「一息つけましたか?」
わずかに開いた口の端から母乳が零れさせながら、気丈な貴婦人が苛まされた艶かしい肢体を震わせる。
延々続いた搾乳の果てに、ルシウスは満足げに笑い、エウマキアは呆けながらもその瞳に僅かな理性を湛え力無く睨み返す。
揶揄の通りエウマキアの張り詰めた巨乳から中空高く吐き出さ続けた母乳は一先ずなりを潜めている。
しかし依然釣鐘型の巨乳は苦しげに喘ぎ、尖り立つ乳首は微に細に震え細い乳白色の筋を垂らしている。
母として、人として、あまりにはしたない様にエウマキアの理性は苦悶と恥辱に散々に苛まされたがそれと同時に気丈さが掻き立てられ身体に強烈な抑制を働かしたのだ。
最初の恥辱極まりない陥落の開放とそれに続く狂おしい最密の噴出の後、圧力が僅かに下り坂になった時点で無理に牝母の噴出が押し止められる。
勿論乳房の内部には減じたとはいえまだまだ大量の母乳がある上、体奥から溢れる母乳がすぐに追加され胸の苦しみは全く楽にならず、中途半端な放出に乳肉が疼き立つ事でかえって淫蕩な苦悶を深くする。
(くっ……なぜっ?ちゃんと……出したのに…また…くぅぅっ)
気丈に抗うエウマキアの意志が皮肉にも搾乳調教を加速させる。
15年間母乳を溜め続けた所為で、ただでさえ人並外れて大きかったエウマキアの巨乳は更に一周りも二周りも大きくなり、媚肉の密度も確実に増して放出の際の苦悶と快楽を高めている。
そして母乳の生産量は15年分の蓄積を基本とし、その上にしかるべき授乳の時の為15年間発達し続けた分が加わり、その潜在量は底知れない。
その素質に溢れながら全く経験が無い乳房にこのような凄惨な搾乳を刷り込まれたらどうなるか?
全てを放出しきるのではなく途中で無理に押し止める事で、巨乳に限界以上溜め込む事が常体と化し、更に放乳と充填を繰り返す事でその全てを合算し一回分の適量と刷り込まれる。
搾っては充満搾っては充満、限界以上の搾乳を繰り返す陵辱の果てにエウマキアの母乳生産力はいかほどになるか?
理性の閂の内側で着々とエウマキアの開発は進み、その時が来ればわずかな刺激で張り詰めた巨乳が狂おしく爆ぜ、出せども出せども止めなく母乳が噴き出し続けるのだ。
「こっ、このような辱め……んんっ」
そのような自身の身体の淫蕩な変化を知らぬまま、エウマキアは僅かに緩まった陵辱の手を振り払うと逃れるように背を向ける。
当然釣鐘型の巨乳が大きくブルンと揺れ、それだけで喜悦の刺激が背筋を走り、攪拌された母乳が媚肉の内を暴れまわる。
淫蕩な放出を必死に耐えながらエウマキアは、机に倒れ込みそうになる身体を震える両手を突っ張り何とか支える。
中空を踊っただけで悦楽に悶える乳房が潰れるように机にぶつかればどうなるか
……強烈な衝撃が何重にも乳房を駆け巡り、押し潰され跳ね回る巨乳の先端から爆ぜるように母乳が噴き出すだろう。
恥辱の未来への忌避に力の入らぬ両腕を必死に突っ張らせるエウマキアは、上半身を折り曲げ豊かな尻をルシウスに突き出す格好で全身をぶるぶると震わせる格好になる。
「ふふっ、ここまで濡らされるとは」
「やっ、やめ…ふあぁぁっ」
大量の愛液がスリットから覗く肉付きの良い太腿にまで滴る様を揶揄すると、ルシウスの手が形良く突き出された尻を揉み込む。
揉み込むたびに絡み付くような刺激が豊臀に浸透し熱く潤んだ下腹が更にドロドロに蕩ける。
熟れた肉に折り重なる悦楽の波に、エウマキアが堪らず身体をくねらせると前屈みの体勢でも形の崩れぬ巨乳が大きく震える。
たっぷりと詰まった母乳の攪拌に狂おしく悶えている状態ではろくな抵抗もできるはずもなく、陵辱から逃れようと足掻いても徒に色っぽく尻を振るのみである。
裾をめくりあげられてもどうする事もできず、濡れそぼった秘花に寄り合さり紐のようになった下着がきつく食い込み、叢から肛門までたっぷりと愛液を滴らせた牝の中心が露になる。
