「ひっ………、くうっ……」
(………ユリウス………ごめんなさい………)
力無く潤む花弁に触れる熱く固い感触、それが肉襞を擦り立てながらどんどん身体の内側に沈み込んで行く。
十数年ぶりの挿入に触れられぬまま熟れきった媚肉が燃え立つ様に励起して狂おしく喘ぎ、あらゆく感覚が喜悦の刺激に占められていく。
しかし気丈なエウマキアはあくまで抗う事を止めず、理性を奮い立たせ堕ちゆく自身の身体を律そうとする。
もはや陵辱が避けられないのは分かっていても………せめて喜悦に泣く姿で相手を喜ばせまいと心に誓い、美しい唇をきつく結び奥歯を噛み締める。
ただ閉じた瞼の裏に亡きユリウスの姿が浮かぶと、あふれる心情のまま貞操を奪われることを詫びてしまう。
その罪悪感が頑なな抵抗に風穴を開け、冷徹なはずの理性に恥辱や不貞の念を沸き立たせてエウマキアの心をかき乱すのだ。
「ふっ……んっ、………ふあっ、くっ、んんんっ」
(こ、このような……しうちで……、な…なぜ)
既に身体の方は徐々に入ってくる熱い剛直の感触に確実に蝕まれ、堪えようとしてもその唇から微かな喘ぎが漏れる。
肉塊がわななく襞に触れるだけで身を焦がすような喜悦が湧き起こり、何とか一時は耐えしのぐものの沸き立つ媚肉を平静に沈める間も無く野太い剛直が胎内のより深くに沈んでいく。
結果より多くの部位から湧き起こる刺激に均衡しかけていた当初の喜悦が相乗し、過敏な柔肉が燃え立つ様に喘いで陵辱に耐えようとする意識を蕩かせる。
忌避すれど逃れられぬ感触に占拠された下腹部がドロドロに蕩け、悦楽の大波を絶え間無く生み出す。
誠実なエウマキアに不貞の極みであるその存在や淫蕩極まりない自分の反応を偽る事が出来るはずもなく、罪の意識の責め立てるままに清廉な心に淫乱不貞な自画像が刻みこまれ、熟れた媚肉が溢れる羞恥に悦楽を加速させ、それを持て余していた主を被虐の渦に巻き込む。
(あっ…あふれ…る……わけ…には…、…どうにか…こ…このまま…、……このまま…で…は…)
痛いほど尖る乳首が巨乳に充満する母乳に急き立てられるように儚く淫靡にいきり立つ。
更にそこに添えられた金具に挟まれる圧力が全て喜悦の刺激に変わり甘く蕩ける淫肉を縛するかのように責め立てる。
固く尖る事が皮肉にもはしたなく母乳を吹き零す事を防ぐ……だがそれは同時に放乳寸前の最もむず痒い状態を延々継続させその随喜を身体中に伝染させるのだ。
もはやエウマキアの熟れきった身体にとって放乳と潮吹きは同義語であるのだ。
(こ、この程度……、た、耐えれないはずはっ……、で、でも……からだが…あつい……)
交渉に臨む際の冷たい美貌が艶っぽく崩れ、眉根を寄せ脂汗を流す様はたまらなく淫靡に施虐欲をそそる。
胎内深く潜入する剛直があたかも堅牢な扉を開く魔法の鍵の様に、誇り高く聳えるエウマキアの理性の箍を徐々にこじ開け危ういほど艶やかな淫獄の底に一歩一歩確実に引き込んでいく。
勿論気丈なエウマキアはその流れを必死に押し戻そうとするが、性に潔癖な身ではその聡明な頭脳が無為に回るだけで自分でも無為と分かる抵抗しかできない。
それどころか随喜に泣く媚肉を闇雲に抑えようとしてその意識まで喜悦に染め、不貞な行いに抗うことすら出来ぬ我が身を恥じて燃え盛る熟れた身体に羞恥と言う名の油を注ぐ。
「ひっ……ひうっ、ああっ、んっ、ふぅぅぅっ」
(な…、なんで…こんなに…、私は…私は…そんな…ふしだらな…おんな…で…は…)
完全に閉じられていた唇から徐々に途切れ途切れの嬌声が奏でられるようになり、次第にそれらが連なって確たる嬌声になっていく。
野太い剛直は禁欲生活に溜まりに溜まったエウマキアの牝の本能を半ば強制的に目覚めさせ、随喜に踊る熟れた媚肉を嬲り上げて強く深い喜悦の刺激を止めなく生み出す。
