エウマキア

「ひっ、くぅぅっ」

尻を貫かれたまま獣の様に腹ばいにされたエウマキアのくびれた身体は悦楽の紅に染まり、汗の蒸気を甘く漂わせながら儚く淫靡に揺れ動く。
尻穴だけでなく秘花も野太い柄を咥え込まされたままであり、ゴツゴツとした形状が注挿に合わせて潤みきった肉襞を刺激し、いまだ上品に映えながら苦しげに蠢いて潮を噴き零す。
4つん這いの姿勢では釣鐘型の巨乳が重々しく揺れ、ただでさえ尖り立つ乳首が重りに曳かれ収奪される様に母乳を噴き零してしまう。
合わせて注がれた精液で膨れた腹が揺れ動く様も強調され、エウマキアは正に自分がルシウスに所有される牝である事を意識してしまう。
身体を支えるに精一杯な現状が服従の実感を植え付け、忌むべき相手に抗えぬ事実が本心では陵辱を望んでいるような錯覚を生む。
それでも失われぬ気丈さが懸命の抗いを為すが、かえって堪えきれぬ嬌声媚態の艶かしさを増す事になる。

(くっ、こ…こんなところまで)

剛直に埋め尽された肉の穴から背筋を遡るかのように喜悦が押し寄せ、溺れまいと抗う意識を徐々に引き摺り込む様に熱く蕩かせる。
尻での交わりなど想像した事も無いエウマキアであるが、そこから止めなく喜悦を沸き上がらせる状況では忌避の思いすら矜持を苛む失態にしかならない。
注挿の度にその穴に注ぎこまれた精液が蠢き、応える様に母乳を噴き零す自分は忌み嫌う相手以下……犯されるのが当然の牝のように思えてくる。

「これからはルグドゥヌムで毎日このように持て成してさしあげますよ」

(そ…そんな…私は)

このような暴虐許されるはずは無いと気丈な意思が抗えど、聡明な頭脳が逃れられぬ現実を冷静に示す。
現に今も陵辱を忌避しているつもりであるが、熱く蕩けた身体は抗いの意思を無視して歓喜の液をはしたなく噴き零しているではないか。
肉の蕩けるさまを表すように溢れる母乳が尖り立つ乳首を淫靡に膨らましては弾け、力の入らぬ身体は操られる様に腰を使っては激しく潮を噴く。
止まらぬ痴態に生来の生真面目さが陵辱に勝てぬ自身の不甲斐無さを責め、抗えぬ現実が自ら望んで悦楽を味わっているとすら思えてくる。
犯され続けられるうちに芽生えた淫乱な自分に相応しい在り様という思いが、延々貫かれるままに喘ぎ痴態を晒し続ける自分の姿を呼び起こす。

「その為に……このようなものを用意したのですよ」

「なっ、ふ、ふざけたまねをっっっ…」

いかに否定し様とも現実の牝に堕ちた自分の姿に苛まされるエウマキア、その眼前にペンと羊皮紙が仰々しく示される。
自然に目で追えばその書面はユリウスとルシウスによる譲渡契約の形をとっており……ただその譲り渡される対象の欄が空白であった。
今まで散々に晒した痴態の自覚ががそのように扱われるに相応しいものとして淫らな牝に堕ちた自らの名を浮かばせ、改めて文面で示される事で今まで以上の恥辱が沸き立たせてしまう。
勿論誇り高いエウマキアが忌み嫌う相手への従属を自ら記す訳は無いのだが、主観において喘ぎ泣く牝である事を認めざるをえない為、本性を偽っているような錯覚が生真面目な性を震わせてしまう。
しかも記されるだけのユリウスの名であっても、恋焦がれるエウマキアにはその眼前で牝である事を暴き立てられたように感じてしまい、高められた痴態の自覚が身を切るような羞恥となって心身に刻まれる。

「おや、早く書かれませんと」

ガチャッ

「ひっ」

容易に屈従しない事はルシウスも百も承知であり、次の手として不意に響く扉の音が痴態の自覚に震えているエウマキアを緊張させる。
延々陵辱された身ではあるがそれもあくまで自室の内においてであり、その恥辱もはしたない自分への譴責の方が強かった。
だが今扉の開く音をもって密室は密室で無くなり、痴態を外に晒してしまう意識が誇り高いエウマキアに一層の羞恥をもたらす。
当然その緊張は責められつづけるニ穴にも及んで淫猥な竣動となり、潤んだ襞を一際圧される随喜が全身に響き渡る。
何者かが入ってくるという意識が深い恥辱と供に喜悦が爆ぜるのを抑えるが根源的な熟れ肉のうねりを止められるはずもなく、犯される姿勢のまま硬直しようとしてしきれぬ淫靡な美母の彫像を作り上げる。
しかもその内側では溢れる随喜が容赦無く堆積し、それを辛うじて堪え続けるエウマキアの心身は更に狂おしく掻き乱されるのだ。

