「なんで、ローラに子供は……そ、そんな」
舞い踊る飛沫を呆けたように見守っていたクレアは呆然と呟き………すぐにその答えに気付かされる。
母乳が出る原因などただ一つであり……昼夜犯され続ける自分たちなら十分ありえる事なのだ。
その瞬間女としてのクレアが漠と抱いていた母となる夢は、忌み嫌う相手に孕まされる現実として圧し掛かってくる。
「そう、孕まれたのですよ」
「いやっ、いやぁぁぁっ」
あまりの悲嘆に凍った様に押し黙る牝達に、ルシウスはローラの膨らんだ腹を撫でダメ押しするかの様に悲痛な声を上げさせる。
孕まされた事実をついに公にされると、ローラの意識を占める不貞の意識は一気に膨れ上がり錯乱したかのような悲鳴が奏でられる。
そして皮肉にもローラの成熟した身体は感情の波に促されるままに乱れ、振り立てられる巨乳から母乳が中空に放たれ、舞い踊る腰は悲鳴の様に潮と小水を噴き零す。
普段の凛とした風貌をかなぐり捨てて泣きじゃくるローラの様子は、他の牝の心に妊娠搾乳の恐怖を深く刻み込み、自身がいずれそうなる事に戦慄と恐怖が湧き上がらせる。
「や、やめなさい、私はどうなってもいい、だから…だからぁぁっ」
泣き崩れながらなおも貫かれ搾られるロ―ラの姿に、ユフィールは自身も搾乳の喜悦に震えながら必死に哀願する。
幼き時より主君としての心構えを身に付けさせられたユフィールにとって、自身への陵辱はまだしも部下をこの様にまで辱められる事など到底許容できない。
全身を包む喜悦に震えながら呆けた意識を無理に立て直し、嬌声を混ぜながらも毅然さを失わず制止の言質を言い放つ。
「おうせのままに」
「ひっ、ひぃぃぃっ」
その懸命な様子にルシウスはおどけるように応じ、体奥深くまで突き入れられている剛直を一気に引き抜く。
当然絡みつく様に潤む肉襞は根元から先端まで剛直の感触を舐める様に味合わされ、その不規則な喜悦の刺激が子宮から秘花まで延々蹂躙する。
体奥の柔肉が掻き出されるような刺激に加え、このような濃密な刺激を一息に重ねられたローラに抵抗の余地などあろうはずもなく、一際高く嬌声を上げ潮を母乳を噴き零しながら波打つ様に絶頂を続ける。
「な、なんでよぉぉっ、なんで…と…とまらないのぉぉぉっ」
そして悲痛な悲鳴にある通り、ローラほどの素質を持った身体が一度搾乳の責めを受ければその流れが容易に止まるはずがない。
例え搾乳や注挿が無くなろうとも、濡れそぼる秘花はあたかも剛直を咥え込んでいるかのように蠢き、その巨乳も淫靡に波打つのを止めはしない。
当然潮も母乳も噴き零し続け、止められぬ痴態は沸き上がる喜悦と合わせて更なる淫乱不貞の烙印としてローラの意識に刻み込まれる。
「こうすると素晴らしい芸術ですなあ」
「あぁっ…ユ、ユフィール様ぁ」
「うっ、ローラ、くっ…うぅぅっ」
止めなく放乳を続けるローラは同じように母乳を噴き零し続けるユフィールと淫靡な彫像のごとく並び立たされる。
艶かしく色づく二人の美女のくびれた肢体、その胸に実る大きすぎる乳房は寄り沿う事で淫猥に波打ちながら互いを押し合い、重りを吊るしてなお上向く乳首から乳白色の液体を綺麗な放物線を描いて吹き上げる。
孕み立てのローラの噴出はどんどん勢いを増し、朝から搾られているユフィールもなおも衰え見せず噴き零す。
4筋の母乳が用意された杯に滝の様に注がれ、その容量を直ぐに満たす様は誠に絶景である。
互いの放乳具合が更なる噴出をかき立てるのか堕とされた才女達は互いを労わる声に合わせてさらに巨乳を振るわせ、乳房の構造を知り尽くした搾乳に弄ばれるままに間断を付けて母乳を噴き零す。
「ユフィール様……、ローラ……」
「クレア殿ももうじきにああなれますよ」
(ひっ、わ、わたしも、あ、あんなに)
そしてルシウスは大事な人達の恥辱の見世物を呆然と見守るしかないクレアの背後に忍び寄ると、その身体を抱きすくめながら耳元で囁く。
耳朶を舐められながら乳房や股間に手を這わされても、目の前の搾乳絵図に飲み込まれたクレアは抵抗する事もできない。
