サッカー大会
◆◇◆◇◆  2月19日(土)  国立リハビリテーションセンター内  ◆◇◆◇◆

 2月19日(土)にスポーツ大会B(サッカー大会)が実施されました。当日は、朝は冬の寒さではありましたが、日中は日差しが暖かく感じられる陽気になりました。
 今回のサッカー大会は、男女とも縦割りのチーム編成で、男子は3チームの総当たり戦、女子は2チームで2試合行いました。
 男子総当たり戦の第1試合は、Aチーム対Bチーム。Aチームは宮本(2A)の巧みな技と戦略で攻撃をしかけていくチーム。対するBチームは、菅野と斉藤佑(共に1A)が中心となり走りつないでいくのが持ち味のチーム。宮本が後から守りボールを奪うと、素早いドリブルで相手をかわし、中盤の森山(1A)へ、そして前線の吉田(1A)がゴールを奪うパターンを作ったAチーム。そのスピードと攻撃戦略が功を奏し、大量6点(得点者:吉田3、宮本1、森山1、井川1)を奪いました。Bチームは斉藤佑の後半1分の1得点にとどまり大敗となりましたが、わずかな休憩をはさみ、すぐに第2試合に臨みました。疲れが残るBチームに対し、フレッシュなCチーム。展開は齋藤賢、山本(共に1A)を中心とする強気な攻めで、Cチームが流れをものにし4−0(得点者:齋藤賢3、山本1 )で完勝。しかし、Bチームも1試合目での消耗が激しい選手をフォローするように、牧田(2A)の懸命な動きが見られたり、みんなの頑張りに応えるように、キーパー大堀(3A)のファインセーブがあったりと、一丸となって戦うチームらしさは大いなる健闘でした。第3試合のAチーム対Cチームは共に1勝をあげている、実質上の決勝戦。体も温まり、休憩を挟んだAチームが、良いコンディションで序盤から攻め、安定した流れがこの試合でも生きました。Bチームも後半、主力の山岸(2A)が入ると一気にチーム全体が活気を取り戻し、攻撃の姿勢でAチームを脅かしましたが、時既に遅し。結果は4−1(得点者:A 宮本2、吉田1、森山1 B 茂垣1)、Aチームの圧勝に終わりました。白熱した戦いの中にもフェアプレーの精神が全体に見られ、どの試合も落ちついた良い戦いでした。また、試合のないチームからコートの中に声援がとび選手を励ましたりと、とても気持ちの良い3試合を行うことができました。  女子も、全学年が混合となり、2チームに分かれての対戦となりました。Aチームは三枝(2A)が起点となり北、澤田(共に1A)が攻撃の形をつくるチーム、Bチームはキーパー小宮山(2A)をはじめ、ア山(2A)、林(1A)らが固い守りを崩さない、という対抗的なチーム色でした。第1試合ではAチームの粘り強い攻撃を受け続けたBチームが、カウンターから大木の素早いドリブルでそのまま得点し1−0でBチームの勝利。第2試合では攻撃の手を緩めないAチームが、Bチームの固いディフェンスを破ってゴール(得点者:松井(2A))。1勝1敗と互いに譲らない状態で、延長戦へ突入。残り時間もわずか、PKにもつれこむか、という後半4分、ディフェンダーからパスを受けた前線市川(2A)がドリブルからのシュートを決めました。これが決勝点となり、2−1でBチームが優勝。女子はどうしてもサッカーに慣れていない為、授業の始めはボールに群がる場面が多かったのですが、練習を重ねるにつれ、ポジションと自分がすべき動きを意識して取り組めるようになりました。当日はその成果も現れ、サッカーらしい形になった試合運びとなりました。  サッカーのように、チームプレーが主となる競技では、得意な生徒は苦手な生徒のフォローをしながら、苦手な生徒は自分の出来ることを精一杯やってみる、という気持ちが大切です。今後も助け合いながらプレーする気持ちの良い生徒達の姿に期待をしたいと思います。  また、寒い中応援にお越しいただきました保護者の皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

        ◆M V P  宮本 泰寛 ・ 大木 裕子
        ◆チーム貢献賞  菅野 智基 ・ 茂垣 修平 ・ 澤田 麻依


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