7人官・フェミエール

エトルリア王国の首都メディオラヌム

騒乱の中でその地位を減じたとはいえ未だ政治的な中心で有る事は代わり無く、またその長い歴史の中で育んだ伝統はまだ健在である。
そして都市の郊外に位置する莫大な蔵書を擁する王立図書館もその一つである。

「んっ、んむむむむっ…はっ、あぁぁっ」

その莫大な蔵書収めた書庫の片隅、ほのかな灯りの下で一組の男女が睦み会い、艶かしい声が淫靡に奏でられている。

「そのように声を上げられますと、皆に気付かれますよ」

「いや、そんなっ……んんっ、ひあぁぁっ」

絡み合っては離れる舌と舌の間を唾液の糸が伝い、泣くような嬌声が発せられる度に淫靡に震える。俯き荒い息を吐いている女性の名は、フェミエール=レストーン。
この図書館の館長であり祭祀を司る7人官の一人に数えられる聡明な女性であるが、最近彼女にもう一つの肩書がつけられることになった。
今正にその豊満な体を弄んでいる男、執政官たるルシウス=ムナティウス=プランクスの掌中たる母親ハーレムの一員という恥辱の烙印である。

「全く……、夫殿が見られたら何と言うやら」

「ああっ、そんなっ……、も…もう許して下さい」

勿論フェミエールは生真面目な女性で、夫を愛し貞淑に尽くす女性であった。ただ夫妻共に多忙であったため一子をもうけた外に性交渉も無く、その孤閨の中でフェミエールの身体は本人の意識せぬ内に初々しいまま熟れきり、鋭敏なくせに抵抗を知らず、なおかつ悦楽を溜めこみ耐える極上の媚肉となっていた。
そして夫との僅かな経験しか無かった身体は、先日よりルシウスの手により隅々まで開発され、貞節な母親であったフェミエールは性の喜悦に悶え泣く牝へと堕とされた。

「フェミエール殿はもう五回も達してますからね……しかし私はまだ満足させてもらってませんよ」

「ひっ……んっ、くぅぅぅぅぅぅっ」

その鋭敏さを揶揄したルシウスが叱責するように腰を突き込むと、溢れる喜悦に痙攣する様に震えている唇を塞ぐ様に奪う。
既にフェミエールのスカートは腰までめくり上げられており、露出した豊臀をルシウスに抱えられるように貫かれている。
剛直を咥えさせられた慎ましやかな秘花は喘ぐ様に蠢き、結合部から溢れる蜜が太腿を滴り石畳の床にはしたない水溜りを創る

「こちらもそろそろですかね。先程随分と出されたのにもう張り詰めてきましたよ」

「さっ…さわらない……でっ、……くぅぅ、んはっ、やっ……いや、また……そんな……そんなのぉ……」

若々しい張りと熟成させた柔らかさを併せ持つ豊満な乳房を揉み込まれるたびに、フェミエールは必死に忌避の言葉を口にしながらも初々しい反応を示す。
その上ルシウスに指摘された淫蕩な悪夢から何とか逃れようとするかのように弱々しく首を振る。
その動きに合わせてフェミエールの巨乳が艶かしく弾むと、そのきつく尖り立つ先端に吊るされた重厚そうなブックエンドも大きく揺れ、喜悦に固くしこった乳首を更に苛む。
このブックエンド、元は最近図書館に寄贈されたものであったが、それをルシウスが母親ハーレムの一員の証として責任もって使用させたのだ。

「我慢することはありませんよ。私もそろそろフェミエール殿に馳走してあげますから」

「ひっ、お…お願いです。中では……中ではっ」

胸の奥からは止めなく液体が溢れ、巨乳の隅々まで充満していく。
胸のつかえに息苦しく喘ぐフェミエールを労わる様にルシウスはその貞操を嬲り尽くす事を宣言する。
秘洞を蹂躙する剛直が更にその熱さと太さを増し絡みつく膣壁を責め立てる、その喜悦に蝕まれながらフェミエールは不貞極る陵辱の証が胎内に注ぎ込まれる恐怖に無駄と分かっていても哀願の言葉を口にする。

(あなた……、ヨナ……、お母さんは…お母さんはもう)

身体の各所からもたらされる喜悦の悲鳴にフェミエールの意識は混濁し、目眩のするような淫獄の底無し沼に沈んでいく。
力強い突き上げに合わせて煮えたぎる蜜壷がいやらしく蠢いてはしどとに愛液を零し、揉み込まれながらその尖った先端を弄られると釣鐘型の巨乳が内側から溢れるもので更に張り詰め淫靡なダンスを踊る。
先程上り詰めたばかりだと言うのに熟れた媚肉はまたも恥辱と悦楽の極みに昂ぶり始め、フェミエールはどうにも止まらぬ身体を抗くように捩らせながら貞操を守れぬ不甲斐無さを夫と子に詫びる。

「たっぷりと孕んで下さい」

「ひぃぃぃぃぃぃぃん」

一際強く打ち込まれたルシウスの剛直の先端が、フェミエールの子宮口を突き上げながら熱く膨れ上がる。
それと同時に張り詰めた乳房の淫靡に膨れる先端がルシウスの指により弾かれる。

