エトルリアの祭祀を司る7人官。
その地位は名誉職的な意味合いも含んでおり、現役を退いた者を除いては別職を兼ねるのが慣例である。
そして年月の大半はその現実的な問題に費やし、平時は月に一度程度の会合を持つ程度である。
そして本日がその会合の日和であった。
「もうじき皆がいらっしゃいますね」
「い…いやぁ…、もう…もうゆるして」
その会場に主人に曳かれる獣のごとく四つん這いで入室したフェミエールは、今も座するルシウスに背を向けて跨らせられ拒もうとしても抑えきれぬ牝の性を意識させるような緩やかな突き上げに喘いでいる。
自身のはしたない痴態を押し留める事も出来ず、公の場である事を意識させられては今にも表れるやもしれぬ余人の幻影に恥辱を加速させられる。
くびれた肢体が汗を散らしながら舞い踊る度に悲痛な叫びが空気を震わし、泣き濡れた美貌が淫靡に歪んでは哀願とも嬌声ともつかぬうめきが漏れる。
「しかしフェミエール殿の母乳は本当に質が高い。是非とももう少し協力していただきたいものですな」
「そんな、あぁ、あなた…ゆるしてぇ、わ、わたし……わたしはぁぁぁっ」
力の入らぬ身体が玩具の様に上下に跳ねれば、当然その胸にたわわに実る巨乳も大きく揺れる。
その激しい動きだけでフェミエールははしたなく育った乳房が露になっている事を意識してしまい、羞恥に熟れ肉を潤ませはしたない痴態を晒す自身を淫乱と蔑む。
しかもその真白い肌にはルシウスの指が柔肉を噛み締める様に食いこんでおり、哀れな美母は長大な剛直に下腹部を波打たせながら張り詰めた乳房を延々搾られているのだ。
励起した乳首がいやらしく震えては感極まった様に母乳を吐き出し、わざとらしく卓上に用意された凝った造りの水差しに注がれていく。
本来いとし子に与えられるべきものを異様な悦楽と供に搾り取られる不貞極まりない屈従の行為に濡れる自分を否定できず、さらに水差しをなみなみと満たす圧倒的な量に自身の淫乱の度合いを示される様に感じてしまう。
あまりに淫猥な反応に姦淫の罪に捕らわれた生真面目な美母は、贖罪の言葉も空しく唱えながら身体も心もどこまでも堕ちていく。
「フェミエール殿が言い難いようでしたら、私が説得してさしあげますよ」
「いや…いやっ、それだけは言わないで、……やります……やりますから、どうかぁぁぁっ」
ルシウスは母乳で満たされた水差しに手を伸ばしすでに何杯分かがたゆたっている大元の杯に注ぎながら笑う様に語り掛ける。
その言葉にフェミエールは愛する家族の前で母乳を搾り出される光景を想像し、あまりの痴態に泣くようにうめく。
脳裏に浮かぶ夫や子供の驚愕の表情が責めるような侮蔑に変わり、追い討ちをかける様に乳首を直に扱き立てられ更に勢いを増した母乳が水差しを叩く。
全ての原因がそこにあると言わんばかりの搾乳に、否定できぬ喜悦が折り重なり善良な賢母に陵辱に蕩ける熟れ肉を自らの淫罪と認識させ後戻りできぬ屈従の誓いを立てさせる。
ガチャ
「誰かいるのですか」
(ひっ、見られる…こんなところを)
美しい才女が嬲り尽くされる淫靡な空間に不意に扉の開く音が静かに響く。
搾乳の悦楽に呆けていたフェミエールは問いかける声に驚愕の表情で身体を跳ね起こし、慌てて胸元を隠し捲り上げられたスカートを下ろそうとする。
ルシウスもその必死の取り繕いを妨害せず、むしろ助ける様に巨乳を揉みこむ手を離し……その仕草に僅かに安堵したフェミエールが胎内の剛直を引き抜こうと浮かんだ腰を不意に突き上げる。
「……!、………!!!」
