クレメンティア

「これほどまで溢れさせるとは」

「いや、いやぁぁっ」

愉しそうに笑いかけながらルシウスの指の動きが激しさを増すと、ローラの菊座ははその形状を噛み締めるようにきつく収縮して、その感触を喜悦の刺激として身体中にを響かせる。
操られる様にローラの肢体が激しく跳ね、玉の汗が飛び散っては堪える余裕すら無い嬌声が溢れ出る。
複数の手で揉み込まれる双乳は互いに絡んだかと思うと次の瞬間には根元ごと左右に振れ全く予測できぬ刺激を休む間も無く産み出し続ける。
そして幾本もの指を咥え込まされた秘花は、最奥の妖しく色付く恥肉を晒させるように大きく開かされ、ローラが陵辱に全く抵抗できぬ事実を示すかのように掻き回されるままに愛液を吹き零す。

(あひっ、くっ、そんなぁぁっ)

身体中のあらゆる場所が淫蕩に反応する中でも、最もローラの矜持を辱めるのはルシウスの指に貫かれた尻穴である。
根元まで入り込んだ指は肛門はおろか直腸にまで達し、栄養を吸収する為の繊細で感受性に富んだ粘膜を直に弄ぶ。
常ならぬ経路を遡る甘い刺激に掻き乱されるローラに、秘肛で悦楽を感じはしたなく喘ぐ姦淫の罪が追い討ちを掛ける。
尻穴を散々に嬲った指が引き出される頃には、ひきしまった美貌も悦楽と恥辱に泣き崩れ、腸が裏返るような刺激にただただ噎び泣く事しか出来ない。

「そろそろ準備もよろしいですかな?」

「ひっ、い…いや……やめ…、そこはっ…、んっ…ふぅぅぅぅっ」

尻穴を激しく苛んでいた指が抜け去った安堵に浸る間も無く、当然の様に次の陵辱が告げられる。
散々弄ばれた尻穴に熱い感触が意識させる様にゆっくりと触れ、微妙な圧力をかけて窄まろうとする肛門を嬲る。
何度犯されても慣れぬ事など無い際限無く深い挿入への恐怖に、そして自らが常ならぬ交わりで喜悦を極める悲嘆に、ローラは相手を楽しませる事も忘れ悲痛な叫びを懇願する様に響かせる。

「そうは言っても…ローラ殿自ら咥えられて行かれる様ですよ」

「ち、ちがう、わたし……わ…た…し…はっ、ふぁっ、ひぃぃぃぃぃっ」

押しつけられた場所から溢れる喜悦の刺激に肛門が蠢き、剛直の先端を徐々に飲み込んで行く。
ローラは抗うように腰を動かすがかえって挿入を容易にして、徐々に緩む尻穴が一際大きい頭の部分を飲み込むと後はズブズブと音を立てて際限無く剛直を咥え込んで行く。
本来その用途に用いない繊細な器官が無理矢理拡充され、狭間に満ちる固い感触が随喜させる様に擦り立ててはその熱で周囲の熟肉を炙る。
咥えこんだ分だけ下腹部を占める感触とねっとりと絡み付くような鈍い刺激が増し、喘ぐような呼吸に合わせて尻穴が力無く蠢いては剛直を更に飲み込んでいく。

「ひっ、い…いや、そんなぁぁぁぁっ」

挿入を手伝う様に剥き出しの肉芽が弾かれ、淫猥な器具で開かされた秘洞を指が掻き回す。
蕩けるような刺激に下半身が潤み、悦楽の凶器を飲み込む様に力無く沈んで行く。
肛門から直腸まで長大なモノががどんどん入り込んでくる拡充感と擦られる粘膜の全てが喜悦の刺激のみに占められ蕩ける感覚が、ローラを何度犯されても慣れぬ背徳の被虐にのめりこませる。
尻穴は性器とは違い挿入されるモノをどこまでも飲み込んでしまう。
その底の知れない深い挿入感に身体全体が一個の性器のように喘ぎ、深淵に沈んでいく剛直の感触に媚肉を制御する主導権を奪われる。
しかもローラの尻穴は挿入に反射的に収縮して肉棒を噛み締めるのだから、しっとりときつい収縮で相手を喜ばせる一方で、自身は止めなく湧き起こる喜悦の波に呑みこまれる。

(あぁ、ひ、ひろがって……、くぅ、ふぁ、ふぁいって…く…る)