(あはっ、こ、こんなの……、もう…もうだめ、堕ちる…堕ちてしまう)

張り詰めた巨乳を揉み込む手の動きに合わせ、吊るされた重りをものともせず上方に尖り立つ乳首から止めなく乳白色の迸りが宙に舞い、秘洞を埋め尽くした剛直が膣壁を嬲るように脈打ちながら熱く濃い精液を吐き出して鋭敏な子宮を焼き尽くすように満たす。
上と下の放出に熟れた身体はドロドロに蕩けて咽び泣き、悦楽の極みに昇りつめた意識が白濁して弾けては再び上り詰める。
余りの快楽にフェミエールは気絶することすらできず、不貞の念に捕らわれながらも悦楽の刺激に激しく反応し絶頂を極め続け、なおも続く搾乳に母乳を出しつづけ、注がれ続ける射精に応える様に潮を吹き零し続ける。
これがフェミエール=レストーンの新たな日常であった。

事の起こりはフェミエールがルシウスに相談事を持ち込んだのが始まりだった。

祭事を取り仕切る7人官、最近集中して幾人か顔ぶれが交わって以後その仲は良好とは言い難い。
引退したルシアに変わって第一位となったホイットニーは、ルシウスの実務的な能力を高く評価し、第二位たるエルラーゼはその男を警戒する。
新たに剣の官となったロゼは孤高を好み、現政権の強い推薦のあったソーシャは万事そつ無くこなすもののどこか底が知れない。
そして第一の問題は最も若い7人官であるレニードの、次の首座と目されるルシウスへの対抗意識である。
ルシウスが諾否をはっきりさせる性格である為、彼の若々しくも脇の甘い提案はかなりの確率で退けられる。
その事はむしろ良いことなのだが公衆の眼前でそれをやると、代々7人官を務めたヴァグランツ家の若当主の顔に明らかな鬱積が溜まっていくのが分かる。
そこで不和を嫌うフェミエールはルシウスにもっと婉曲な運びを願って、その屋敷を訪れたという訳である。

「少し休みましょうか」

「はあ……そうですね」

誠意の限りを込めた真摯な言葉に対するは揶揄するような道化芝居、どこか楽しむようにのらりくらりと躱すルシウスの休息の提案にフェミエールが疲れたように応じる。

「フェミエール殿は本当に生真面目な方ですね」

「私は皆仲良くやって欲しいだけです」

心底関心したような口振りにすげなく応じたフェミエールはやるせなさに肩を落とし深く重い息を吐き出す。

「ああ、せっかく来ていらっしゃったのですから、フェミエール殿に見て頂きたいものがあるのですよ」

「どのようなものか知りませんが、そのような事で誤魔化されはしませんよ」

笑って誘うルシウスに疲労感に包まれているフェミエールは一応の釘を刺すものの特に意識する事無く後に従う。
そうして案内された一室に鎮座するのは‥‥複雑に枝が絡み合った金属製の樹木である。
人の背丈よりやや高い幹から幾本もの枝が伸び、自然ならざる方向に曲がってはその懐に幾冊もの古書を抱く。

「これは……」

「中々面白いでしょう図書館もこのような遊び心が欲しい所ですな」

根が素朴なフェミエールは益の無い会話も忘れ風変わりな逸品に素直に関心する。
その上図書館長であるフェミエールには見ただけでそこに備えられた書物が価値あるものと分かり自然と目で追っていく。
そして興味深げに眺めていた瞳が一冊の本の上に止まる。

「御気付きになられましたか。フェミエール殿の興味を持たれている古フェニキアについての記録の写本ですよ。よければどうぞご覧になって下さい」

「いいのですか」

涌き上がる知的好奇心を押さえ切れず、やや声を上ずらしたフェミエールが小柄な身を精一杯伸ばす。
そしてルシウスはその背後に気取られぬように忍び寄るとその背をついと押す。

「きゃっ」

それほど運動神経の良くないフェミエールは訳の分からぬままバランスを崩すと、艶やかにも可愛らしい悲鳴を上げながら擬木に重なるように倒れ込む。

「大丈夫ですか」

「え……ええ」

心配を装ったルシウスの声にフェミエールは我を忘れてしまった自分を恥じる様に応じ、照れ交じりに急いでその身を起こそうとする。

「あら……ん、くぅっ」

ところが複雑に絡み合う枝に手足を取られ、そして何より身を起こそうといた胸元がピクリとも動かず立ち上がる事が出来ない。
豊かな乳房が絡み合う枝の隙間に挟まり、豊満な膨らみの付け根に架せられ見事な釣鐘型を縊り出す枷のようになりその自由を封じているのだ。

「どうかなさりましたか?」

「い、いえ…っっ、ちょ、ちょっとつかえて」

あまりに恥ずかしい状態に頭に血が上り、闇雲に動くものの微動だにせず、ただ自身の乳房が人並外れて大きい事を嫌でも認識させられる。
そしてその必要以上の部分が蔑むべき淫蕩な性の象徴のように思われ、はしたなく育ったたことを責められるように感じては羞恥に頬を染める。
しかも絞り出すような圧力に熟れた肉が淫蕩に蠢き始め、巨乳に蓄積するむず痒い痒みが混乱する意識に追い討ちを掛ける。

