エウマキア

「兵糧、武器、軍馬、どれ一つとっても現状では長期戦には耐えられぬ。そうは思わぬかね」

「そ、そうです、このまま、はっ、では、しょ、緒戦で勝利を、を、おうゎぁ、お、おさめたとしても……」

執政官の執務室でルシウスは憂鬱そうに溜息をつきながら問いかけると、 先日より執政官補の役職に就く事となったユフィール・オプティムスが喘ぎ声交じりで答える。
先日の戦乱で捕らわれの身となったユフィールは、連日ルシウスに昼夜問わず嬲られた後にルグドゥヌムに連行された。
ルグドゥヌムの地下牢獄に捕らわれて更なる陵辱をくわえられる事を覚悟していたユフィールが連れてこられたのは、 意外にも首都メディオラヌムのオプティムス公爵家の公邸であった。
一瞬戸惑う物のユフィールは自分がどのような辱めを受けるか想像できてしまう。
信頼しきっている家人達の目前ではしたない姿を晒してしまう自分。
その情景を想像し目も眩むような恥辱に苛まされながらルシウスと共に公爵邸の門をくぐる。
しかしそこで展開されたのはユフィールの予想と全く異なる寸劇であった。
待ち構えていた公爵家に忠実な家人達が隣に立つ自らを犯し尽くした男を歓呼の声で迎える、 そんな状況をユフィールは全く理解できなかった。
そして家人達が嬉しそうにルシウスを皇帝の不当な弾圧を受けていた主を救い出した英雄として語るに至り、ようやく事態を理解した。
そして歓呼に顔をほころばす家人達の手前で、 ルシウスに執政官補への就任を要請されたユフィールには受託の言葉を発するしか選択肢は無かった。
先の戦役は第3軍団第7部隊長の暴走という事にされている。
無論そのような説明では、おぼろげでしか事態を把握できてない市井の人々すら納得させることは出来なかっただろう。
しかしそこに「嫉妬」という単語が口の端に伴われて語られると、その虚構はごく自然に受け入れられた。
かくして執政官ルシウスの公私共に忠実な補佐官と見られるようになったユフィールは、 今日も朝から肌も露な装いで政務をとるルシウスの上に跨らされ貫かれている。

「すぐにジリ貧となるわけか」

「ひっ、あ、あはぁぁ―――!」

ルシウスは自らをあざ笑うように呟くと、 今まで長大な砲身の半ばほどまでで律動を繰り返していた自身の剛直の全てをユフィールに咥えこませ、その体奥を激しく抉る。
そこから発する強い衝撃にユフィールは為す術なく絶頂に達し、激しく身を震わした後にその身を力無くルシウスに持たれ掛けさせる。

「いつの世も先立つものは金、金、金、か。しかし愚痴を言っても仕方が無い」

「はっ、あっ、あぁ」

脱力したユフィールの身体を抱え上げ、自身の剛直を快楽の余韻わななく秘洞から引き抜く。

「無いのなら有るところから持ってくるさ」

「ひっ、あっ、す、少し、や、やすま……あぁぁぅゎぁぁ」

ルシウスはそう嘯きながら、未だ意識がおぼつかぬユフィールの尻にいきりたったままの剛直をゆっくりと咥えこませる。

「ひ、そ、そこわあぁぁぁぁ」

――チリンチリン――

肛門へのゆっくりと嬲るような侵入に、ただむせび泣くことしか出来ないでいるユフィールに対しルシウスは更なる辱めを加える。
前に大きく突き出された乳房の先端に取り付けられた金具を揺らすと、それに連なる鐘が空気を震わせ澄んだ音を奏でる。
それと同時にユフィールの硬く尖る突起の内側から悦楽の波動が、敏感な器官を嬲り尽くすように縦横無尽に響き渡るのだ。

「は、ふぁぁぁあぁぁぁ―――――――――!あ、はぁぁ、まっ、また、あっ、はぁぁぁ――――!、うっ、やっ、やぁぁぁ―――――!」

そして乳首からの異常な密度の刺激にわななくユフィールに止めを刺すように、 先程からゆっくりと尻にその身を埋めさしていた男根が一気に腸内へ侵入する。
圧倒的な熱さと大きさにユフィールは立て続けに達してしまう。