(ひいっ、ま、また…いく…いってしまうぅ)
背筋を突きぬける喜悦の刺激に徐々に昂ぶらされ溢れる喜悦に震える熟肉がついに弾け、痴態が公になると分かっていながら牝の本能の赴くままに嬌声を漏らしそうになる。
しかしその唇が開く寸での所でルシウスが扉から見られぬよう身体を抱えなおし、はしたない叫びを塞ぐように唇を重ね喘ぎ声を吸いたてる。
最悪の事態は何とか取り繕ったものの、見えぬ所では唾液と供に唇が絡み合い、胸に寄せたカーディガンには内側から濡れたような染みが広がる。
人に見られるギリギリの状況でルシウスに思うが侭に嬲られ、トロトロに蕩けたフェミエールの熟肉が胸の鼓動に合わせて激しく反応し、吹き零れた潮がスカートを散々に濡らし足元に水溜りを造る。
「どうかなされましたか?」
「ル、ルシウス……卿、はず…はずして……よろしいですか」
実際は僅かな時間であったが、不貞姦淫の現場が露見する不安に捕らわれながら絶頂を連ねたフェミエールには何倍もの長さに感じられた。
剛直を引きぬかれても絶頂に呆けた意識は元に戻らず、ルシウスの言葉でようやく弾かれた様に絶頂の余韻に捕らわれた身体を無理に動かす。
見られたのでは、気取られたのでは、と胸の動悸は高まり、あらゆる人に淫乱不貞の輩と冷ややかに見られる想像を必死に否定する。
しかも今の今で心身は限界であり、これ以上の責めを受ければ人前であろうともどれほど乱れるかは分からない。
消え入りたいとばかりに身を縮めたフェミエールは言い訳は聞かぬ痴態の露呈を舌足らずの言葉で取り繕い、見逃す変わりとばかりに淫虐の申し出を了承する証である水差しを抱え、せめて人目を避ける様訴える。
「いいですよ」
「エ、エルラーゼ様少し失礼します」
意外にも容易なルシウスの了承の言葉に歩を進め様とするが、笑うように尻を撫でられては無理に張り詰めさせた身体が再び蕩け出す。
胸に溢れる母乳を前屈みになり必死に堪え、愛液滴る太腿を擦り合わせながらよろめくように小さな身体を進ませる。
目を伏せながら不審げなエルラーゼの脇を抜け、その視線に羞恥を高めながら震える背中が廊下に消える。
「………また生真面目な人をからかって」
エルラーゼも既に散々ルシウスに陵辱されておりその余韻は常に熟肉を苛んでいる。
だがその矜持が公の場でその素振りを見せる事もルシウスを避ける事も許さず以前と同じ態度を無理に取り続ける。
勿論エルラーゼはよもやフェミエールも同じように辱められているとは思わず、不審な様子にも眉をひそめるだけで、いつもの固い調子で叱責気味の言葉をかける。
しかし陵辱の記憶は確実にエルラーゼの心身に擦り込まれており、その言葉は気丈に取り繕いつつも脅えを含んだかのように微妙に震えている。
「からかってなどいませんよ、ところでエルラーゼ殿の御具合のほうは?」
「な、なにを…くっ…ふぁぁっ」
忘れようとする事態を思い起こさせるようなルシウスの言葉に、エルラーゼは反射的に身構え間合いをとろうとする。
だがその動きに精彩は無く、逃げようとする身体は伸ばされた腕に捕らえられその懐に引き寄せられる。
もはや僅かな衣擦れと人の視線だけでエルの身体は熱く蕩けるようになり、特に胸の付近は常に前方に張り出し衣の下に潜む美しい形を浮かび上がらしている。
それが囚われた身体を離そうとのけぞる様に足掻く事でより強調され、その先端の一段と突き出した部分にフェミエールと同様の鋭敏な媚肉を貫く異物が浮かび上がる。
「随分溜めこまれて、今日はたっぷりと搾らないと、そう…この壷位は」
「ひぃぃっ」