「どうかなさりましたか」

「やっ…な、なにを、いやっ、やめっ」

動揺するフェミエールを楽しげに眺めていたルシウスは不審を装ってその巨乳に手を伸ばす。
助けを装った指が胸の膨らみに柔らかに沈んだかと思うと弾むように押し返される。
ルシウスはその絶妙な感触を楽しみ、フェミエールは染み入るような喜悦の波に潤むように反応する自分の身体に驚愕する。
抗おうにも沸き起こる性の喜悦が体中を蝕み、痺れたように手足の自由が効かない。
そしてろくに愛撫を受けた事の無い初肉は絡み付く刺激に応えるように緻密に張り詰め、固く尖り出す乳首が布地を押し上げる。

(ど…どうしてこんなに、んんっ、な…なに?)

助けの手を偽りとは気付かず、フェミエールはただただ淫蕩に反応してしまう自身を恥じる。
長年触れられぬままに熟れた巨乳は驚くほど敏感で僅かな刺激にも痺れるような喜悦に埋め尽くされ、抗らう術を知らぬ美母を淫蕩に責め抜く。
胸がつかえ呼吸が荒くなり、身体の芯が蕩け出し下腹部が火のついた様に熱く潤む。
抑えようとしても白熱した子宮が引き攣るように蠢き、煮えたぎる蜜壷から牝の体液が分泌される。
さらにドロドロに蕩ける巨乳に染み出すように胸の奥底で何か溢れ出るような鼓動が繰り返される。
そのような自身の身体の未知の反応にフェミエールは漠とした不安を抱く。

「どうやら引っ掛かっているようですね」

「ひっ、やぁっ、ふあぁぁぁぁっ」

しかしフェミエールに思索する余裕は無い。
波打つように揺れる豊満な膨らみの先端、その内側の淡い桜色が透けるほど布地を薄く引き延ばす尖りきった乳首に陵辱の手が延ばされたのだ。
ルシウスの指が形良く突き出された巨乳を弄びながら挟み込むように媚肉の尖りを捕らえ扱き出す様に嬲り始めるると、そこからの刺激が感覚の全てを埋め尽くし喜悦と悲嘆の嬌声が止めなく奏でられる。
かつて経験したものとは比べ物にならない刺激に熟れた媚肉が喜悦の悲鳴を上げ、うろたえる意識を淫靡な色に染め上げる。

(やっ……、…ど、どうして…このように…は、はしたない……)

経験に乏しいフェミエールに淫蕩に悶え泣く肢体を押し止める術の無い。
とはいえ悦楽に自分を失う事も出来ず喜悦に比例して高まる自らを淫乱不貞と貶める心の声に苛まされ、貞淑な心が僅かな接触で淫蕩に悶え泣く自分の有り様に涙する。
何しろ背徳の悦楽の源泉は本来赤児の為の授乳の器官である。
そのようなところで感じる事が生真面目なフェミエールに許容できるはずも無く、深い恥辱と共にその原因を自らに求め打ち消せぬ淫婦の称号に涙を零す。

(へ、変に…、んっ、くうぅっ、何か……何か、来るっ)

しかも先程より続く胸の奥の脈動は徐々に強くなり、乳首の刺激に引き出される様に淫肉の隙間を埋め尽くしながら溢れ出す。
それを受けた巨乳は一際重く密に蠢き、ただでさえ鋭敏な感覚を更に高める。
勿論先程よりの愛撫で固く尖っていた乳首は一層淫靡に尖り立ち、巨乳の先端で着衣を突き出す様に押し上げてこれ以上ない淫靡な寸劇を繰り広げる。
このような状態で激しく弄られたなら……限界まで引き延ばされている布地に当然綻びが生じる。

ピリィィィィ

(えっ、な…なに?)

自身を蝕むあまりに淫靡な感覚に涙を溜め悲嘆するフェミエールの耳に何かが裂ける澄んだ音が奏でられる。
乳房の先端で僅かに生じた綻びは一瞬にして限界まで張り詰めていた布地を引き裂き、押し上げ続けていたフェミエールの釣鐘型の熟肉がその重みを存分に示しつつ美味しそうに零れ出る。

「そ、そんな…あっ、あぁっ」

寸前まで想像する事すら出来なかった自らの痴態にフェミエールは夢である事を願うかのようにうめきをもらす。
だが汗ばんだ肌に触れる空気の感触はフェミエールに嫌でも自身の晒してしまった痴態を認識させる。
しかもルシウスの悪意を確信してはいないので、この目の眩むような痴態の原因は全て自分の淫猥な性と認識してしまい、自身があらゆる人に眉をひそめられる露出狂のように感じられてしまう。

「このままではどうしようもないですね」

「や、やめて」

しかもルシウスは事態の収拾を装い横たわる身体を裏返そうとする。
現在はうつ伏せの状態で枝の絡まる腕は身体よりやや高い位置にある。
それが裏返されると………全身がやや反り気味になりはしたなく育った巨乳が同僚の眼前に突き出すように晒されるのだ。
しかも汗ばみ張り詰めた乳房は紅に潤み、その先端の乳首は弄って下さいと言わんばかりに尖り立っている。
あまりの恥辱に頭が沸騰し必死に拒絶の声を上げるが、全てを仕組んだルシウスが止めるはずも無い。