「お呼びでしょうか」

泣きはらすユフィールの肛門を更に責め立てながら、ルシウスは執務室に入ってきた部下に鷹揚に頷く。

「ユリア殿をお呼びしろ。おそらく今の時間だと練兵場で訓練を為されているだろう」

「はっ」

指令を受けると、男はすぐに扉の外に消える。

「ユ、ユリアに、何をさせるの?」

ユフィールは執拗な責めにその身を震わせながら、 先の戦役で目の前の男に自らと共に捕らえられ、悪夢のような日々を送っている年下の友人の身を案ずる。

「錬金術というところですかね。さて少し遅いですが昼食にしましょうか。 ユフィール殿の好物をたっぷりご馳走してあげますから存分に味わってくださいね」

「好物って、―――――っ!い、いや、いやよぉぉぉ」

ユフィールの脳裏に数々の悪夢が蘇る。
前の時も、後ろの時も、いや口で受けた時ですらそうだった。
ただでさえ長大なモノがさらに膨れ上がり、熱い奔流が無限とも思えるほどの時間射出され続けるのだ。
頭からつま先まで身体中が淫虐に切り刻まれ、意識を離れたそれらが圧倒的な快楽に為す術なく屈服させられる。
そして注ぎこまれている間絶え間無く絶頂を繰り返し、 それだけでなく注ぎ終わって抜き去った後も達しつづけた事をルシウスに賞賛されるのだ。
しかしいくら忌避してもユフィールに抗う術は無い。
身体が極めつけの痴態を晒すべく準備し始めるのを感じながらも、ただ無力な拒絶の言葉を繰り返すしかなかった。
しかも辱めはそれだけではなかった。
金具の振動に加えルシウスの指で執拗に刺激をうけた乳首から胸の奥に脈打つような律動が伝わる。

(く、くるっ、ま、また、アレが)

さらに豊満な乳房を慣れた手つきで根元から絞り始めると、 淫靡なリズムは更に激しく刻まれそれにより乳房の奥底の堰が徐々に決壊していく。
最初は僅かな漏れだったそれはすぐに一筋の滝になり、ついには堰を完全に破壊し身体の先端の出口に向け殺到する。
自身の身体の異常を察知したユフィールの脳裏に別の恥辱の情景が浮かび上がる。
自分の乳房の先端からいやらしく吹き零れる生命の雫は、自身の身体の一部が完全にルシウスの支配下に置かれた証のように感じられた。
荒れ狂う奔流の刺激に翻弄され、それを止めることなどできないユフィールにとって、 乳房の先端へと集う自身の鼓動の一つ一つが、紛れも無い自身の身体と精神の破滅へのカウントダウンであった。

「い、いや、なんで、なんでよぉぉぉ――――!」

上では乳房から乳を放出し、同時に下では肛門から精液を注ぎこまれる。
そんな凄まじい陵辱の果てに自分がどうなるのか?今のユフィールには考えることもままならず只恐怖と恥辱に突き動かされて、 悲痛な叫びを上げ身を震わせるだけであった。

「ひうわぁぁ――――――っ!」

執務室に入ったユリアが目撃したのは、尊敬する女性の凄惨なまでの陵辱の光景だった。
ユリアの入室を合図にしたかのように、記憶にある凛とした姿の美しき女性が、今や汗にまみれた全身を朱に染め悲痛な叫びを発する。
そして同時にその大きくとも形良い乳房の先端に集った熱い体液が、爆ぜるように勢い良く外部に放出される。
抱えられた両足をぴんと天に伸ばされ、その付け根に位置する秘花はその花弁を苦しげに開かせながら絶え間無く潮を吹く。
その更に下にある蕾は根元を咥えこまされたままで、太いものを持て余すかのように小刻みに震え、 陵辱から逃れようとするが、隙間無く埋め込まれた剛直は無慈悲にも脈動を繰り返し征服の証を注ぎ込み続ける。