更に淫靡に波打つ熟肉は主の意思を無視して埋めこまれた熱い肉棒を噛み締めて忌み嫌う相手に貞操を蹂躙されている事実を声高に物語り、淫らな性を示す様に性の喜悦に咽び泣いて気丈に耐えるエウマキアに自身の性すら疑わせる。
強靭な理性は崩れはしないが、誠実な心は自身の痴態に支えを失い、不貞な行いに咽び泣く自身の有り様にその正しさを疑わせる。
(こ、こんなのっ……、くっ、だめ、た…たえないと……いけ…ない…のに…)
身体を占拠する牝の本能を止めようとして、思いもよらぬ自らの性に逆に巻きこまれるエウマキアはただただ恥辱を掻き立てながら喜悦の大海に沈んでいく。
陵辱の肉鍵と自身の恥肉、相乗する喜悦の波が徐々に歩調を合わせ果てしなく昂らされる媚肉が性の極みに近づく。
その聡明さ故望まぬとも自身の敗北を悟ったのか、瞼を震わし薄目を開いたエウマキアの瞳が涙を湛えて哀しげに震える。
それでも残る気丈な部分が頑なに抗おうとするが、意のままにならぬ自身の身体に恥辱を増すだけで、理性の砦が砂の様に崩れ出しその瞬間に向けて突き進む。
「あっ、やっ……えっ?はっ、ふぁぁぁぁぁぁっ」
(な、なに……、そ、そこ…乳首を、くぅぅぅぅっ)
そして終にエウマキアが陵辱と我が身の淫欲に屈し敗北の悲鳴が奏でられようとした時、ルシウスの切り札が妖しくきらめく。
緩やかな挿入はエウマキアに完全な敗北に達するまでの全ての意に添わぬ反応を意識させ、今正に理性が崩れ去る刹那も忘れえぬ記憶として刷り込ませる。
不貞の記憶は繰り返しエウマキアの脳裏に浮かび上がり、その媚肉を悔恨に沸き立たせては溢れる恥辱に涙を伝わすだろう。
すなわちこの絶頂はエウマキアに否定できぬ牝の本能を意識させる為に性に通じぬエウマキアを自ら沸き立たせ向かわせたものである。
その恥辱は限り無いが、十数年の孤閨を保った極上の媚肉の全てを弾けさすには不十分である。
熟れきった媚母となったエウマキアの初挿入は、その際限無い恥辱を保った上に肉と言う肉が燃え尽きるような壮絶な絶頂を味合わせてやらねばなるまい。
その為にルシウスは先程より嬲る様に乳首に押しつけられた金具に力を入れ、僅かに持ち上げられた後に戸惑う様に力無く落ちてくる柳腰を跳ね上げるように腰を打ちつける。
「くっ、んんんんっ、いっ、いやぁぁぁぁっ」
(な…なにかが、なかに…、こ、こんなのぉぉぉぉっ)
痛いほど尖りきっていた乳首は冷たい金属が触れただけで薄い皮膚が強張るように張り、僅かな抵抗の後に易易と貫かれる。
強張りきっていた柔肌の緊張が解かれ、確たる外郭を失い喜悦の泥の塊のなったかのように無防備になった巨乳の隅々にまで痺れるような刺激が乱舞する。
侵入してくる金具に対する痛みなど全く無い、ただ秘花に押し入られた時を超える緊密な挿入感に剥き出しの神経が悲鳴を上げ、追い討ちをかける様に冷たい感触が狂おしいまでの刺激を響かせる。
太い金属に貫かれた鋭敏過ぎる媚肉が圧迫され密集し、密度を増した先に逃げ場があろうはずもなく押し寄せる刺激を数倍の密度で反響させる。
肉襞以上に繊細な器官が刺激を受けるのでなく刺激と直結させられ、許容量をはるかに超えた刺激が感覚器の一つ一つから駆け上がり白い光となって冷厳なはずのエウマキアの脳裏で熱く苦しく咲き乱れる。
ただでさえ乳肉をかき分ける熱い奔流に苛まされていた巨乳は予想だにせぬ淫蕩な貫通で止めをされ、その重々しさを示す様に大きく震えながら乳首全体を収縮させ未だかつていない勢いで吹き上げるように母乳を噴出し始める。
「くうぅぅっ……、やっ、いやぁぁぁぁぁぁぁっ」
(くっ、だ…だめ、と、とまらない…うえも…したも…、…もう…)
同時に剛直が限界以上に励起した肉襞を一気に擦りぬいて体奥の深淵まで一息に抉る。