「やっ、見ないで、見ないで下さい」

布地の被いから開放された上に枷により根元から縊り出された巨乳が誇るように形良い豊満な膨らみを示す。
過剰としか言いようの無い性の象徴を異性の眼前に突き出すそのはしたなさから逃れ様にも、食指のそそる肢体を艶かしくくねらせるだけで隠す事など出来ようはずもない。
しかも無理に挟まれた乳房を刺激してしまい訳の分からぬむず痒さに襲われ、それに加え突き刺さる視線に羞恥を煽られて玉の汗を散りばめた巨乳が淫靡な踊りを踊る様に小刻みに震える。

(どうして…こんなことに、あっ、……そ、そんな)

光の元で曝け出したことなど無い秘めたるべき場所をじっくり鑑賞され、しかもそこは淫らに尖り立ち快楽をむさぶっている事を否定出来ない。
気が付けば煮えたぎる蜜壷から止めなく愛液が溢れ、下着をぐちょぐちょに濡らしては花弁の内側に食い込ませている。
自身の痴態に恥辱と自責が際限無く湧き起こっては互いを煽り立て純粋で生真面目な母親を執拗に責める。

「なるほどこれが挟まっていますな」

「ル、ルシウス殿?………も、もしや、私を辱めるのが、ひんっ、なっ、何を」

笑うように言うルシウスの悪意にようやく気付いたフェミエールが不審の言葉を発すが、助けを装い恥らいを愉しむのが抗い悶え泣く様を楽しむのに変わるだけである。

「これほど見事なものを全く使われてないとは勿体無い」

(はっ、くっ……ううん、た、耐えないと…、くっ…んっ、そんなぁ)

揉み込まれる度に白い肌が波打つち、束縛を無くした巨乳が存分に震える。
布地の上からの愛撫とは比べ物にならない刺激が媚肉を占拠し、既に潤みきった身体を更にドロドロに溶かす。
抗おうにも男女の営みに不慣れなフェミエールにはどうする事もできず、圧倒的な喜悦の波に飲み込まれる。
悦楽と恥辱に意識が混濁し、それでいて夫と子供以外に触れさした事の無い場所を嬲られる事への不貞の念と、それで感じてしまう自分への自責が責めるように浮かび上がり貞淑な母親を苛む。

「こちらも見事に尖り立って」

「やっ、いや…んんっ、くぅぅぅっ」

空気の感触だけでも切なく喘ぐ乳首を指で捕らえられ嬲られると、意識の全てが悦楽に染まり励起した媚肉が更に淫猥に尖り立つ。
勿論痛いほど尖る一方で沸き立つ悦楽に身も世も無く蕩け、鋭敏な器官を捕らえた相反する二つの感覚が熟れた女体の全てを制しては淫蕩に喘がせる。
何も考えられぬほど沸き立つ脳裏に閃くように悦楽が走っては、下腹を焦がすほど熱を持った子宮が打ち震え溢れ出すほどの蜜を零す。
そして淫猥にしこる乳首を弄られる度に、それと直結した身体の奥の泉から堪え切れぬ迸りが大量に溢れ巨乳に充満し、初々しくも熟れきった媚肉を切なく苦しく喘がせる。

(…も…もしかして……、そんな…そんな…)

先程から続く自身の身体の不可思議な反応に対し不意に一つの推論が浮かび上がる。
今やフェミエールの子を育てる為の器官はルシウスの愛撫により悦楽に悶え泣く牝の器官に創り変えられている。
それならば同じく子を育てる為の機能が陵辱に供されるのも………否定できない。
翻って考えれば子供が生まれた直後のフェミエールは多忙でありあまり世話を見る事ができなかった。
本来その時使われるべきものが胸の奥に止まり、年月に従い更に溜まり続けたとしたら?そして……今それが愛撫の刺激に応え授乳の器官である乳房に満ち始めたら?体奥から溢れた液体が巨乳の隅々にまで充満し、更には容赦無く乳首に集中する感覚が恐ろしい推論を肯定する。
母乳、子を育てる為の天からの授かりものは今やフェミエールの恥辱の未来を彩る被虐の玩具となるのは確実である。
乳白色の液体が勢い良く噴き出す自分……、恥辱、猥雑、不貞、あらゆる姦淫の言葉が浮かんでは自身を責め立てあまりに無慈悲な現実に目の前が暗くなる。

「聞き訳の無い事を言うのはこの口ですか」

「いっ、いやつ……ん、んんっ」

搾乳陵辱の予感に呆けた様にうろたえるフェミエールをルシウスは更に責め立てる。
意識が悦楽に囚われながら恥辱を浮かべているなら、身体の方は逃れる様にくねりながらも喜悦の色に染め抜かれ熟れた牝の肉が淫蕩な様を存分に示している。
まずは艶かしい嬌声を洩らし、はしたなく涎を零す儚げな唇が奪われる。
口腔に侵入してきたルシウスの舌にたちまちフェミエールの舌は絡め取られ、味わう様に睦み合っては意識が掻き乱されるほど嬲られる。