「はくわあっぁぁぁ―――――――!あはっ、はぁぁぁ―――――!くっ、んんん――――――っ!」

肛門から腸内までを隙間無く埋め尽くしたものがさらにその砲身を膨らました熱く硬い肉隗が その先端から凄まじい勢いで体液を射出していく。
更に張り詰めた乳首を指先でしごくと、その先端からとどめなく勢い良く乳が吹き出て、用意されていた卓上の盃に注がれていく。
自身から噴き出る乳白色の液体が溜まっていく様を見せ付けられ、さしもの気丈な瞳にも涙が宿る。

「ひ、ひぐっ、うっ、も、もう、だ、だめ、す、すこしぃぃぃ――!」

粘り気を持った熱い塊が敏感な壁に叩き付けられる度に、ユフィールは快楽のあまり心が身体から離れていくような、 浮遊感と自身の手すら届かない場所を蹂躙され尽くされたいう被征服感を味合わされる。
しかもその勢いは留まる事を知らず次々に体液を注ぎ込むのである。
注入に合わせて胸が弾み、伸ばした足ががくがく震える。
ユフィールは圧倒的な圧力に下腹を波打たせながら降伏を懇願するように花弁から潮を吹かせ続ける。

「あっ…、はっ…、ああっ……」

そして無限とも思える時間の後、ルシウスはようやくユフィールの身体を抱え上げ、自身の分身を引きぬいていく。
しかしようやく陵辱が終わったことにユフィールが安堵の息を吐くと、両足を持ち上げていた手を離す。

「えっ、うわっ、はっ、うあわあぁぁ―――――!」

一度抜きかけたそれを根元まで咥えこますと、ルシウスは自身の精液を最後の一滴までユフィールの中に注ぎ込む。

「ふふ、ご満足頂けましたかな?」

ルシウスは揶揄するように声をかけるが、ユフィールは我が身を襲った壮絶な陵辱に声も無い。
ルシウスはそれをいとおしげに抱えながら、新たな生贄に目を向ける。

「よくいらした。まあ、掛けられてはいかがかな」

その視線が自分に向けられるとユリアは心臓を鷲づかみにされたように身を震わせ、床にへたりこんでしまう。

「ふふ、世話のやける人ですね」

ルシウスはユフィールを貫いたまま立ち上がる。
歩くたびに抱えられているユフィールがびくびく震え、うわ言のような喘ぎを漏らす。
そしてルシウスはその体勢のまま応接具に無理やり腰掛けらされたユリアの対面に腰掛ける。

「そうですね、まずはお飲み物はいかがですか」

「くはぁ」

ルシウスは何も言えないでいるユリアにそう提案すると、 うなだれているユフィールの四肢に天井から伸びた鎖の先の輪をはめ、ギシギシと音を立てて引き上げる。
相変わらず両足を掲げたままの体勢で引き上げられるユフィールの菊座から、 腸壁を苛みながら太い砲身が抜き取られてゆき、長大なモノが徐々にその姿を現す。
そしてその全てが抜き取られるとユフィールの菊花はようやく開放されたことに安堵の息を吐き……すぐに震え出す。

「はぁ……っ、見っ、見ないで」

先程まで散々陵辱された腸内を、その極めつけとして放たれたものが逆流するのを感じ、ユフィールは悲鳴を上げる。
ユフィールの菊座は連夜の陵辱にも慎ましさを失わず剛直が抜き去られるとすぐにその蕾をすぼめるが 熱い精液が出口付近に溜まって来ればそうもいかなくなる。

「おっ、お願いです。こ、こんなの、こんなのだけはっ……!」

尻を捩らせ美味しそうに桃色に腫らした尻穴を必死に窄め抵抗するも、ついには肛門がひくつき白濁を吐き出してしまう。
ユフィールがいかに抵抗しようとしても一度堰を切ってしまえばもはや留めることは出来ない。
必死に窄めようとすればするほど、ただでさえ締りのいい肛門が収縮し、ゴプゴプと一塊ずつ苦しげに精液を吐き出す。
そしてその凄惨な放出は、ティーポットを半ばまで満たしてなお全く終わる気配を見せなかった。

(こ、こんなに)