ルシウスは先程までフェミエールから搾り出していたものと同等の壷を示しながら、いびつに浮かび上がった鍵束を弄る。
陵辱の事実を無いものにするかのように以前と同じに振舞おうとするエルラーゼは、乳首に吊るされた陵辱の証を無視して、今までと同じ服装を無理に着用している。
結果鍵の冷たい感触が熱く燃え盛る牝の肌を不規則に押し上げ、あらゆる刺激に無力な熟肉を喜悦の波動が苛み続ける。
そしてフェミエールと同様に搾乳を躾られているエルラーゼは、やはりその刺激に普段から胸に張り裂けんばかりに溢れる母乳に苦しんでいる。
その上死産の経験しかないエルラーゼはその媚肉が溢れる奔流に抗い、フェミエールの様に噴出するのを堪える痛痒ではなく詰まるような切迫感が全身を包み意識を混濁させる。
ただ歩くだけでそのような状態なのに直接乳首を弄られては吊るされた重りにいきり立つ淫肉の尖りが内側から蕩けるように崩れ、感覚のみは緊張しながらも緩む乳肉を充満した母乳が複雑に暴れながら行き戻りして服の上から分かるほどの脈動を示し、搾乳に抗らう事も屈する事も出来ぬ才女に終る事の無い悦楽を響かせる。
「少し曝け出していただきましょうか」
「やっ、そ…そんなぁぁっ」
元々巨き過ぎる乳房により突き出される様に張り詰めていた上に、無理に押し込められた鍵束が暴れては薄い布地が持つはずもない。
形良く前方に向いた巨乳の下方の布地、鍵束により歪に張っていた部分が裂け、抑えられていた重りが一気に真下に垂れる。
その重量は尖りきった乳首只一点にかかり、尖りきった淫肉の尖りが激しく上下に揺れては布地と擦れ、その内側に直に響く刺激と併せて励起しきった媚肉を悶絶させる。
それほどの重量を受けても、いやその刺激ゆえにエルラーゼの乳首は更に上方に尖り立ち、更に増した重量感を巨乳全体で支え………ついには悲痛に喘ぐかのごとく先端から漏れ出た乳白色の筋が冷たい金属を伝い、用意された水差しに零れ落ちる。
「こちらの方も確かめさせていただきましょうか」
「や、やめなさいっ……、くっ、あぁっ、ふぁぁぁぁっ」
胸への愛撫に喘ぐまいと震えるエルを更に嬲るべく、ルシウスの手がスカートの内側に潜り込み、震える太腿を嬲りながら徐々に上方に進む。
触れられる事無く成熟した牝の肉は僅かな接触で甘く痺れ、密閉された空間がたちまち熱気で満ちていく。
歯を食いしばり耐えるものの、太腿から溢れる喜悦が胸への愛撫で既に潤みきった股間に集い、触れられずとも沸き立つ様に蜜が零れ白い肌を伝う。
愛液が肌を伝う感触に聞こえるはずの無い蜜の溢れる音が脳裏に響き、暴虐に屈すまいとする矜持を嘲笑うように鋭敏な熟肉があまりに容易に濡れそぼる。
(ひぃぃぃっ、く、くいこむっ…くいこんで…あはあぁぁっ)
ルシウスの指は愛撫に濡れる下着に迫り、湿った布地を撫で上げては、べったりと布地の張りついた秘花に深い刺激を響かせ、エルラーゼの気丈な抗いの言葉をはしたない嬌声に変える。
愛撫の余韻を焼き付けたそこへ濡れた下着を細くこよらせるように指を蠢めかせ、すっかり濡れそぼった花弁の内側の肉襞を左右に拡げ、その煮えたぎる秘洞の奥へ紐状の下着を食いこませる。
上端で固く尖る肉珠も濡れた布地が責める様に絡み、皮を剥かれ紅に染まる美しい宝石が腰紐に縊られ淫靡に震える。
「本日は存分にお相手しますよ」
「いっ…いやっ、こんなの、くぅぅぅっ」
乳首を鍵束に引き出され、股間に下着を食いこまされたエルラーゼが弱々しく鳴く。
触れられぬまま熟れた媚肉はどこまでも熱く蕩け、会議までの時間、蜜も母乳も徐々にその量を増しながら凛とした才女は嬲られ続けた。