(あ、あなた……、許して……ゆるしてください)

乳房が愛し子に捧げられたものなら唇は良人と愛を誓ったところである。
貞淑なフェミエールにとってそれを嬲るように汚される事は、許されない裏切りである。
意識と直結した交わいの喜悦に夢現をさ迷うフェミエールは、取り返しの付かない不貞を恥じて瞼の裏の夫に謝罪を連呼する。

「………んっ、やっ、そんなっ、ふぁぁぁぁっ」

やがてフェミエールの口腔を一通り愉しんだのか、唾液の糸を引きながら唇が離れ…ルシウスの舌はそのまま首筋を下になぞる
その行き先を悟ったフェミエールは呆ける意識を振り立てながら拒絶の言葉を上げようとするが、敏感な柔肌に刻まれる喜悦に飲み込まれ艶かしい嬌声のみがその唇から奏でられる。

「ふふっ、いただきますよ」

(どうして、どうして…こんなに……お乳が…、あ…あふれて…しまう)

唾液の軌跡は散々に弄られた乳房に至り、豊満な膨らみに唾液を塗しながら這い回る。
その内側に溢れんばかりの母乳を湛えた巨乳はパンパンに張りその表面を這う柔らかい感触に狂わんばかりに反応する。
押し寄せる喜悦に僅かでも気を抜けば充満した大量の母乳が噴き出てしまう、そんな危惧の元フェミエールは歯を食いしばり必死に耐える。

「んんっ、ふぁぁぁっ、やっ、やめぇぇっ」

その抵抗を嘲笑うかのようにルシウスの舌が乳房の先端の固い尖りを嬲るように舐めると、抑えきれぬ嬌声が艶かしく響き渡る。
励起しきった媚肉に反響する悦楽の狂騒、それでもフェミエールが放出を耐えられるのはルシウスが限界の線上での抵抗を愉しんでいるからである。
そしてその仕上げとばかりに一際強く尖った乳首を吸うとその唇を離す。

「どうなされましたか?」

「ルシウス殿、あなたは……あなたはっ」

あと一押しの所で唇を離し嬲るように問うのは、フェミエールに自ら母乳を噴き出させ弁解の余地無くさせる為である。
最後の吸引でフェミエールの抑制の堰は完全に開放され後は引き攣る様に耐える熟肉の回廊が開放されるのを待つだけである
眉根を寄せたフェミエールが自身を鼓舞する様に非難の声を発するが到底勝ちの目はない。

「こっ、この…よう…な…」

声が途切れがちになり、尖り切った乳首がぴくぴくと震える。
もはや許容量を遥かに超えた巨乳から溢れるように母乳が流れこみ固く尖る恥肉を更に淫猥に膨れ上がらせる。
耐え切れぬように膨らんでは僅かに押し戻しまた膨らむ、その呼吸が如き儚き抵抗がルシウスを愉しませると同時に弾け散る時の惨状を深くする。

「わっ、私は…、んんっ、ぜ、絶対に、…………!!」

そして切羽詰まった意思を篭めた声を振り絞ると同時に、喘ぐように膨張を繰り返していた乳首が一際淫靡に膨れ上がり……遂にフェミエールの秘めたる奔流が開放される。
涙を湛えた瞳が見開かれ唇が力無く開閉する……そして淫猥な放出音と共に白い放物線が中空高く描かれる。

「絶対に何を?」

「ひぃぃっ」

しかもルシウスが放出に打ち震える巨乳を嬲るように揉みしだいて初々しい放出を加速させる。
今までの加減していた愛撫とは違い突き出た釣鐘が歪むほど揉み込まれると、密に詰まった乳肉が弾むように押し返すのに合わせて勢い良く母乳が噴出される。
放出に不慣れな媚肉は圧倒的な放出の勢いに内側から抉られ、それと同時に外側から絞り込む様に嬲られる。
乱反射する喜悦が恥辱の放出を加速すると同時に身体の芯を貫き同調する様に白熱した子宮が収縮すると、母乳の噴出に心奪われたフェミエールが対応できるはずも無く膣壁が苦しげに蠢いては下の方でも勢い良く潮が噴き出る 。

「どこまで出る事やら」

(だめっ、そんな)

抗おうにも授乳の経験の無いフェミエールには為す術は無く、ただただ母乳を吹き上げては絶頂を繰り返す。
押し寄せる母乳に尖りきった乳首は淫靡極まりない変形を続け、その収縮に合わせるように母乳が、潮が、声にはならぬ絶叫が迸る。
しかも体奥から涌き出る母乳は止まる気配すら見せず、延々続く搾乳陵辱はあたかも母としての勤めを怠った報いのようにその年月の全てを詰め込まれて行われ続けた。

「……酷い、酷すぎます」

いかほどの時間が経ったのかようやく一息ついたフェミエールが泣きじゃくるように訴える。
玉の汗を塗した全身を紅潮させたやつれ気味の熟れた牝母の訴えは更なる陵辱を呼ぶだけである。
勿論あれほどの噴出の後でもその巨乳は未だ平常時の一回りは大きく、揉み込めば母乳の白い筋を零し続ける乳首から再び盛大な噴出が行われるに違い無い。