勿論直接は見えはしないものの、股間にぬめる粘液の感触がエウマキアにそのはしたない様を嫌でも自覚させる。
「そ、そのようなところ……み、見ては……みてはなりま…ひっ、やっ、やめっ、ひぃぃん」
ひんやりとした外気の感触が、言い逃れのできぬ淫乱の証拠が視姦に晒されている事を意識させる。
下着を咥えた花弁が喘ぐように花開き充血した柔肉を晒す、息を呑むような淫猥な光景。
それを否定しようにも次々に零れ出る蜜が秘部を更に淫靡に彩っていては生真面目なエウマキアに反論ができるはずも無い。
濡れそぼる様を自分自身に糾弾され、羞恥に顔を真っ赤に染めながらうわ言のように拒絶の言葉を繰り返すのみである。
更にその哀願もルシウスがくびれた腰にかかる紐を操り陵辱を開始すると艶かしい嬌声に変わってしまう。
左右の腰紐を弄られると紐状の下着が媚肉の内側に更に食い込み、濡れた叢の中の肉珠を絞り出すように嬲る。
喜悦の波が蕩け敏感になった媚肉の隅々まで波及し、煮えたぎる蜜壷や子宮を貫き淫猥な情景とはしたない性を脳裏に刻み込む。
「これでは下着の用を成しませんね」
「ひっ、い…いやっ、やめ……やめなさい」
ルシウスは悦楽に打ち震える真白い尻に舌を這わせると、幾筋も滴る愛液を舐め採りながらなんとか腰にかかっている紐を解く。
いかに濡れて食い込んでいようとも、その僅かな布が最後の一枚には変わりはない。
それを奪われると言う宣告に理性を苛み続けていた羞恥が一際燃え盛り、心臓が早鐘を打っては全身が恥辱に戦慄く。
はしたなく喘ぐ牝の器官を、犬の様な体勢で忌避する相手に晒してしまう。
到底受け入れる事のできぬ痴態に抗いの意志は尽きぬものの、焦燥と共に虚しく空回りしては恥辱を高めて高潔な矜持を苛む。
その上ルシウスは秘花の縁をゆるゆると嬲って恥辱を煽り、食い込んでいた下着をしとどに濡れた秘花からわざと音を立てながらゆっくりと引き出す。
僅かに触れられただけで意識が明滅するほどの刺激が走り、絡み付く悦楽に堕ち行く身体を必死に支えねばならない。
ましてやそれらが後から後から溢れるように押し寄せ、熟れた媚肉に蕩けるように染み入るのだから、いかにエウマキアが必死に足掻こうともその心身は淫蕩の境地に堪らず噎び泣く。
いかに気丈に耐え凌ごうとも巧妙な愛撫に熟れ切りながら初々しい媚肉が悶え泣き、豊臀が引き攣るように震えると、既に支えを失っている下着が恥辱の液体を滴らせながら徐々に剥がれ落ちる。
「ふふっ、とても奇麗ですよ」
(だっ、ダメ……そんなとこ…、ひいっ、くっ…んんんっ、み、みないで…みないでよぉ)
愛液に濡れそぼった下着が湿った音を立てて床に落ちると、眼前に晒された淫靡な芸術にルシウスが賞賛の声を上げ、脳裏を過ぎる淫蕩な牝の性をエウマキアが恥じて鳴く。
涼やかな外気が責めるように触れる事で秘めたる場所が露になった事実を嫌でも認識させられ、背筋を駆ける悦楽の波と共に涌き上がる羞恥が意識を占める。
繊細そうな花弁が淡い色合いを充血させ、その整った形のまま喘ぐように開閉し淫蕩に色付く媚肉が見え隠れさせながら蜜を零す。
そのあまりに淫猥な情景に打ちのめされたエウマキアは力無く俯き掠れるような抗いの声を漏らす。
「エウマキア様は内に溜めこみ過ぎですから、この機会に存分に噴き出してはいかがですか」
「くうぅぅっ、ひっ、んっ、くぅぅぅぅっ」
痴態を恥じるように縮こまったエウマキアの意識に喜悦の刺激が容赦無く押し寄せる。
反射的に掻きたてられた矜持が白熱するように湧き起こる悦楽を必死に抑えるが、絶え間無く押し寄せる淫蕩な波に嬲る様に削られ結局身を焦がす恥辱となって却って自らを責め立てる。
ルシウスが全ての指を使って切なく喘ぐ媚肉を弄びつつその花弁を開かせると、溢れる愛液がぼたぼたと零れ落ち艶かしく色付く恥肉が露になる。
十年以上触れられた経験の無い蜜壷は空気の波紋にすら悶えるほど淫猥に仕上がっており、練達な侵入者に存分に嬲られてしまってはただひたすらに泣き叫ぶしかない。