熱い感触が窄まろうとする尻穴を拡充し、押し退け擦られる粘膜の全てが燃え立つ様に随喜する。
いかにルシウスの剛直が長いとは言え有限であるのだが、剛直を咥え込んでような拡充感が奥深くまで続き、どうしようにもなく胸が詰まり切ない喘ぎが漏れる。
入り口の俊動ですら奥深くまで響き渡る尻穴に太い剛直をしっかり咥え込むと、鋭きはないが染み渡るような刺激が重層的に媚肉を侵食し、押し止めれない刺激に喘ぐ熟肉をじっくりと苛む。

「ひぃぃっ、お、おくまで…」

そして終に忌避しながらも蠢く尻穴はルシウスの長大な剛直を根元まで飲み込み、その下腹部を埋め尽くす感触にローラが目を泳がしながらを涎を零す。
摘まれ続けた肉珠は苦しそうに充血してぷっくりと膨れ、内側の肉襞を紅に染めた蜜壷の奥底の恥肉は裏側の何かから逃れる様に震える。
喜悦の刺激にかき乱された脳裏に白い光が乱舞し抗おうとする意識がすがる間も無く千々に乱れる。
尻穴の挿入に徐々に慣らされた身体はいつもなら絶頂に至る刺激を身体に溜めこんだまま、今にも弾けそうな状態で更に昂ぶり続ける。

「いきますよ」

「ふっ、ふわぁぁぁぁぁっ」

いつ絶頂を迎えてもおかしくない状態のローラを愉しげに見やったルシウスが不意に腰を動かし始める。
限界以上の官能を詰め込まれた身体が一瞬で弾けその身を激しく痙攣させたローラは身も世も無い嬌声を上げ、開かされた秘花がその深淵の動きを覗かせながら勢い良く潮を吹き出す。
勿論成熟した極上の媚肉を持つローラがただ一度の絶頂で許されるはずも無く続いて始まる容赦の無い注挿に身体全体が掻き回され、神経を許容量以上の喜悦で満たしその痴態を脳裏に刻みこみながら絶頂を続ける。
注挿に喘ぐ媚肉が潤むように弛緩し引き攣るような収縮と交互に俊動して休む暇を与えず肉棒を味わう事を強制する。
刺激を溜めこんだ媚肉が昂ぶっては弾け、幾本もの指に露にされ弄ばれ続ける秘花から子宮の収縮すら見せながらあえなく潮を吹き零し続ける。

「舌をかまぬようにして下さいよ」

「んっ、んふぅぅぅぅぅっ」

更にルシウスの言葉を合図にして、絶頂の連続に半ば呆けはしたなく涎を零していたローラの唇にルシウスの部下の剛直が咥え込まされる。
やはり長大な肉の槍はローラの口腔を完全に占拠し、ゆるゆると蠢いては唇から喉奥まで引き攣るように蠢くローラの口腔を味わい尽くす。
柔らかな舌が喘ぐ様に蠢いて剛直に奉仕し、脳の至近を埋め尽くす男性器の感触がローラの意識を一際乱す。
砲身が濡れた唇を出入りするたびに唾液が音を鳴らし正に口腔性交と言うべき責めで肛虐に絶頂を続けるローラを更に責め立てる。

(ああっ、何も…何も考えられない、わたしは……わたしは)

意のままにならぬ秘肛がほぐされ、熱い剛直に直腸ふかくまで潜入されてどこやら分からぬ深淵の柔肉をを抉られる。
口腔を埋め尽くす肉棒も激しく蠢いて喉奥を突き、掻き回された意識が為す術なく蕩ける。
張り詰めた乳は弾力の固まりのように跳ね、揉み込まれる度に激しくうねり吊るされた重りを躍らせて狂おしいほどの喜悦を乳房全体に響かせる。
明らかに巨乳に満ちる脈動を省みる間も無く、ただ媚肉の慄くままに奥まで剥き出しにされた恥肉の秘洞から勢い良く潮を吹き上げる。
肛門で極めるたびに自分が淫蕩極まりない別の何かに変わっていく様に思え、自分すら信じる事も出来ぬローラは何を頼る事も出来ず被虐の淫獄に堕ちてゆく。

「さて、朝食と行きましょうか」

(なっ、……そ、そんなぁっ)