かつて無い衝撃が力無く震える子宮を突き崩す様に押し上げ、破裂する様な喜悦の極みを肉という肉に味合わせる。
幾重にも響く悦楽の刺激に掻き回された熟肉がエウマキアの想像を超えて煮え立って蜜壷全体を喜悦の煉獄に引きずり込み、さらに熱い剛直が肉洞を掻き回すように間断無く打ちつけられ悦楽に蕩ける肉襞を巻きこんで子宮口を開かんばかりに責め立てる。
灼熱の塊に下腹部を占拠され、有り余る余熱に柳腰が泳ぐ様に震える。
衝撃が子宮を壊さんばかりに乱れ踊り、絶叫する様に潮を吹く。
(ああっ、おかしく…おかしくなる……)
充満した母乳を通じて胸の奥から張り詰めた巨乳、そしていきりたつ乳首まで一体となって放乳に喘ぐ。
燃え立つ欲情の熱に感覚を占拠された性器が激しく痙攣し蹂躙する剛直の動きに合わせ激しく潮を吹く。
先程崩れるままに達したとしてもかなりの濃厚な絶頂であっただろう。
しかし最高級の熟母であるエウマキアにはそれですら許されず、子宮に乳首に想像だにせぬ衝撃が加えられ、増幅された絶頂の大波があらゆる神経を喜悦で占拠しながら脳裏まで突き抜け乱れ狂う。
必死に抗おうとする理性にその最後の瞬間を刻み込む様に、目を見開き身体を反らせたエウマキアの唇が大きく開き、異様なほどの絶頂に達した牝の泣き声が奏でられる。
それが忘れる事など到底叶わぬほど心身に深く擦りこまれる壮絶な絶頂の乱宴が始まることを高らかに告げる。
「ふぅぅぅっ、あっ…あはっ、くっ、うふぅっ、ひっ…やっ…ひやぁぁぁぁぁっ」
(いくっ、ま…また、どこまで…どこまで…、ああっ、おかしくなる)
エウマキアの絶頂を告げる悲痛な嬌声は高らかになりこそすれ衰える事は無い。
一度の交わり以来封印されていた媚肉は力強い注挿にその全てを開放し喜悦の大波を無尽蔵に創り出して深窓の怜婦人の牝の本能をあばきたてる。
上下に重々しく揺れる乳房の先端では乳首が破裂せんばかりに竣動して大量の母乳を勢い良く飛び散らせ、剛直に掻き回される膣全体が憑かれた様に収縮しては白熱する子宮から涌き出る愛液を撒き散らす様に吹き零す。
勿論これほどの深い絶頂である、極めきらぬ内に次の波どころか何重もの絶頂の波が訪れ、初々しい熟肉に十数年分の全てを味わい尽くさせる。
一つ一つでも瞬時に気を失うような絶頂の波状攻撃に喜悦の高みに押しやられたエウマキアが気絶すら許されず休み無く絶頂を続ける。
(…でる…でる……でて…しまう)
固く尖った乳首はその先につけられた重りが跳ねるように宙に舞う事で何重にも責め抜かれ一層淫靡に尖り立つ。
その先端は止めなく吹き零れる母乳の放出の衝撃に、中程は貫通し休み無く上下に引き立てる怜悧な重量に、そして乳輪までいやらしく腫らした根元ではそれらの運動の余波に、豊満過ぎる巨乳が重々しく舞い踊り悲鳴を上げる様に母乳を吹き零す。
しかも重しは美巨乳が艶やかに弾みきった後も更に跳ねあがり、尖りきった乳首を引いて自身の重みで沈もうとする巨乳を無理に吊り上げる淫舞を強要する。
勿論その無理な動きのエネルギーを一身に受けるのは淫靡に膨れ上がった桜色の媚肉の尖りであり、跳ね上がる動きに呼応するように胸の奥から溢れる母乳の奔流に苦しげに蠢いては止まる事無く天頂に吐き出し乳白色の大滝を創り上げる。
「ひっ、ひいぃぃっ、んっ、ふわぁぁぁっ」
(な、なんで…こんなに…でて…、…くっっっ、と、とまってぇっ)
貫かれた金属がある限り永久に続く悦楽地獄にエウマキアの熟れきった美巨乳はその根元から引きちぎれんばかりに振り回され、絶叫する様に乳白色の液体を大量に吹き零し続ける。
反動に舞いあがる鎖がいきり立つ乳首をより尖って見せるだけで無く吹き零す母乳の勢いも激しくさせる。