時間となり会議は何事もなく開始された。
とはいえレニードとロゼの二人は欠席であり、ルシウスの両隣に座ったフェミエールとエルラーゼも俯く様に目線を下げている。
フェミエールは部屋から逃れた後もどうする事も出来ぬ満杯の水差しを手に人目に脅えながら廊下をさまよい、その生真面目さ故に欠席する事など出来るはずも無く更に張り詰めた巨乳を震わせやむなく陵辱の場へ戻ってきた。
水差しの母乳を壷に移す為やむおえずルシウスの隣に腰掛ければ、素早くカーディガンの下を弄られ空の杯に向けて母乳を噴出し、結局人前で搾られる喜悦に泣き濡れながら必死に嬌声を堪える。
エルラーゼもあれから散々に乳房と股間を弄られ、何とか水差しを満たすだけの母乳を献じた巨乳は破れた下方の隙間から白い肌を晒さんばかりに前方に突き出し、更に食いこんだ下着の感触に表情には出さねどその心身は今も悲痛に喘いでいる。
「ですからこの件は……」
会議の進行役であるエルラーゼは平静を装いながら議題を進めるが、ルシウスの存在を視界の端に意識するだけで先程までの陵辱が思い出されどうしようにもなく身体が疼く。
そして僅かな胸の震えや、擦り合わされる太腿、立ち振るまいの全てにはしたなく喘ぐ自分の姿を意識し、脳裏に響く母乳や蜜の溢れる音を必死に打ち消しながら平静を取り繕おうとする。
特に揺れる鍵束は目立たぬ色で遠目には分からぬものの、僅かに揺れてはカチカチと音を立て否が応でも露出を意識させる。
痴態の露呈にどこまでも脅える事は視姦以上の恥辱であり、その言葉は時に不自然につまり、その手で胸を抑え内腿を擦り合わせる仕草もはしたない姿を隠すあさましい行いに思えてくる。
「少々聞いてよろしいですか」
「何……、で…しょうか…」
他の誰よりもその仕草を意識して恥辱に喘ぎ、その衣服を恥液で濡らす才女にルシウスが質問を投げかける。
質問された以上エルはそちらに向き直らざるをえない。
動揺が悟られぬ様応対しようとするが、乱れた息や震えるからだがその状態を如実に現し、全てを見透かしたような視線に胸の奥から更なる母乳が溢れ張り詰めた巨乳が美しくも淫靡に突き出される。
溢れる奔流は乳肉の隙間に充満し開放を要求するように暴れるが、その道は先端に行くほど窄まり栓の様に固く尖る乳首から滲む様に零れるだけである。
当然乳首の圧力はすざまじく喜悦の刺激が脳裏まで直にうねりエルの意識を明滅させ、先端より少しづつ零れる母乳が鍵束を伝う一方で布地の染みを徐々に広げていく。
「少々支出が多いように感じられますが、やや装飾過剰ではないでしょうか?」
「その件は…けんとう…しました……が」
真面目な台詞を発する一方で、ルシウスは眼前に突き出された鍵を弄び、他の者に悟られぬ様にスカートの裾を捲り上げる。
露出した部分に触れる空気の感触にすらざわめく肌に戦慄しながらエルラーゼは、勤めて平静を装おうとするものの、先程の愛撫の余韻も冷めぬ肌に走る指の感触にたちまち花弁がいやらしく開き、トロトロと蜜が零れ出て剥き出しの太腿に滴る。
逃れ様の無い証拠に望まぬはずの愛撫に濡れている事を否定する事も出来ず、背中に刺さる視線を一層意識してしまうエルラーゼは外見は何とか取り繕いつつも恥辱に喘ぎ公の場で濡れる自分の姿がとてつもなく淫乱な女と感じせざるを得ず、聡明な才女が今まで培った矜持が脆くも崩れる。
「検討……ですか」
「何かっ……い、異論が、ござい……!!!、…ま……すか…」
(ひっ、で…でるっ!!!)