「ふふっ、これで終わりではありませんよ」

「な、何を、いや、いやぁぁっ」

ほくそ笑むルシウスがからかう様に腰の辺りを撫でると、喜悦の頂点付近でさ迷うフェミエールの身体はそれだけでピクリと反応してしまう。
だがその手がすぐに離れた為、淫蕩な愛撫を予想していたフェミエールは思わず戸惑いの声を上げる。
勿論ルシウスが陵辱の手を緩めたわけではなく、着衣の上から下着の腰紐を外したのだ。
花弁に深く食い込んでいた下着は緊張の一端を解かれ力無く剥がれていく。
何が起こったのか分からないでいたフェミエールも濡れた布地が離れていく感触に何が起こったか気付かざるを得ない。

「それでは、拝見させていただきますよ」

「いや、見ては…見てはなりません」

必死に拒絶の声を上げるフェミエールの羞恥を煽るようにルシウスの手がゆっくりとスカートの裾をめくっていく。
踝から太腿へ、見えなくとも火照った肌に触れる涼気がどこまで素肌を剥き出しにしたかを無常に告げる。
それだけでも貞淑なフェミエールにとってはあまりに淫猥な行為であるのに、いずれは秘めたる場所も露出させられるのは確定的である。
あまりの忌避に太腿を擦りあわせる様にして秘所を隠そうとするが、却ってねっとりと蠢く花弁を刺激してしまい一層愛液を滴らせる結果になる。
相手の視線が明らかにそこを向いている所に新たに滴り落ちる恥液、明らかな喜悦の反応にフェミエールは人格の全てが否定されたように自らを恥じて啜り泣く。

「恥ずかしがり屋ですな、フェミエール殿は」

「ゆ、許して、もうこれ以上は」

フェミエールの頭の中では愛液で濡れ光る太腿だけでなく、柔らかそうな茂みが肌にべっとりと張付き花弁が悶えるように蠢き蜜を吐き出す淫猥な画像が、既に視姦に晒されている。
脱がされる中途でこの恥かしぶりなのだから、まじまじと見られ論評される時いかに恥じるか楽しみである。

「覚悟はよろしいですかな?」

「いや、いやぁぁぁぁっ」

ルシウスがそう宣言すると美味しそうに熟れた太股を撫でる腕に力が入る。
フェミエールも必死に抗らうが、嬲られ続けた身体に力が入るはずも無く両足は徐々に開かれていく。
夫との交わりでも腰を交わらせただけで覗き込まれた事など有るはずも無く、恥辱と不貞の炎に炙られる様にフェミエールは身をくねらせて必死に抗う。
しかし抵抗空しくすらりとした足が左右に開かれ、誰にも見せたことの無いフェミエールの秘所が露になる。

「何やらせわしなく蠢いて、蜜が止まりませんな」

「……見ないで、見ないで下さい」

秘めたる場所を鑑賞される事はその事だけで消え入りたいほどの恥辱である。
増してや抵抗の素振りを見せながらも、拒めぬどころか明らかに過剰な反応をしている事が晒されるのだ。
自身の痴態に消え入りたいほど恥じらうフェミエールは秘花が淫猥極まりなく蠢くのを感じながら涙声でうわ言のように行為の終了を哀願する。
勿論淡い色をしたフェミエールの秘花は主の意思を無視し身体の火照りから逃れるように蠢きながら、ルシウスの視線の先で止めなく恥辱の液体を吐き出しつづける。
昂ぶる羞恥が熟れた身体を反応させ、はしたなく反応する事で身を焦がす羞恥が更に高まる。
生真面目なフェミエールはもはやこの循環から一生逃れる事は出来ないであろう。

「見られるだけでなく、このようなのはどうですか」

「お、お願い…これ以上は…」

フェミエールの熟れた初肉は、指の感触が太腿を遡るだけで焼けたような刺激を筋のように走らせる。
それが今でもビクンビクンと蠢く秘花に達すればどうなるか?どのような痴態をさらすか、更に自分がどうなるか、喜悦の悲鳴を上げ淫蕩な痴態を晒す陵辱の未来に悲嘆の涙が零れ落ちる。

「ふあぁぁっ」

そしてその予想はすぐに現実になる。秘花の縁を触られただけで、膣壁が打ち震え熱く悶える子宮が淫蕩に蠢き、荒い呼吸と同調する様に花弁が開閉しては止めなく蜜を滴らせる。
理性で抑え様としてもどうしようにもない自身の牝の本能を露にした反応に、フェミエールはただただ恥辱に苛まされる。

(ど、どうして……、私……こんなに…)

信じられないほどの自らの体の淫蕩な反応にフェミエールは混乱し、自らを貶める悲嘆を繰り返す。
熟れた身体は芯まで蕩けきり意識を苛むように疼いている状態ではどうしようにもなく、意識もすっかり淫猥な色に染め抜かれ僅かな理性を残しているに過ぎない。
しかもその僅かな理性が自分を誤魔化さず陥った状態を客観的に認識しては、自身に淫乱の刻印を焼き付けるのだ。