ルシウスが不意に口にした朝食と称するものの意味をローラは嫌というほど思い知らされている。
熱い剛直が脈打ち奥の奥まで男たちの欲望に埋め尽くされ、同時に自身はその感触にはしたなく悶え泣きこれまで以上の絶頂を立て続けに味わうのだ。
逃れられぬ恐怖に強靭なはずの精神が絶望に震え、それに止めを刺すように喜悦に喘ぐ尻穴に長大な砲身を根元まで咥えこまされる。

「んふっ、むっ、ふぅぅぅぅぅぅぅぅっ」

長大な剛直を張りさけんばかりに咥えこまされた直腸の更に奥深く、全く対処できない粘膜に熱い迸りが叩き付けられる。
同時に口に咥えた剛直も熱く膨らんで弾け濃厚な精液を喉の奥に叩きつける。
尻穴深くに刺さった剛直から熱い奔流が身体の更なる奥底へ何処までも雪崩れ込み何処かも分からぬ繊細な粘膜の悲鳴がローラを法外な喜悦に導く。
口腔も力強く脈打つ感触に完全に埋め尽くされ、喉奥に直接注ぎ込まれた精液を吐き出す事も出来ず喉を鳴らし情欲の粘液を必死に嚥下する。
火傷したように震る柔肉に次々に新たな奔流が叩きつけられ、白熱の粘液が、直腸を、口腔を満たしてなおも注ぎ込まれる。
射精の脈動が直腸を震わし限界を超えて注ぎ込まれる感触が、身体全体を異様な昂ぶるに導く。
極めるたびに更に凄惨な絶頂を繰り返し、その果てに一際激しく喜悦に果てたローラは撒き散らす様に潮を飛ばすと断末魔の様に跳ね、絶頂の余韻にうめくように潮を吹き零し続けながら力なく沈もうとする。
しかし容赦なく注ぎ込まれる精液が気絶すら許さず、崩れ行く意識を保ったままのローラは自らの絶頂の有り様を刻みこまむように喘ぎ泣き続ける。

「やはりですな」

「な、何を、わ…わたしは…尻の……あ…な…でなど」

長い、あまりにも長い悪夢の後、口腔の逸物こそ抜かれたものの未だ尻穴を貫かれたままのローラにルシウスがからかう様に声をかける。
尻穴を埋め尽くす感触に昏倒する事も叶わぬローラは、淫乱と決め付けるが如き台詞に反射的に否定の言葉を発すが喉を鳴らすと注ぎ込まれた精液の感触が再演される。
しかも腹の底には上下から注ぎ込まれた熱い精液が溜まりに溜まっており、言葉にされぬとも凄惨な陵辱を思い出してしまい自分でも虚偽の言葉で淫蕩な痴態を誤魔化していると意識してしまい、あまりの浅ましさに沈黙する。
そして衰えぬ逸物が淫蕩な性を暴く様に蠢けば覚醒した意識がすぐに色毒に染まり自らの反応をただただ恥じつつも堪えきれず喘ぎ始める。

「確かに尻穴でも随分とお喜びのようですが、それよりもこの膣の反応……間違いありませんな」

「…な…なにをいってるのです」

自らの言葉で恥辱にまみれるローラにルシウスはおどける様に言うと、再開した尻穴の陵辱に呼応する様に蠢く秘花をなぞる。
その行為に花弁を拡げられ秘洞の奥の奥まで晒し、絶頂を繰り返す度に恥肉が収縮する様を鑑賞され続けていた光景が浮かび上がり、あまりの恥辱にくびれた肢体を一層悶えさせ密壷が沸き立ち蜜が吹き零れる。

「妊娠ですよ、この沸き立つ反応では間違いありませんな」

「なっ……、そ…その様な事など」

全く予想できぬ言葉が脳裏に響き、その意味を確たるものと理解する間も無く意識が暗い絶望に沈む。
消し去ろうとしても消えぬ言葉に徐々にその事実を理解させられたローラは、その強靭な精神ゆえ目を背ける事も出来ず、やっとのことでうめくように異議を発す。
だがその異論を裏付けるべく自らの身体を調べれば、異様なまでに感じやすい身体も、乳房に充満するのは重苦しさも、体調の全てが悪夢に符合する。

「心当たりはございませんか」

「そ、そんなの……、ぜ…絶対に、……や……い…やぁ…」

悪夢の様な現実を裏付ける自身の身体に、錯乱した様に否定の言葉を紡ぐが光を遮る暗雲は晴れずただ絶望のみが心を占める
小さい頃夢見た愛する人とつがい幸せな母親になる夢は無惨にも打ち砕かれ忌み嫌う相手に陵辱され孕む現実に押し潰される