問答の中不意にルシウスの手が閃き母乳を滴らせる鍵束を引く。
励起した乳首にかかる予期せぬ力にエルラーゼは思わず息を呑み、密に詰まっている恥肉が前に引かれた事で狭い隙間を縫う様にたゆたっていた母乳が一気に流れ出す。
身体全体が前方に倒れる中で、下側を破られた胸の布地を跳ね除けるように巨乳が震え構えた水差しに向け細く長い乳白色の液体が注がれる。
しかも倒れこむエルの足の間にルシウスの足が入り込み、すらりとした両足を開かせ、肉付きの良い太腿の真白い肌を撫でる。
傍目にはエルが熟れ肉を蕩かす喜悦を堪え取り繕う様にことさら気丈な声を発した為、反論するルシウスを威圧する様に詰め寄った様に見え無い事も無い。
しかし実態は未婚の母に対する苦悶の搾乳であり、熟肉の制御する術を知らぬエルに堕ち行く自分を止める事は出来るはずも無い。
「昨今の財政の逼迫はご存じのはず」
「保たねば……ならぬ、て…体裁はある……のです」
(と…とまらない、どうして…どうしてよぉっ)
更にルシウスの手が鍵を弄び、質疑を続けながら姿勢を戻そうとするエルから更なる母乳を搾取する。
微妙につけられた強弱にエルの乳首は為す術無く操られ、溢れながらも一気に出す事も出来ず、ビュクビュクと淫猥な音を立てて止まる事無く乳白色の筋を連射する。
あまりに淫猥な放出感にエルの虚勢を張った心は徐々に崩れ、燃え盛る牝の性が意識を占拠し始める。
「全てを我らがやらずとも、広く民に協力を仰いではいかがですか?」
「そ、それは…、まだ……時期が…い、至れば…」
ルシウスの言葉は問答に重ねて、自身の矜持を保つ為他人に助けを求めないでいるエルを嘲笑う。
胸の方は鍵束を弄びながらなおも搾乳を続け、太腿を擦っていた手もいやらしく花開く秘花を捕え、深く食い込んでいる下着を更に押し込みながらで腰紐を解く。
下着を奪われたエルは、濡れた肉襞やしこる肉珠への責めが無くなった事に安堵する間も無く、人前で秘部を剥き出しにする羞恥に震え、その先にある陵辱を思い浮かべてその美貌を歪ませる。
助けを求める事が頭に浮かばぬわけは無かったが、まさか犯され搾られていると吐露することもできず、聡明な頭脳を持ってしても羞恥に喘いでは語るべき言葉が思いつかないのだ。
「失敗の可能性も承知の上、と言う事ですな」
「そ、それは、んっ……くぅっ」
(こ、このような…まねに、くっ、屈しては)
葛藤するエルを更に嬲る様にゆっくりと縁をなぞっていた指が秘花の中に指しこまれ既に喜悦に潤みきった肉襞を擦り立てる。
熱くうねる鋭敏な肉襞に刺激に対する備えなどあるはずも無く、狂おしいほどの喜悦に易々と飲み込まれては挿入された指に絡みつく様に蠢いては喜悦の涙のようにぽたぽたと蜜を零す。
背を向けている人々の視線を感じては、はしたなく喘ぐ自分の姿に見えないと念じても抑えきれぬ羞恥に泣き濡れる。
(ま…まさか、そんな、そんなのっ、くっ…ふぅぅぅっ)
更にルシウスは周囲に分からぬ様にそそり立つ剛直を股間にあてがい、喘ぐ様にうねる秘花を嬲る様に擦り立てる。
鋭敏な柔肉に押し付けられる熱く固い感触に一層の蜜が零れ、崩れそうになる腰と自分を必死に支える。
「す、全て……私の手で…必ず」