「ようやくお帰りですか」

「あっ、はうっ」

有り余る恥辱と喜悦に苛まされるエウマキアをよそにルシウスは来客を迎えるべく扉に向かい、貫かれたままの牝は突き上げられるままに両の手足を這い進ませる。
獣の如き姿勢でルシウスに操られる事が正に所有される牝を思わせ、高潔な矜持に身を切るような恥辱と抗いが沸き上がる。
しかし突き上げを堪えようとすれば自然自ら剛直を咥え込む様になってしまい、その恥辱もまたその身を縛る事で喜悦をむさぶるように腰を使いながらゆっくりと這い進む最悪の痴態を作り出してしまう。

「か、母様」

「えっ……あっ、ユリア」

はしたない痴態の露出を意識し、更に必死に堪える喜悦に体内を掻き乱されるエウマキア。
しかしその耳に響くか細い声は自然俯いていた顔を上げさし、恥辱と喜悦に潤む瞳が来訪者の姿を捉える。
僅かな面談であったがその娘は愛する人との結晶であり……その声を聞いただけで陵辱の場に訪れたのがユリアである事はすぐに分かった。
そのユリアも散々に陵辱されている事は先程の出会いの場面で分かっている……はずなのだが、娘に確認される自らの痴態が果てしない羞恥を作り出す。
微細に震えながら立ち尽くすユリアの胸元は母親譲りの発育の良い乳房が布地を押し上げながらその先端を更に尖らせ、頼り無げに揺れる太腿には滴り落ちる蜜が筋を作る。
その姿は喜悦に悶えながら家中を引き回されていた現実を雄弁に語り、ユリウスの娘をそのように晒した事で愛する人の名を辱めた失態がエウマキアの胸を占める。
一方のユリアもすっかりルシウスの玩具と化したエウマキアの姿に、僅かな面談で憧憬できるほど毅然とした女性が……母が自分のせいで堕ちる悲嘆を抑えきれない。

「反応は非常に良好です」

「それでは明日の朝で仕上げ、と」

互いの痴態を自覚し自責しながら蕩けた身体を震わせる母娘を挟み、執政官とユリアに続いて入室した懐刀は政略的な会話を続ける。
呆けた頭でも自分達の淫らさが家中にまで及ぶ確信がエウマキアに不甲斐無い自己を蔑ませ、そして何より理性的な会話に対比されるように貫き喘ぐ自らの痴態が引き立ち、もはや人とも名乗れぬ牝である事を実感させる。
実際にユリアを保護し、エウマキアと寄り添うルシウスの姿にフェリクス家中はすっかり気を許している。
とくにエウマキアの様子は恋に不慣れで素直になれぬと解されており、今夜供にある事をいぶかしむ声も無い。
勿論フェリクス家中の人材は優れているのだが色恋沙汰となると疎いものが多く、むしろ幸薄い主の幸せを我が事の様に喜んでいる。
中には主の様子を不審に思うものも……特にルシウスの噂を聞き知る30代から40代の女性が……いるのだが、大勢が歓迎する中で主を辱めるが如き行動は取れず、その代わりに裏を探ろうとして……伏せられたルシウスの部下に囚われて主と同じ運命を辿る。
主に似て気丈で婚期を逃した女性、行商に出た夫の帰りを待つ貞淑な妻、死別の失意の中で子を養おうとする未亡人。
ある者は子供に授けられなかった、ある者は心因性の母乳を搾られ、僅かな経験しかない秘花も未経験の尻穴も犯され、下腹が膨らむほどの精液を注ぎ込まれる。
明日の朝何も知らぬ大半の家人と犯された熟れ母達を一堂に集め、その眼前でエウマキアを臣従させフェリクス家の全てを掌握するのがルシウスの心積もりである。

「それではユリア殿もお疲れでした」

「ひぃぃぃっ」

「あっ、はぁぁぁっ」

会話が終るとセルウィスは早々に部屋を辞し、ルシウスの手は震えながら立ち尽くすユリアの身体に伸びる。
余裕の無い服を更に張り詰めさせるように乳房を揺すり、太腿を遡る手が既に潤沢に濡れている股間を刺激する。
そして為す術無く嬌声を上げるユリアをエウマキアに跨らせると、その肉珠を弾きながらエウマキアの尻穴を犯し母娘の嬌声を唱和させる。
ユリアの秘花は指で弄られるだけでなく注挿に揺れるエウマキアの背にも刺激され、やっと邂逅した母娘の馬遊びがおそろしく淫らに繰り広げられる。