「それでは御身体の変化を実践しましょうか」

「やっ、いやぁぁっ、いやよぉぉぉぉぉ」

ルシウスが言葉とともに尻穴から剛直を抜き去るとかき出される様に腸が捲りあがり、指の時とは桁違いなまでの異様な喜悦に全身が戦慄く。
そして悦楽の凶器を広げられた秘花に押しつけられると、胎児の為か確かに身体が過敏になってる自覚が狂おしい随喜の波により呼び出される。
今度こそ姦淫と悦楽の二重の罪で二度と光の元を歩けぬ境遇に囚われる恐怖に、必死に拒絶の声を上げる。
だが無常にも剛直は宣告された事実に震えるように沸き立つ子宮まで一気に貫き、最奥を抉る感触にローラの唇から悲痛な嬌声が奏でられ再び絶頂の連続が幕を開ける。

「ああ、上の方も擦ってさし上げたほうが良いですね」

「なっ、そんな…、くぅぅっ、ふぁぁぁぁっ」

肉襞が沸き立つように蕩け注挿に掻き回される密壷が煮えたぎり沸騰するように潮を吹く。
それだけでも身体全体が悦楽に震え、自身の存在すら覚束ない夢幻の境地に押しやられるのに、同時にパンパンに張った乳房に指が食いこみ揉み立てられる。
その上尖りきった乳首に舌が這わされ、形も無く蕩けようかとすると強く吸われ異様なまでに固く尖り、胸の奥から明確な奔流が吸い上げられ鋭敏な乳肉が充満する母乳の圧力に悲鳴を上げる。
胸に渦巻く溢れるような奔流はローラに目の前で繰り広げられたユフィールの放乳の表情を思い出させ、あのような喜悦と苦悶に悶え泣くのだと宣告する。
自分でもどれ程の量であるか想像もつかない程苦しく巨乳に満ち溢れる母乳が淫靡な痴態を連想させ一向に止まる気配も無い。

「ふふっ、わかりましたか」

「いや、そんなぁ、助けて、あなたぁ」

埋めこんだ剛直が子宮を突き上げ、伸ばされた手が心なしか膨れている腹を撫でる。
そこに確かな感触を示されたローラは孕まされた現実を無常にも確認させられ、同時にその存在が子宮に響く衝撃を倍増させ熟れた媚肉が随喜に泣く。
絞りたてるような手の動きに溢れんばかりに詰まった母乳が乳肉の隙間で暴れ、明確に認識してしまった事で胸の奥から沸き立つ量も確実に増し、その無尽蔵な生産で震える意識を苛み続ける。
犯され悦楽に染まりついには望まぬ赤子を宿すという、女の性の悪夢のような発露から何とか逃れようとするかのように、絶望の渦中のローラは最も頼りにする今は亡き大事な人との思い出にすがる。

「夫にも報告ですか」

「許して、許してぇ」

しかし最後の拠り所もルシウスの一言で一瞬にして不貞の罪の譴責に変わる。
瞼の裏の夫の姿は変わらねど、自覚した罪の意識が誠実なローラにその虚像に手を伸ばすことを許さない。
妊娠の事実が思い出の全てにのしかかり、自らの責で全てを失った後に残るの不貞に対する必死の謝罪が虚しく木霊する。

「皆の前で御披露目ですよ」

「やっ、もう許して」

ルシウスは泣き崩れるローラを貫いたままそのビクビク震える肢体を背後から抱え抱え上げる。
充満する母乳を搾り出す様に両手で痛いほど張り詰める巨乳を揉み潰し、溢れる奔流に栓をする様に乳首を捻る。
押し出すように剛直を突上げるとふらふらの足が力無く歩を進め、衝撃に普通より大きな部位を占める錯覚すら覚える子宮が悶絶し、踊る様に舞る双乳の中で母乳が攪拌されパンパンの巨乳が更に張り詰める。
扉にも至らぬうちにどうしようにもなく涙が零れ、更に断続的に絶頂を迎えてはやや虚ろながら凛とした表情が淫らに崩れる。
意図せずとも無力な拒絶の言葉を響かせながら、胎内に絶望を宿したローラは抵抗を忘れた身体を嬲られ続ける。
そして絨毯に吹き零された潮の筋は点々と滴りながらユフィール達のいる食堂へ向かっていった。