陵辱の記憶が頭をかすめともすれば隷属を誓って情けに縋りそうになる自身を叱咤し、エルラーゼは痴態を隠す事実を弁明するように戦う事を誓う。
質疑にそぐわぬ様に宣言しながら、俯きがちな涙を湛えた瞳が怨敵を睨みつけようと視線を上げる。
「そうですか」
「そ、ふっぁぁぁぁっ」
(いやっ、は…はいってくるぅぅぅぅっ)
その瞬間蕩けきった身体を無理に強張らせるエルラーゼの秘洞を、ルシウスが愉しそうに嘯きながら貫く。
軽い突き上げだけで腰が蕩けるように砕け、糸が切れるように力が抜けた身体が剛直を咥え込む様に倒れ込む。
抗いの意思だけで蕩けきった身体を止めることなどできるはずも無く、その腰に跨がる形で注挿を助ける様に蠢くだけで立ち上がる事など出来ない。
秘洞が煮えたぎる様に弾け、瞬間的に数度の絶頂を重ねながら、挿入の際の密音が脳裏に響き衆目の前での挿入に穢れを知らぬ自我が恥じて昂ぶる。
「意気込み過ぎですよ、少し息抜きしませんと」
「はっ、んん、ふっ、くぅぅぅっ」
(イ、イクっ!、と…とまらない、またっ…またぁぁぁっ!!!)
なおも体奥をえぐる剛直にはしたない嬌声を心のうちに響かせながら、溜まりに溜まった喜悦が弾けては絶頂に達する。
後方から見ればその背中が小刻みに震える程度だが、死角となった前面では張り詰めた巨乳もすっかり胸の布地を跳ね除け、勢い良く飛び出る母乳が水差しを叩く。
その様子は明らかに異様であるのだが背を向けている面々のうち、フェミエールは自身の母乳を抑えるのに手一杯で、ソーシャは無関心に思索をめぐらし、ホイットニーはいつもの悪戯だろうが僅かにいぶかしみながら嘆息するのみである。
「しかし、こ、この件は」
心の鼓動の高まりに併せて白き奔流が衣服や鍵を滴り零れ落ち、足元には噴出した愛液の水溜りをつくりながら、それでもエルラーゼは質疑を続けようとする。
しかしその脳裏は溢れる喜悦が浮かんでは弾け、無意識の取り繕い以外は完全に喜悦にのみ込まれている。
「いえ、私も協力させていただきますよ」
「なっ、………!………………!!!」
そこにルシウスが一旦出口付近まで退かせた剛直を、体奥に叩きつける。
あまりの衝撃にエルラーゼの唇が空を切り、今まで以上の恥液を噴き零しながらルシウスの上に倒れこむ。
その身体はなおもブルブルと震え、小刻みな突き上げに合わせて何度も絶頂を続ける。
異様な沈黙が室内を支配するが、余人はエルの態度をルシウスの意外な申し出に驚いた様に捉えた。
実際には突き出した巨乳はその上側に湿りきった布地を載せつつ、余韻に震える間もいやらしい音を立てて母乳を吹き零しているのだが、その後に続く沈黙も腹の探り合いと解した。
「それでは、本日はこれで」
(み、見ないで……、こんな、こんなところぉっ)
かなりの時間の後、ルシウスが脱力したエルの身体を隣に横たえながら宣言する。
余人には引き分けに終った対戦に疲れ果てた様に見えても、エル自身は公の場での陵辱に喜悦を極めた事実から逃れる事は出来ず、虚脱した心身では痴態を取り繕う事も出来ぬ事に涙する。
こうしてエルラーゼを嬲り尽くす月例の会合は終幕となったのだが、当然この後にも更なる陵辱の幕が控えていた。
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