クレメンティア

「くっ……結局あなたが、っ!はあっ……黒幕と…うわっ、い、言うわけ……ですか」

クレメンティア=フェストゥス。

オプティムス家にその人有りと謳われた美貌の魔法騎士は、いかな苦境にあっても主家への忠誠は揺るぎ無く、諦観の色は微塵も無い。
勿論メッサーナの戦いにおいてフォルトゥーナとの因縁に固執するあまり指揮を誤り敗北を喫し、 捕らわれの身になってもそうであるし、自身の女の部分を剥き出しにされ嬲り者になってもそうである。

「そう睨まずとも私は貴方の敵ではありませんよ。なにしろ貴方の大切なユフィール殿を保護しているのですから」

ルシウス=ムナティウス=プランクス。
その美しい身体に指と舌を這わせている男が自身の物言いを笑いながら言う。

「わ、我が主君にっ……こ、このようなまね…あっ、はっ、ああっ」

仰向けになった身体から天に向かって形良く突き出した乳房を弄ばれながらもクレアは、 今の自分と同じような目に会っている主君を想像し喘ぎながらも憎悪のまなざしを向ける。

「本当に主君思いの騎士殿ですな。ご心配なく私も彼女のことを思っているのですよ ……今も食の進まぬユフィール殿に、極上の媚肉を召し上がって頂こうと調理している最中でしてね」

そう嘯きながらルシウスはクレアの巨きな乳房を立てる様に揉みしだく。
つまり調理されているのはクレアの身体である。 そして豊かな女体は色欲に浸され敬愛する主君の前に引き出されるのだ。

「ひっ……ふあぁぁっ!」

掌ではとても収まりきらない乳房の先端、痛々しいまでに尖りきった桃色に色づく乳首を弾かれクレアは媚の交じった悲鳴を上げる。

「ふふっ、素材は極上。全く見事なモノをお持ちだ。 触れるだけでたわわに揺れ、揉み込めばよがるように打ち震える。見世物としてはユフィール殿のものより上ですよ」

嬲られているものの弾力をクレアにも分からすかのように重々しく震わせる。
だがその恥辱より何より敬愛する主君の名が、クレアを乳房に詰め込まれ身体全体に染み渡る悦楽の泥沼から無理やりにでも捩らせる 。

「やっ…やはっ、り、ユ、ユフィール様にもっ……!」

頭を振るい殺意の眼差しをルシウスに向けるが、遮るように自身の乳房を示され見せ付けるように嬲られると、たちまち瞳が潤みだす。

「しっとりと吸いつくような白い肌でして、少しの刺激にも苦しげに喘ぐどこまでも嬲る気にさせる乳房でしたよ。 まあどちらが優れていると言うわけでもありませんし、敏感に反応するという点では同じですから。 そうそうここを尖らす様はそっくりですよ」

嬲られ尽くされた乳房の先端の一際突き出た部分に視線を感じクレアは身悶えする。
先程軽く弾かれただけでも背骨が蕩けるような刺激を与えられた。
もしそこを指や舌で愛撫されたら……どうなってしまうか分からない。

「こんなに突き出されては慰めないわけにはいきませんね」
ルシウスは手のかかる子をあやす様に、まずは小さくも打ち震える乳輪をこれからの陵辱を宣告するかのように嬲る。
根元を押さえられた乳首が宙を泳ぎ、 大気の流れに触れただけで甘い刺激が乳首から乳房へ突き抜けクレアの意思に係わらず艶っぽく身悶えする。

「ひっ!はぁぁっ……あっはぁっ」

指がゆっくりとそこに触れ、その突き出具合を確かめるように上下する。

「覚悟は宜しいかな」

「くっ……あっ、はっ、はあぁぁぁ、うっ、はぁぁぁ――――っ!」

侵略者の攻撃の宣告にクレアは歯を食いしばってそれに耐えようとするが僅かな時間すら稼げず意に沿わない被虐の嬌声が上がる。
痛いほどしこるそれをまさに癒すかのように柔らかな刺激が襲う。
左右の乳首が五本の指に捕らえられ、さらにその身を誇示させるようにしごかれる。
淡い色ながらも色艶を増す乳首を中心に乳房全体がほんのり朱に色づき正に食べごろを予感させる。