白滋のポットにユフィールの尻穴から濃い白濁がなみなみと注がれるのを見せられ、 ユリアはまるで自分の肛門を犯されたような錯覚に陥る。
吐息や鼓動がユフィールと完全に同調し、触れられてすらいないユリアのアヌスはユフィールのそれが収縮するたびに同じように蠢く。

「訓練でお疲れでしょう、こんなものはいかがかな」

そう言うとルシウスは液体と固体の中間の粘り気の有る濃い白濁をカップに注ぐ。

「そ、そんなもの…」

「確かに一度ユフィール殿に馳走したものを勧めるのは礼儀に反しますな」

勿論ユリアの拒絶を認めた訳ではない。

「では直接お飲みになられますかな?」

ルシウスはなおもそそり立つ自身の長大なモノを誇示しながらユリアに迫る。

「い、イヤです」

「なに、遠慮はいりませんよ」

逃れようとするのを抱き寄せ、股間に美しい顔を埋めさせる。
とっさに目と口を閉じるユリア顔をその先端で突き、砲身を頬にすりあわせる。

(ひっ、こ…こんなに、あつくて、かたいなんて……あっ、しまっ、だ、だめっ)

むせ返るような雄の臭気に、ユリアの身体の芯が疼き、その雌としての習性を呼び覚ます。
口付けさせるように肉棒を押しつけられた唇が力なく開くと、すぐにその頭部が口腔に侵入し、次いでその長大な砲身を潜り込ませる。

「んわっ、あぐっ、あっ、はむっ、あっ、はっ、んむぅぅぅ」

「や、やめなさい、わ…私が、の…飲みますから」

砲身の半分ほどを咥え込んだ状態で、喉奥を突かれ苦しげなうめきを上げるユリアの姿に、ユフィールが哀しい決意と共に声をあげる。
その声は目の前の男の男根を口に含む事を哀願するまでに堕とされた事への悲嘆と羞恥に彩られている。

「先程あれだけ差し上げたのに、まだ足りないと言うのですか」

「はっ…はい、ですからユリアは離してあげてください」

辱めの言葉にも、ただ頷き懇願する。

「しかし、あなたにはまずこれを飲んで頂かないと。 いくらユフィール殿の頼みとはいえ、執政官たるもの何事にも公平でなければなりませんからね」

(そ、そんな真似………で、でも、ユリア一人を辛い目に合わす訳には)

ユフィールが口元に突きつけられたポットの注ぎ口に意を決して口をつけると、 ルシウスは口に含んでるものを分からせるように、少しづつポットの中身を注ぎこむ。
いかに決意したとはいえユフィールは口腔に流しこまれるドロドロとしたものをなかなか飲みこむことが出来ない。

(こ、こんなものを、のむなんて)

「んっ、ぬふっ、はっ、やっ、いやっ、ん、んふぅぅ」

だがルシウスのモノにより口腔をむさぶられたユリアが、悲痛な嗚咽を上げるに至り、口内に溜めたものを意を決し嚥下する。
自らを嬲り尽くした男の欲望の残滓を、しかも自ら望んで体内に収めていく自分を蔑みながら、 苦しげに喉を鳴らし注がれるものを飲みこむ。

「ん、んぐっ、はっ、あむっ、ぐっ、んくっ」

「苦しそうですから、少しお休みしましょうか」

ユフィールの苦しげな様子に、ルシウスは注ぎ口をその口元から離す。
ただ、傾けたままのポットからは白濁がこぼれ続けユリアの銀の髪に垂れ落ちる。

(そんな、どこまで辱めるつもりなの。でも、でもっ)

ユフィールは息つく暇も無く、しずしずと舌を出し施しを受けるように流れ落ちる精液を舌先で掬い取る。

「さて、ユリア殿をお呼びしたのは、ある人物との会談に共に赴いてもらう為なのですが……」

恥辱にまみれ泣く泣く精液をすすり続けるユフィールを愉しげに鑑賞しながらも、 ルシウスは四つん這いで剛直に奉仕させているユリアの身体に手を伸ばし、その濡れそぼった秘花をまさぐる。