弄ばれるままに喜悦に震え、自からがあのように母乳を吹き零す様を想像して力無く震える。
「それではクレア殿の御確認を致しましょうか」
「な……何を?」
しかしルシウスがそのような反応を許すはずも無く、耳元に不吉な言葉を投げかけ、呆けかけた意識を現実に戻させる。
一度現実に戻れば為すがままになっていた自分に羞恥が灯り、その身を腕から逃す様に蠢かせ気丈な声で問いただす。
勿論ルシウスに囚われた身体はもがけばもがくほど突き出した部分への接触を増して刺激を強め、糾弾したつもりの声も溢れる喜悦に微妙に震える。
「ふふっ、………孕んでいるかですよ」
「なっ、やっ、やぁぁぁっ」
言葉と供に何度となく味合わされた剛直が潤みきった秘花に押し当てられ、拒絶の言葉を発する間も無く圧倒的な質量が一気に下腹を貫く。
潤みきった秘洞を蹂躙しながら進む熱く固い感触が責め立てるように子宮を突き上げ、蕩けきった身体が引き攣る様に硬直し瞬間的にニ度三度と弾けて果てる。
間を置いてくびれた身体が絶叫のような嬌声と供に弾ける様に舞い踊り、剛直を精一杯咥えこんだ秘花も堪えきれぬ悲鳴の様に潮を吹き零す。
(奥に、奥にぃぃぃっ)
体奥に至った剛直はいつものように注挿を開始せず、密着した子宮口を苛む様に小刻みに動き女の深淵を直接揺さぶる。
その衝撃に神経の回路が絡まる様に喜悦の刺激が乱れ狂い、子を宿す母の器官が随喜の極みに溶け崩れる。
女の深淵を思うが侭に蹂躙され、濃密な喜悦に浸りきらされる。
忌避しながらもどうすることもできない事態に、いかな時も気丈に振舞うはずのクレアの意識が淫獄に堕ちる絶望に占められる。
「もしかして孕んでいませんかな?ローラ殿はあれほど頑張っているというのに」
「わ、私は……」
(ユ、ユフィール様の為……、は、孕まないといけないの?)
母乳を噴出させる様に巨乳を捏ねり上げられると、巨乳の隅々まで満ちる随喜が蕩け崩れる媚肉を更に乱す様に波打ち、痛いほど尖りながら最も力無く蕩ける乳首から乳白色の液体が噴き出る幻影が脳裏を苛む。
その上不手際を責めるようなルシウスの口調に追い討ちをかけられ、生真面目なクレアはその悪夢を拒む事すら許されず忠誠と貞淑の無理な二択に惑わされる。
主君を守れなかった自分は当然それ以上の辱めを受けねばならないのではないか?
その自責には頷けても、忌み嫌う相手の子を孕み母乳を搾られる事は、女として人として到底許容できない。
だがその拒絶感を自分の忠誠の揺らぎと感じ母乳を噴出すのが忠誠の道と言われては、意に沿わぬ陵辱に濡れる淫乱な女であるにもかかわらず、貞操を盾に忠誠も果たせぬ自分は騎士の名どころか人としても不出来であるように思えてくる。
「クレア殿はオプティムス家の盾たるお方でしたね、大事なものをお返ししますよ」
「そ、それは……」
葛藤するクレアを更に惑わす様に盾を模した紋章が涙で霞む視界に掲げられる。
フェストゥスの家に代々伝わるオプティムスの当主を守る騎士の証、忠義と不貞に惑うクレアにはそれがどのような陵辱も甘受すべしと叱責するかのごとく語りかけてくるように思えてくる。
「これこそ主と同じ処遇を望む場所を飾るに相応しい」
「まっ、まさか…ひぃっ、いっ、いやぁぁぁっ」
消極的な肯定に傾きかける自分をやるせなく思っていたクレアは続くルシウスの言葉に凍りつく。
眼前ではユフィールやローラが尖りきった乳首に吊るされた重りを宙に舞わせながら母乳を吹き零している。
そしてルシウスに示された紋章を吊るす鎖は支点を貫く為の金具に繋がり、そしてそれは励起し膨れ上がったクレアの乳首に向けられている。
自分の痛いほど尖る乳首にも恥辱の放乳を更に淫らに演出する重りが吊るされる事は火を見るより明らかである。
狂乱の刺激の予感に本能的に身をくねらせようにも、貫かれ達し続ける身では避けれるはずもない。
触れる感触だけで痺れる様に励起する鋭敏な媚肉を、冷たい感触が今までにない密度の刺激を響かせながら一息に貫通する。