「では、少々味見といきましょうか」

「はっ?あっ……や、やめっ……あっ、やっ、やめなさいっ」

道化るような台詞に、手も足も出ないクレアが声を震わしながら気丈に言い放つ。
ルシウスはそれを心地よさげに聞きながら俎上の獲物に口を近づける。

「くっ、はあぁぁっ、はんっ、くわぁぁっ」

指での愛撫とは異なる纏いつくような感触にクレアはその肢体を身も世も投げに打ち震えさせる。
柔らかく暖かい舌が敏感な突起に絡みつき自在に弄ぶ。

(だ、だめだ……こんな嬌声っ、でも……でも、身体がっ……)

次第に激しくなる陵辱にいつもの澄ました表情が崩れる。
瞳が潤み、口が半開きになり苦しげに喘ぐ様は普段のクレアからは想像も出来ず、その落差が堪らなく艶かしい。

「いつもの凛とした表情も良いですが、このような表情をされても絶品ですよ」

「ばっ、ばかなっ……こ……ことをっ…」

ルシウスはクレアの意識を確かめるように陵辱の手を一旦緩め、その痴態を賞賛する。
最も責め手が緩まったとはいえクレアの体内は已然得体の知れない感覚が所狭しと這いまわり、 曳きこまれるような浮遊感がその表情を呆けさせる。
むしろ中途半端な覚醒はクレアに意のままにならぬ自身の身体を認識させ、己の不甲斐無さとはしたない痴態を認識させるだけである。

「さて、まずはこの程度からいきましょうか」

「はっ……あっ……ひっ、ふわあぁっ」
そして恥辱にその美しい顔を歪ませるクレアに見せ付けるように、ルシウスはその尖りきった桜色の突起を口に咥える。
そして……鋭い刺激が襲いかかる。
多少愛撫の手が緩められたとは言え今だ地に足のついてない状態のクレアの意識は夢と現を激しく交錯させる。

(どうして…どうして、こっ、このような痴態を)

意識が混濁し何も考えられなくなる一方で、 まるで自分が乳房そのものになったかの様に只吸われる感覚のみが性愛に慣れぬ身体に容赦無く刻まれる。
さらにルシウスが吸うだけでなく咥えこんだ突起を舌で完全に絡めとり淫猥な愛撫をくわえると、 クレアは為す術なくただ身体の中を荒れ狂う刺激に翻弄される。

「そろそろですかな」

ルシウスはその瞬間を意識させるために挑発する様に宣告する。
勿論強靭で貞淑なクレアの意識は何とか抵抗を試みようとするが昂ぶる一方の身体をどうすることも出来ない。
ただ自身の身体がもっとも恥ずべき痴態を晒す準備をするのをその寸前まで知覚させられるだけである。

「そっ…そんなっ…ひっ…うっ、はぁっ…くっ…やっ、やだっ…こっ、こんなあぁぁぁぁ――――――っ!」

感極まった身体が瘧が掛かった様に振るえ、千々に乱れる意識の全てが天にも上るような酩酊感に捕らえられる。
そして視界が一際白く明滅し……限界まで引き伸ばされた意識と身体が爆ぜる。
そして誰も聞いたことの無いクレアの泣きじゃくるような悲鳴が室内に延々響き渡った。

「はあっ、はっ…あっ……はあっ」

熱っぽく潤んだ身体の芯がどろどろと溶け出すのを感じながら、クレアは苦しげに喘ぎ声を洩らす。

「全く主従ともに大した素質をお持ちだ」

「……っ!貴様っ!くっ、こ、このっ!」

しかしルシウスはクレアに僅かな休息も許さない。
定かならぬ意識の中でもクレアは主という単語に反応してしまい、力の抜けた身体を必死にくねらせる。
その身をあやす様に保持しながらルシウスの手が未だ快楽に息づく乳房から徐々に下方に這わされる。

「胸を弄られただけで……やはり極めてしまわれたわけですか」

「だっ…誰が、あのような真似でっ!」

ルシウスの指がそこに滴る愛液を強調するかのようにクレアの真白い太腿を丹念になぞる。

「ふふっ、クレア殿はまだ経験が少ないでしょうからお分かりにならないご様子ですな。 ではご自身で良くご覧になっていただきましょうか」

「なっ…なにをっ!」

ルシウスは蜜に彩られた太腿をその上半身に押しつけると、 そのままクレアの身体が逆さになるように下半身を持ち上げその秘部を眼前に持ってくる。
嫌でも自身の色づく乳房と濡れそぼりヒクつく秘所がクレアの見上げるような視界を占め、 その向こうに更なる淫虐を加えんとする男の顔がある。