「この程度で大層お喜びなら、ではこれはどうですか?」

「ひっ、くぅぅぅん」

フェミエールを苛む喜悦の刺激が急に強くなり、それに合わせて秘花から一層の愛液が溢れ出る。
ルシウスの指が煮えたぎる蜜壷の内側に埋まっていったのだ。
より敏感な粘膜を直に愛撫され、熟れた身体は痙攣するように震えながら喜悦の嵐に蹂躪される。

「もっと多いのが好みですかな?」

(あっ、ふあぁぁっ、く、狂ってしまう)

さらにルシウスは自身の指を次々に花弁の中に埋没させる。
蠢く指に肉襞は休み無く刺激され、逃れ様にも締まりの良い性器は主の意に背き自ら指を味わうように収縮してしまう。
押し寄せる悦楽にフェミエールの抵抗は一瞬で崩され、後は切ない表情で歯を食いしばるのみである。
襞をまさぐるようにかきだされると、体の芯がかき出されたかのような錯覚に陥り大量の愛液が噴水の様に吹き零れる。

「ここも慰撫しなければなりませんね」

「ひやぁぁぁぁぁっ」

絶頂ギリギリで嬲られるフェミエールの身体で次に標的のされたのは叢の中の紅に膨れ恥液で塗れ光る媚肉の宝石である。
それはルシウスの指が皮を剥き撫でるようにさすり上げるとたちまち固く尖り、狂おしいまでの刺激をフェミエールの脳裏に刻みこむ。
じんわり蕩かされた下腹部を貫くような強烈な刺激に哀れなフェミエールの悲鳴が奏でられる。

「随分と敏感のようですな」

(なっ、なにっ、なにを)

花弁の合わせ目の肉珠はすっかり紅潮した上で固く膨れ上がり正に大粒の輝石といった様相である。
そのようなところに触れられるなど考えた事も無いフェミエールは訳の分からぬまま翻弄され、新たな喜悦に耐えようとする。

「これはどうですか?」

「ひっ、ひんっ、ひやぁぁぁぁっ」

だが固い尖りをピンと弾かれると、初々しい牝の尖りは内部で緻密に快楽を反響させ……子宮に響き渡る刺激にたちまち絶頂に達し勢い良く潮を噴き零れる。
そして性の極みはフェミエールの肢体を電流の様に走り抜け、肉球を弄られて噴き出す潮に同調するように固く尖る乳首から触れられずとも母乳が噴き出る。

「こちらもいただきますか」

「くうぅぅぅぅんっ」

絶頂に追い討ちをかけるように悦楽に打ち震える肉芽がルシウスの口に含まれる。
舌が尖りに絡んではねっとりと蕩けさせられ、甘噛みされて刺激に戦慄く。
唇が力無く開いたフェミエールが震える体を一際跳ねらせる度に母乳が潮が勢い良く吹き零れ仰向けの身体に降り注ぐ。
放乳、絶頂、その全てに飲み込まれはしたない悲鳴を上げるフェミエール、その中にかすかに残る理性は悦楽に堕ちゆく自分に涙するのみである。

「やはりフェミエール殿は期待通りのすばらしい素質をお持ちですな」

「ま、まだなにか」

二度目の絶頂地獄の果てにフェミエールは反論する気力も無く、心細げに開放を哀願する。
勿論その願いが叶うわけも無くその視界にいきり立つものが示される。

「ま、まさか……や、やめて」

「フェミエール殿の長年の無聊、慰めて差し上げますよ」

何をされるかはすぐに分かる……いや前から分かっていたはずだった。
しかし夫とは比べ物にならない逸物を眼前にすると、喜悦の極みと姦淫の罪が現実感を持ってのしかかり上ずる声で慈悲を懇願してしまう。
あのようなもので交わられたらどうなるか、聡明なフェミエールは自らが性愛に疎いことを自覚しており、ただはしたなく咽び泣く牝となることを自覚しているのだ。

「いやっ、そんなっ」

「ご遠慮は要りませんよ」

忌避の言葉を無視してルシウスは自らの猛る剛直を秘花に触れさせる。
それだけでフェミエールの疲れきっていた媚肉は引き攣るように蠢き始め、再び頂点に向けて昂ぶり出す。
未だに貞節を抱えるフェミエールは再び高まる悦楽に喘ぎながらも必死に逃れる道を模索する。

「お味の方はどうですか?」

「ひっ、ひんっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

そしてそんなものが有ろうはずも無く、ドロドロに蕩けた媚肉の重なりを熱く固いモノが無情にも貫いていく。
肉襞の一枚一枚が擦られる度に喜悦の悲鳴を上げその全てが束ねられボロボロの意識を悦楽に染め抜く。
その不貞の行為にフェミエールは反射的に抗おうとするが言葉にならないうめきを上げるだけで自らが崩れ落ちるのを自覚に噎び泣く。
混乱した意識に止めを刺すように奥に当たる鈍く重い衝撃が脳まで突き抜けフェミエールの全てが白熱して弾ける。
陵辱に苛まされ続けた貞淑な母親の熟れた媚肉がピンと張り詰めた状態で刺激に耐え切れぬといった風情で痙攣し……巨乳が跳ねる様に踊っては母乳を迸らせ、ひくつく花弁の奥から勢い良く潮を噴出す。

