員の手本、鑑にならなければいけない先輩社員や上司たちが己の都合とセクト主義を 前面に右往左往、右顧左眄の日々。
 
それでも新入社員である皆さんは自 己を見失うことなく、過剰に自己を主張することなく与えられた仕事に邁進しましょう。
『この仕事は自分に向いていない』 と思う前に、言う前に自分の出来る範囲を少しずつ広げて行きましょう。
そもそも頑張って手に入れた新入社員の地位ではありませんか。
簡単に投げ出しては貴方の陰にいる多くの就職できなかった人たちに対して申し訳がありません。
仕事は出来るか、出来ないかではないのです。
仕事はやるか、やらないかなのです。

「見上げたる桜の上に空はあり」



 

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