「それにしてもここまで欲情するとは」

「はっ、くっ…そんなことっ…」

ルシウスは左右の腿に愛撫を加えながら、眼前に晒された花弁が苦しげに蠢き溢れる愛液を吐き出す様を寸評する。
クレアは怨敵の眼前で痴態を晒すのを何とか押さえ様とするが、意識すればする程止めなく恥液が漏れ出で腹をつたい落ちる。

「ははっ、身体は正直ですよ」

「なっ、やっ…やめっ、はっ…んんんっ、はぁぁっ」

指が直接花弁に触れ、発せられる嬌声に合わせ縁をなぞる。
甘い疼きに花弁が綻びを見せるのを、再び脳髄に響く刺激に苛まれるクレアは意識すれど阻む術は無い。
見せ付けられる様に眼前で開花してゆく自分の秘所を恥辱に苛まされながら見守るだけである。

「ユフィール殿のものより肉付きは上ですな」

「きっ、きさま…ユ、ユフィールっ…さ、ま……の」

主君の名がクレアの戦意を振るい立てる。

だが――。

「さてと、ここの感度はどうですかな」

「ひっ、ふあっ、はぁぁっ」

ルシウスの指が秘花の上端に息づく肉芽を捕らえると、痺れるような刺激にクレアは嬌声を上げる。
クレアの綺麗な叢の中に息づくそれはすでに大きく膨れ上がり、手を下すまでも無くその表皮が剥けかかっている。
しかもルシウスは鼠頚部や内腿に舌を這わせ、 見事に花開いたクレアの秘花から更なる恥辱の蜜が溢れさせると嬲る様に生え揃った恥毛に絡める。

(ああっ…私は、ここまで…ここまで堕とされてしまった)

直接触れられずともクレアの肉芽は随喜し震え上がり、 何より視界に入る恥液にまみれた叢は今までのどんな痴態よりも憎むべき敵の手に落ち淫虐の限りを尽くされる自分を自覚させた。

「おやおや、ここもこんなに膨らまして」

「なっ……はっ、あはぁっ!はんっ!はっ、あぁぁ…」

ついに指先で僅かに絡む皮を剥かれ濡れ光るクレアの瑪瑙色の真珠が剥き出しにされる。
根元よりそろりと圧力がかかると蕩けるような感覚がその一転に集中していく。
ただ触れられるだけで欲情の灯火が煽られ業火のごとく燃え盛り、嬲られる以前に身体が昂ぶり意識が呑みこまれそうになる。

「はっ……、あっ…ひっ!」

身体が火照り意識が遊離する。
先程胸を責められた時と同じような感覚にクレアが逃れる様に腰をくねらせる。
震える肉珠を満遍なく撫でまわしていた指は以外にも掌中の獲物を逃す ……が、クレアが息をつけたのは僅かな時間でしかなく、ルシウスの指は狙い澄ましたかのようにクレアの肉芽を弾き、 電撃のような刺激が一瞬の休息に安堵する無防備なクレアの感覚に何重にも響き渡る。
更にルシウスが異様な刺激におののく肉芽を摘み、固くしこるそれを弄ぶ様に擦り上げると、 真っ白な意識に極彩色の悦楽が刻まれたクレアの嬌声が部屋中に響き渡る。
だがクレアは散り散りになりそうな意思をかき集め絶頂に押しやられそうな身体を押し止めるのに精一杯で、 もはや自分がどんなにはしたない声を上げているのかすら分からない。
そんな中つい先程の乳房を嬲られ極めた恥辱の情景が繰り返し頭をよぎり、その度に抵抗の意思を掘り起こし、絶望的な未来に涙する。

「さてクレア殿、自身の達する様をじっくりご覧になって下さい」

(いっ…いやっ、こんな、こんなのでっ……またっ……、どうして、どうしてよぉ)

止めを刺すようにルシウスが花弁に舌を指し入れると、寸前の所で保たれていたクレアの均衡は為す術なく崩壊する。

「ひっ!はっ、ああっ……くはぁぁぁぁ――――――――!」

押さえていた悦楽が身体中を蹂躙し、忘れ得ぬ記録を刻み込む。
薄れ掛ける意識が遥か高みに誘われ、僅かな正気が自らの様に涙する。
秘花から勢い良く愛液が吹き零れクレアの惚けた顔や打ち震える胸に降り掛かる。
無理な姿勢のままのぼせ上った身体をへたり込ませたクレアの顔は、ひどく施虐心をそそるものだった。