「クレア殿は武人とはいえ美しき女人、装飾が無いのは少し寂しいですな」
「な、なにをっ、くっ…うふぅぅぅっ」
(お、おもいっ、ひっ…いやっ、ひやぁぁぁっ)
痛みなど全く無い変わりに愛撫とは比べ物にならぬ刺激が脳裏を乱舞し、震える唇からはクレアの意思を無視してあられもない嬌声が奏でられる。
貫かれた乳首は濃密に響く喜悦に一層尖り立ち、吊るされた重りを跳ね上げてはその衝撃を密に反響させて自ら淫虐の責めをきつくする。
勿論クレアほどの美女がこの程度の責めで許されるはずはない。
絶え間無い刺激に息も絶え絶えに喘ぐクレアを更に嬲るべく、ルシウスはわざとらしい言葉を紡ぎながら乳首を責める紋章の縁に大粒の宝玉を次々に繋げる。
「ひぃぃぃっ、なっ、なにかがぁっ」
増大した重さに比例する喜悦の刺激が濃密に響くだけでなく、吊るされた宝玉がぶつかり合う衝撃が鋭敏な尖りを更に苛む。
あまりの刺激に感覚の全てが巨乳に乳首に吸い出され埋め尽くされる喜悦に乱れ狂う。
そんな感覚の中胸の奥からも奔流が流れ出て、戸惑う間も無く蕩ける媚肉を縫う様に突き進む。
「おや、ちゃんと孕まれていましたか」
(そんな…あっ、ああっ、な、なんで)
そして痛いほど尖り立つ乳首の切っ先に乳白色の液体がポタポタと滴る。
そうなる事、そこまで堕ちる事、覚悟していたはずなのに付きつけられる現実は容赦無く胸に突き刺さり堪えきれぬ涙が零れる。
否定しようとしても励起し麻痺した感覚の中に放乳の喜悦が自己を主張する様に響いては、その光景を見ないように努めても母乳を噴き零す画像が脳裏に浮かぶ。
もともと生真面目で気苦労が多いクレアはユフィールと同じく心因性母乳の気があり、眼前でのあまりに凄惨な搾乳にその素質が開花してしまったのだ。
「吊るした証も良くお似合いですよ、これからずっと放乳に彩りを沿えてくれますよ」
(ううっ、こんな…こんなの…、……二人とも今までこんな責めを……)
吊るされた重りが互いを弾いて衝撃を響かせ、不規則な悦楽の波が乳首を胸の奥を絶え間無く襲い、更に勢い良く母乳が噴き出る。
眼前に飛び散る乳白色の液体に淫靡に装飾され母乳を噴き零す自分の姿を意識してしまうクレアは、そこまで堕ちた我が身をひたすらに恥ながら喜悦に悶える。
しかもこの責めは強まりこそすれ終わる事は無く、自分はこれから乳首の重りを一生味わい続けるのだ。
暗い悲嘆がクレアの脳裏を占め、そしてそれすら無視して母乳は勢いを増して噴き零れる。
「どこまで噴出すのか」
(くぅっ、んんっ……、ま…まだ、でる……)
汗にまみれ紅に色づく巨乳をルシウスにより蹂躪されるクレアは全身をガクガクと震わせ、半開きの唇からこらえきれぬ嬌声をもらす。
ただでさえ大きなクレアの巨乳が限界まで張り詰め、揉みこまれるたびにその柔らかさと弾力を存分に示しながら悲鳴を上げる。
固く尖った乳首から母乳が音を立てて中空へ吐き出される度に意識が蕩けるように崩れ、併せるように感極まっては絶頂に達して潮を吹き零す。
「しかし、ユフィール様と同じ心因性かもしれませんな」
(あっ……、そう、まだ)
犯され搾られる牝に堕ちたとしても孕んだ事だけは確実ではないのではないか。
もしそうであるなら自身の貞節と主への忠誠を供に保てるのではないか。
思わぬ所から示された僅かな希望に崩れかけた意識が立ち直り、俯いていた貌が屈従に抗うように上向き、焦点の合わぬ瞳が気丈に前を睨む。
「それでは確実に孕んでもらいましょうか」
「いやぁぁぁぁっ」
勿論ルシウスは萎えかけた意思を奮い立たせる為、わざと光明を示唆したのである。
その身を正し始めたクレアに非情な宣告をすると剛直が甘い刺激に痺れる体奥を突き上げる。
僅かに見せられた救いを立ちきられ、今度こそ逃れられぬ妊娠への誘いを注ぎ込まれたクレアは、子宮を突き上げるその感触に喜悦を極めながら終わりの無い悲嘆の声を響かせるのだった。
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