「ユフィール殿もそうですが、食事の最中にこんなにはしたない液体を零れ落とさしては礼儀に反するのですよ」

「んっ、んんっ、んふうぅぅ―――!」

床にぽたぽたと愛液を零すユリアの股間をまさぐり、その上方の突起をつまむ。

「とりあえず詮でもしますかな」

「い、いやっ、はなして、あっ、はあっ、やっ、やぁ…」

口淫から開放されたユリアはその言葉の意味を悟り逃れようとするが、 ルシウスに捕らえられ、その剛直の上に今にも貫かんばかりに添えられる。
熱い肉隗の先端で花弁をこすられたユリアが淫猥な刺激に悶える。

「はっ、ごふっ、お、お願い、はっ、うぐっ、わ、私が代わり に、 んっ、かわりに、くっ、はあっ、な、なんどでも貫かれますから、どうか、どうかユリアは」

咽て吐き出してもなお喉を鳴らし精液を飲み続けるユフィールは、 無駄であるどころか更なる陵辱をもたらすだけと分かっていてもユリアをなんとか救おうとする。

「確かに、はしたないのはユフィール殿も同じですな」

鎖に吊られた身体が落ろされていくのを感じながら、ユフィールは自ら跨らされ腰を使うのを強要される事を覚悟する。
だが当然ルシウスはユフィールの身代わりを認めた訳ではない。
背中から貫いているユリアと重ねあわせるようにユフィールを吊るすと、二人の美女は悲嘆と陵辱に耐えるように抱き合う。

「大丈夫ですか……んあうっ、はぁぁぁ」

「ユ、ユフィール様ぁぁぁ」

ルシウスは抱き合った二人の重なり合わさった花弁をこするように自身の剛直を滑りこませる。

「ひあぁぁぁ、はん、はぁぁぁ」

「くっ、んっ、くぅぅぅぅぅぅ」

それからしばらく執政官の執務室では二人の美女の悲鳴や苦悶、嬌声の合唱が鳴り止むことなく響き渡った。
そして数時間後、ずっと交互に犯され続け精も根も尽き果ててソファーに身を投げ出す二人の女性の身体をなおもまさぐりながら、 ルシウスはユフィールの献上した乳白色の液体を嗜んでいた。

「さて、遠出するにあたりユフィール殿にはここの留守を頼みますよ」

ルシウスは天井の鎖を操作しユフィールの身体を執政官の椅子に運ぶ。
そして両手両足を吊られたままのユフィールが椅子に収まろうとする寸前で不意に止める。

「そうそう、これを渡しておかないと」

そう言うと執政官の証たる鍵・<ラティパキス>を、先程までの陵辱を感じさせないほど清楚にすぼまる尻の蕾の下に配置する。

「ひっ」

陵辱に腫らした場所に触れる冷たい感触にユフィールは悲鳴を上げる。

「あっ、ど、どこまで、ひあっ、どこまで嬲れば気が……はぁ、すむのよぉぉぉぉ」

吊り下げられたユフィールの身体が降ろされていくと、金属の円柱がユフィールの体重を受けずぶずぶとその身を潜り込ませる。
時間をかけた執拗な陵辱に悶えるユフィールの散々絞られた乳房から出し損ねた液体が零れ落ちる。

「このような粗相をされては困りますね」

「きひぃぃぃ!」

ルシウスは嬉しそうに言うと、しこり立つ乳首の根元を縛る。

「しっかりがんばって下さいね」

壮絶な陵辱のオブジェとなったユフィールに笑いかけると、今度はユリアの身体を抱える。

「さあ、ユリア殿は着くまでにどうにか礼儀を身に付けて貰わないとなりませんね」

「ひああぁ」

ルシウスは四つん這いにさせたユリアを犬のように這わせながら通用門をくぐると、ユリアを貫いたままに用意されている愛馬に跨る。

「はうわあぁぁぁ――――――!」

「さあ、飛ばしますよ」

またがった衝撃で奥を突かれわななくユリアが達しきるのを待たず、ルシウスは更に子宮を責め立てるように馬の歩を速める。
目指すは南エトルリア。
そこで彼は資金不足を解消する手段と、孤高と貞淑を保つ聡明な女性の全てを手に入れるつもりであった。