一般財団法人 埼玉県高等学校野球連盟大会規定
 
1.試合は公認野球規則、アマチュア野球内規、高校野球特別規則を適用する。出場選手
  は20名の登録を認め、ベンチ定員は以上の外に責任教師(部長)、監督、記録員(生徒)
  の計23名以内とする。(登録変更は大会要項による)又試合前の練習といえども、こ
  の人員を超えることはできない。試合前のノック専門者及びノック補助員3名を認め
  る。
2.各学校は必ず1人の責任教師が引率し、大会中の選手及び応援団のすべての行動に対
  し責任を負うこととする。責任教師不在のチームは出場を認めない。
  但し責任教師の代理を大会本部に届け出たときはその限りではない。監督は選手と同
  じユニホーム着用のこと。責任教師が監督を兼ねる場合も、ユニホーム着用のこと。
3.出場チームは試合開始予定時刻50分前までに球場に到着し、責任教師がその旨を直
  ちに大会本部に届けること。延着の場合は棄権とみなす。
4.ベンチサイドは抽選番号の若い方を一塁とする。
5.攻守の決定・オーダー表の交換は、原則として第1試合の場合は試合開始45分前、第2
  試合以降の場合は、前試合5回終了後に責任教師立合いのもと主将がこれを行うもの
  とする。なお、主将が先発投手の場合は代理でも良い。またテーピングが必要な選手
  及び理学療法士はその際、確認を受けること。
6.シートノックは前の試合終了後直ちに開始し、制限時間は7分とする。但し前試合が
  延引の場合及び天候の関係等の理由によりノック無しの場合もある得る。
7.最終試合開始時刻は原則として午後4時(秋季大会は3時半)までとする。(但し照明設
  備のある球場はその限りではない)
8.出場選手は守備位置順に背番号をつけ、登録選手に一致することを要する。
9.危険防止のため、選手が打席に入るときと走者になったとき、コーチャーボックスに
  入るときは必ず両耳つきヘルメットを着用のこと。尚、球場内でのバットリング、金
  属棒の使用は禁止する。
10.出場選手は攻守交代を迅速に行い、試合の運行を早めるよう心掛けること。
11.審判員に対して規則運用上の疑義を申し出る場合は、主将・伝令及び当該選手のみと
  し、責任教師並びに監督は試合中ベンチより離れないことを原則とする。
  又、疑義申し立てを行う場合は、あくまでも学生野球の精神に徹し純真冷静なる態度
  を厳守すること。但し審判員の判定は最終とする。
12.延長12回を終了して同店の場合、13回表から次の要領でタイブレーク制度を採用す
  る。
  @打順は、直前のイニング終了時の打順を引き継ぐものとする。
  A走者は、無死、一・二塁の状態から行う。この場合の2人の走者は、先頭打者の前
   の打順のものが一塁走者、一塁走者の前の打順のものが二塁走者となる。
  Bタイブレーク開始後、降雨等でやむなく試合続行が不可能となった場合は引き分け
   とし翌日以降改めて再試合を行う。
  C決着がつくまでタイブレークを続行するものとする。ただし、1人の投手が登板で
   きるイニング数については15イニング以内を限度とする。
  D決勝戦ではタイブレーク制度を採用しない。決勝での延長は15回で打ち切り、翌
   日以降に改めて再試合を行う。ただし、再試合ではタイブレーク制度を採用する。
13.次の場合はコールドゲームとする。但し決勝戦には適用しない。
 (イ) 5回以降10点差と7回以降7点差の場合。
 (ロ) 降雨、日没等の天候状態あるいは試合の継続が不可能な場合は、7回完了、或いは
   先攻チームの7回が終了した時点の得点より後攻チームの6回までの得点が多い場
   合。
   それ以前の打切りの場合は再試合とする。
14.試合中選手の負傷、その他健康上の理由で主催者が試合続行を不適当と認めた時は、
  当該選手の試合出場、または試合を停止させることがある。
15.不時の負傷又は疾病に対しては、応急手当を施すほか主催者はその責を負わない。
16.試合中選手に不慮の事故が起き、一時走者を代えないと試合の中断が長引くと審判員
  ・主催者が認めた場合には、臨時の代走者を許可する。この臨時代走者は、試合に出
  場している選手に限られるが、投手を除いた選手のうち、直前に打撃を終了した者と
  する。
17.球場内、サブグラウンドでの打撃練習はトスバッティングのみとする。危険防止の為
  スタンドに向かって打つ事は禁止する。