拒絶の意思も虚しく火のついたように熟肉が反応し絡みつく様に収縮し、内側で容赦無く蠢く指の感触をより深く味わって湧き起こる喜悦に悶え泣く。
「大丈夫、拭ってさしあげますよ」
(やっ、やめて……、そこを…そんなに…され……たら)
更に震える内股に軟らかな舌の感触が這わされる。
柔肌をチロチロと甚振るように舐められるとむず痒い刺激が全身を駆け抜け、そのまま全身を包む法悦に崩れ落ちる衝動に駆られる。
その気丈さで表面上は痴態を晒す事無く耐え忍んでも、抑えられぬ悦楽の毒は媚肉の内側に蓄積し続け鋭敏な感覚を更に研ぎ澄ませる。
舌による柔らかな愛撫が徐々に快楽の深淵に迫るにつれ、熟れた身体を蝕む淫蕩な波動は益々うねりを増す。
堕ち行く危機感に気丈な意思が喜悦に蕩ける身体を無理に緊張させ、引き攣る様に止まってはまた堕ちかける。
繰り返す落差に熟れながらも初々しいエウマキアの身体は悶え泣き、寸での所で正気を保つ意識が淫蕩な自分の姿に涙する。
「ひぐっ、やっ、やめっ……んっ、はぁぁぁぁっ」
秘花と唇が口付けするように重ねられ慣らすように絡み合ったかと思うと、いかに拒もうとも閉じ切れない秘花の内側に舌先がするりと進入する。
柔らかな愛撫に喜悦の炎で炙られ続けていた媚肉が一体となって蕩け、震える唇から悲痛な嬌声が艶やかに奏でられる。
舌が蠢くままにたおやかな肢体が波打つように喜悦のうねりに翻弄され、白熱した子宮が牝の汁を止めなく吹き零す。
「やはり溜め込み過ぎなのですよ。この分ではまだまだ出ますな」
ルシウスの指が花弁の内側の鋭敏な肉襞を掻き回し、挿入された舌が全てを嘗め回すように蠢いては溢れる愛液を音を立てて吸う。
舌と肉襞が蕩けて絡まり交わっては、膣から脳髄まで突き抜ける悦楽の境地にさしものエウマキアも悶え泣く。
逃れようとしても膣壁は激しく収縮し巧みな愛撫を噛み締めては、たまらなく戦慄き喜悦を極めては潮を吹き零す。
「溜め込み過ぎたせいですかな?ここもいやらしく膨れてしまって」
「ふぁ?……んっ、はぁぁぁぁぁっ」
蕩けきった下腹部からの絶え間の無い刺激に立て続けに達してしまい、悦楽に朦朧としていたエウマキアの意識を微細に切り裂くように強烈な喜悦の波がなだれ込む。
自身も知らぬエウマキアの牝の本能を露にしていくルシウスの指がついに喘ぐように蜜を吹き零す秘花の上端、恥丘に張付くように濡れた叢の中で息づいていた肉珠に触れたのだ。
今まで触れた事はおろか認識すらした事の無い場所を弄られ、何が起きたか考える間もなく焼けるような痒みに炙られ子宮がうねり潮が吹き零れる。
無防備な絶頂の直結路は真紅に膨れいやらしく尖り立ち、さらに感度を増して戸惑う心と身体を引きずり込み悶え泣く。
さらにルシウスが触れる指を小刻みに震わせると、細密な媚肉に染み渡る振動に全身の神経が喜悦に撹乱され悶絶する。
「ひぃぃぃっ」
「やはりここを嬲って欲しい、と」
敏感な肉芽は扱くように剥き出しにされ微に細に弄ばれると悦楽の戦慄きを撒き散らしながら痛いほどしこり立つ。
固く尖る淫芽は僅かな動きにも律義に反応し悦楽を反響させ、しこり立ち蕩ける背反の二重奏を奏でる。
悦楽に白熱し悶え泣く肉のしこりに全ての感覚が乗っ取られたエウマキアは、溢れる喜悦に全身の自由も聞かず操られる様に絶頂を繰り返す。
(なぜっ、…こ…こんなに……、ひっ、やめっ)
更にルシウスは肉の珠を吸い取るように含むと、無防備な喜悦の感覚器を散々に陵辱する。
舌で舐めぬかれては喜悦に喘ぎ、歯で甘噛みされて哀しく鳴く。
唇でしごくように吸いたてられるとエウマキアは美しく縊れた身体を身も世も無げに悶えさせ、脳の認識より早く子宮がうねり噎び泣く蜜壷から激しく潮を噴出する。
「エウマキア様の枷を外して差し上げますよ」
ルシウスは不意にかしこまると慮外の法悦に息も絶え絶えのエウマキアの身体を自身の上に抱える。