「随分と初々しいですな」

「んっ、くぅぅっ、…や…こんな、こんなのぉぉぉぉっ」

喜悦の極みで漂うフェミエールに一時も休みを与えぬようにルシウスは敏感な最奥を嬲るように抉り、ゆるゆるとリズムを変えて注挿を続ける。
胎内を占める感覚に胸が苦しく、短く息を吐くように喘ぐフェミエールは艶かしく身体をくねらせてはしたない放出を続ける。
固く尖る乳首や肉珠にも指が這い絶頂に合わせて潮が母乳が短く強く途切れなく吹き零れる。

(なんで…こ、こんなのって……)

下腹を埋め尽くす長大な感触は悦楽の源泉であると同時に不貞の証である。
喜悦の中でもみずからのふしだらな行いの認識は消え去らず。
それどころか二重奏となり悦びの激しさに比例するようにフェミエールの罪の意識を深くする。

(あなた…、ヨナ、ご、ごめ……んんっ!…ま、また…、わたし…)

夫以外と交わる人倫に劣る行為。
生真面目なフェミエールは被害者になり切る事も出来ず自を責め、そして沸き起こる悦楽も否定もできず淫罪にひざまづく。
うわ言の様な拒絶も自責に震え、ただひたすら家族に詫びるものの、その最中に喜悦を極めてはふしだらな自分に涙する。

「そろそろフェミエール殿に馳走せねばなりませんね」

「えっ…、やっ、やめてっ、それだけは」

子種を注ぎ込まれる。
無意識のうちに想像しなかった最悪の現実を突きつけられると、貞淑な母親はあまりの現実に夢現のように極め続けながら必死に懇願する。

「先ほどフェミエール殿の母乳を頂いたお返しですよ」

「いやっ、やっ、あはぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

無常な宣告と同時に埋め込まれたルシウスの剛直が膨れ上がり、熱い体液が打ち付けるように体奥ふかくに注ぎ込まれる。
口をつく拒絶の言葉に何の意味も有ろう筈も無くフェミエールは脈打つ射精の感触に達し続けるながら、悦楽と悲嘆の極みに泣き濡れる。
子宮に満ち膣内を逆流しそれでもなお白濁はフェミエールの胎内に注ぎ込まれ続けその身体の所有権を刻みこむ。

「私はフェミエール殿の母乳を頂き」

ルシウスはそう言いながらいきり立ち母乳を吹き零す乳首を舐め上げ、

「フェミエール殿は私の精液を堪能した」

注ぎ込まれた精液で膨れ上がった白い腹を撫でる。

「この友誼が永遠に続く事を」

絶頂の余韻に絶頂を重ねるフェミエールは逃れられぬ現実に項垂れる。

犯され尽くされたフェミエールはもはや夫や子と向き合うことは無い。
だが陵辱はこれで終わりではない。

「これをお憶えになっていますか」

「ひっ、うっ、えっ……あっ」

朦朧とした視界には見覚えの有る金造りの品が掲げられると、幸か不幸かフェミエールの優れた知性は呆けきった中でもその正体を思い出す。
その品は先日ルシウスにより図書館に寄贈られたブックエンドであるが……このような状態では何故今そんなという疑問しか涌いてこない。

「ここに、これを吊るすというのはどうですか」

「……いっ、いやっ、そ…そんなの」

疑義に答えるようにルシウスは重々しい逸品を吊るす鎖を尖りきった乳首に触れさせる。
そこに触れる冷たい感触にフェミエールは更なる陵辱の意図を悟り魂消るような悲鳴を上げる。
鎖が触れただけで鋭敏に反応する乳首にあんなモノを吊るされたらどうなるか。
圧倒的な喜悦の刺激にはしたなく悶え泣き母乳を吹き零す自分の姿が有無を言わせず浮かび上がり、近い将来の余りに無惨な現実にフェミエールはその瞳に涙を溜めて、慄くように震えながらながら無力な忌避の言葉を続ける。

「駄目ですよフェミエール様はここに友誼の印を吊るすのです」

「ひぃぃっ」

今夜フェミエールの忌避が受け入れられたことは一度も無い。
それは今回も同じである。
ルシウスはフェミエールの恐怖を見透かしたように鋭敏な媚肉を強く摘んでは扱き出す様に嬲る。
外からの刺激のみならず内側から溢れる母乳が殺到し、痛いほど尖り立つ様は正に吊るし頃である。

「やっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

固くしこる乳首が冷たい金具に貫かれると同時に、哀れな牝母の悲鳴が部屋中に響き渡る。
そしてずしりとした重みに反発する様に上向き尖る乳首から天に向けて乳白色の母乳が止まる事無く噴出する。
勿論下の方でも潮が吹き零れるが、今回はそれに加え黄金色の尿も勢い良く噴出する。

「これでフェミエール殿は契約完了ですな」

こうしてまた一人、貞淑な母親が牝に堕とされルシウスの所有物となった。