その痴態は吊るされた鏡面に映り、霞んだ視界に余す事無く晒される淫猥な自分の姿がエウマキアに更なる恥辱を掻き立てる。
「んふっ、くっ、くぅぅぅぅぅ、ふぁ、ひやぁっ」
(…ふ…ふとくて…あついのが……いっぱい…いっぱい……、もう……もう…だ…め…、…こ…こんな…わたし…で…は…)
喜悦の塊が弾け弾け、その内弾けきる間も無く押しこまれ更に激しく……爆ぜる。
もはや蕩けきった下腹部はその余韻すら消えぬ力強い注挿の連続に、あたかも幾本もの剛直を咥えこんだような錯覚に陥り、全ての感触を埋め尽くす剛直の感触が決して屈さぬエウマキアの矜持を極限まで嬲り立てる。
初々しい蜜壷がきつく締まっては喜悦に蕩け、被虐の感覚がめまぐるしく入れ替わり正気を保とうとする意識を掻き回す。
厳しい自律にその素質を埋もれさせていた肉襞が、突き入れられる剛直に従属して鬱積を腫らすように喜悦に弾けてはその主を責めやり、全身を貫くような衝撃に子宮を舞い躍らせては切れ目の無い絶頂に潮を吹き零し続ける。
俯き目を逸らす事もできぬエウマキアは自身の痴態を全て苦渋と供に噛み締め、自ら生み出した淫乱不貞の罵りに苛まれつつどこまでも濃密な絶頂の連続に沈んでいく。
(ま、また…くぅぅっ、ど、どこまで…こんなことが)
終らぬ陵辱にエウマキアの意識は為す術無く悦楽と恥辱に沈む一方で、その身体が淫靡に変わっていく。
秘花から子宮まで肉襞の全てが太い肉棒に占拠されては焼けるような熱に蕩け崩され、その無防備な媚肉が侵略者に思うが侭に掻き回されると、蕩けた媚肉の神経が形を為さぬまま起伏を懲らして固まり神経を剥き出しにした過敏な肉襞が弄られやすい様に創り上げられる。
厳しく悦楽を抑制されていた熟れ肉は熱い剛直のめくるめく随喜の味を覚え主の意思を裏切り注挿を求める様に脈動する。
呆けきった脳が喜悦の刺激に沸騰するように弾け、僅かに残った理性が無念の恥辱を鋭くする一方でその大部分は喜悦に沈みきり背反する意識に焦燥させられる。
尖り立つ乳首も金具が逆を貫き出る事でようやく感覚の混濁が均衡するが、金属棒は密な媚肉の圧力に交じり合うが決して馴染まず位置的に一体でありながら異物で有り続け狂おしいほどの刺激を発し続ける。
押しのけられた媚肉が厭らしく歪み他を圧し、金属との間で打ち震え別次元の悦楽を響かせる。
蕩けきった乳首が貫かれる事により確たる恥肉となり、呆けて拡散する事無く厳密に味わう悦楽の器官となる。
想像だにせぬ濃密な喜悦母乳も潮も果てしなく吹き零し続ける。
エウマキア・フェリクス、彼女にとってこの一晩は十数年前のユリウスに抱かれた夜とは別の意味で生涯忘れえぬ記憶となるだろう。
その身体に刻みこまれた陵辱の記憶が繊細な感覚を激しく狂い立たせるだけでなく、その身体を嬲られぬ日は悪夢のような記憶が繰り返し再演され正気のもとでは堪えきれぬ恥辱を掻き立てるだろう。
そして、搾り取られぬ母乳が、狂おしく弾けれぬ媚肉が、潮を吹き零せぬ秘花が、熟れた肉を苛み陵辱を要求し、偽る事の出来ぬ自らの性にエウマキアを一層の恥獄に突き落とすのだ。
「ひっ、いんっ、いぃぃぃぃぃぃぃっ」
乳首はおろか巨乳全体が収縮して淫蕩極まりない放出音と供に大量の母乳が一息に尽きる事無く噴き上げられ、滑らかな肌に浮き上がった野太い剛直が淫らな音を響かせながら深く深く体奥を貫くいて止めなく潮を噴き零させる。
逃れることの叶わぬ陵辱の果てに身体が意識が弾けては狂い、エウマキアの全てを喜悦と恥辱に変換していく。
押し止める事を忘れぬまま圧倒的な性の奔流に飲み込まれ、苦渋と喜悦も高らかにエウマキアの断末魔の叫びが部屋中に響き渡り……途切れる事無く幾度も繰り返された。
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