豊満に縊れる女体は、椅子に浅く腰掛けたルシウスの上で背もたれに手を付き、肘掛けに足を乗せる。
当然無理に背を反らせる形を保てるわけも無く、重力に従い腰が落ち……疼き立つ牝の中心に焼けるように熱いものが触れる。
それが何であるか本能的に察したエウマキアは、咄嗟に四肢を突っ張らせ身体が落ちるのを防ぐ。
苦悶の表情で唇を噛むエウマキアは力の入らぬ手足を無理に突っ張らせ……卑猥な体勢に身を捩りながらそそり立つ剛直に貫かれるのを何とか逃れようとする。
(こ…こんなもので貫かれたら……、だめ、そんな事は……絶対に)
間近に迫る陵辱の仕上げから貞節を守るべくエウマキアは必死の抵抗を試みるが、苦しそうに喘ぐ秘花に熱く固いモノが押し付けられると、股間から下腹部に引き攣るような痛痒感が広がる。
悦楽に腰が崩れそうになると蕩ける秘花に灼熱の凶器の頭部が僅かに進入し、瞬時に連想される貫かれ喘ぐ淫蕩な未来への恐怖に気丈な理性が弾かれるように奮い立たされ無理に正気を保っては崩れる体を持ち直す。
勿論その際も潤んだ肉襞が牡の器官に擦られ痺れるような甘い刺激に一層疼き立つ。
「はしたない放出はさせませんよ」
執拗な玩弄に気丈に耐え続けるエウマキアの全身はガクガクと震え疼くように燃え立つ。
直接的な愛撫が無い為、何とか耐え続ける事ができた巨乳も熱く重い蠢きがそろそろ限界に達し再び爆ぜる準備を始める。
そして上と下の恥辱の開放に必死に耐えるエウマキアを揶揄するようにルシウスがその眼前に鏡を掲げる。
それはエウマキアが唯一愛した男に贈られ、そして遺品となったものであった
(ユリウス…ユリウス、あふっ、んんっ)
思わず助けを請う様にすがるエウマキアの視線を捕らえたまま鏡は限界寸前の乳首をその冷たい感触で嬲る。
そしてその金具をむず痒い疼きと共に間近に迫る放出に震える乳首に残し、鏡本体は喘ぐように揺れる巨乳を飾るように眼前にするりと降りる。
「これを先に付ければ飛び散る事も無いでしょう」
(そんなっ、まさか……)
乳首に触れる金具から徐々にかかる圧力にエウマキアはその意図を悟り絶句する。
愛する人の遺品に責められ悶えるエウマキアに淫乱の刻印を押し、その不貞を強調するように噴き出す母乳が遺品に降り注がせ、エウマキアの大事に守った愛を辱め尽くすのだ。
しかしその意図が分かっても搾乳の味を仕込まれた乳首は、新たな放出への限界を示すかのように甘く痺れる感覚のみを意識に伝える。
「やっ……いやっ」
拒絶の声を出すものの、限界に近い足は引き攣るように痙攣し、より激しく肉棒と擦り合っては泡立つ愛液をたっぷりと塗す。
「嫌なら仕方ありません」
「ふぁ?」
このままでは挿入は時間の問題であるが、ルシウスは嘯くように呟くと陵辱から開放するようにエウマキアの身体を少し高く持ち上げる。
予期せぬ助けに極度の緊張を強いられたエウマキアの身体の強張りは全て解かれ、安堵と同時に疲労に包まれ四肢が弛緩する。
「枷を外すのは……やはり自分自身で」
「なっ、あっ、あぁぁぁぁっ」
心に邪な笑みを浮かべながら残念そうに言うと、ルシウスはエウマキアの身体を支えていた手を外す。
突如襲い来る下落感にその結果を悟ったエウマキアが必死にその身を足掻かすが、疲れ切った手足が急に突っ張れるはずも無く、重力に従い真下に添えられたものに貫かれながら腰が落ちて行く。
ルシウスの思惑通りエウマキアは自らの積でその貞節を汚し淫獄に堕ちて行くのだ。
「あはっ、ふあっ、あひぃぃぃぃぃぃっ」
10数年ぶりの感触に熟れた女体が悲鳴を上げ、為す術無く太い剛直を咥えて行く。
あまりの刺激に、母乳が、潮が、小水が。あらゆる恥液が勢い良く噴き出し卓上の杯に注がれる。
それでもこれはエウマキアの牝調教の第一幕が開かれたのにすぎず、剛直に抉られ掻き回され貞操を蹂躪される苦悶と恥辱の陵辱はまだまだこれからが本番である。
|