「このような有り様をユリウス様には見せられませんね」

(ユ、ユリウス……、わたし…わたしは……)

陵辱に溺れる自己を恥じ、気丈な思いも罪悪感のみを強める。
そんなエウマキアの自責の念を一際強くさせるのが、変わらぬ想い人であるユリウスの名である。
愛する人以外と交わり淫らに喘ぐ、それを止められぬエウマキアの胸を占める感情は裏切りなどという生易しいものでは無い。
しかもその愛娘をもみすみす陵辱に晒して……自室に篭っていた自分は犯されていたとしても世間体を守っており、対してユリアは取り繕えたとしても不信な様子を晒してしまった。
あの食卓の寸劇の後は溢れる母乳を皆の前で晒す事になろうともユリアに付き添い……娘に増してはしたなく喘ぐ様を晒すべきではなかったか。
一度自身の落ち度を責め立てると、相対してユリアへの不憫な思いが増し、冷厳さを押し退ける様に母親としての至らなさが沸き上がる。

「仲の宜しいところ申し訳ありませんが、ユリア殿はこちらにお名前をお願いします」

共に俯き身体の内の熱を堪え切なく喘ぐ母娘を更に辱めるべく、ルシウスはエウマキアが先程拒否した書類をユリアに示す。
当人であるユリアはすぐには状況を理解できぬが、先に示されていたエウマキアは自身が牝である事を娘に示されたような羞恥に項垂れる。
しかし実際にはエウマキアの名は記されておらず……その事が慰めになる所か更なる衝撃を生み出す。
譲渡物の欄にユリアの名が記される事態を想像したエウマキアは、普段からは想像できぬほど動揺した風で急ぎ身を起こす。

「やっ、やめなさい」

ユリアがルシウスの所有物として記録に残ると思うと汚されるユリウスの名誉がエウマキアの胸を締め付け、更に当然エウマキアの内では良い夫であるユリウスの想像される嘆きが傍にいながら防げぬ自分を責め立てる。
その上人として自分の嫌なものを娘に押しつける身勝手さが沸き上がり、高潔な矜持は自分の行ってしまった卑劣な行いに苛まされる。

「そこには……そこには私の名が入るべきです」

当然生真面目なエウマキアの口から望まぬとも紡がれるのは、自ら陵辱に志願する恥辱の極みの言葉である。
ユリウスを愛した者として、母として、当然我が身を盾にしなくてはならない。
さらに先程まで痴態を晒し続けた牝として、今更取り繕うなど卑怯ではないか。
胸を圧す責務が強いはずの矜持を貞節を無理に押し退け、弱々しくもはっきりとした口調で度重なる陵辱にも屈しなかった美母がその従属を告げる。

「ほう」

(ユリウス…これが私に相応な道です)

ルシウスが再び書面を眼前に示すと、エウマキアの指はゆっくりとした動きで譲渡物の欄に自らの名を記載していく。
しかし僅かな動きにも身体が揺れ、貫かれた尻を振り立て喘ぎながら背に娘の愛液を滴らす感触が望まぬはずの隷属を当然と告げる。
あたかも署名する事が所有される牝である事の宣言であるように思え、割り切れぬ悲嘆がか細い指を震わすが故人への愛が無理を押し通す。
しかも四つん這いで署名する様が犯される牝に相応しいように思え、愛情を貫こうとする事で自身の規定する自己がどこまでも貶められていく。

「しかしこれには印がついてませんね」

(あっ、そ、それなら)

確かに自分はその名を譲渡されるモノとして記載したが、牝の自分に判は無くとも……当事者であるユリウスの判がなければ成立しない。
それならば例え今が犯される牝であろうともユリウスと過ごした日々が本物と残り、その思いで娘を……ユリアを守りどこまでも毅然と振舞える。
エウマキアの沈みきっていた心中が一気に活気付くが、それは気丈な母親を完全に牝に堕とす為のルシウスの罠であった。
本来のエウマキアであれば不意に零された言葉の不審さなど言うまでもないことだが、喜悦に浸され続けた上に愛する人に対する自責に苛まされた今は易々とその手にのってしまう。

「代わりの方にお願いしますかな」

「そ、それは」

ユリウスの名と供に勿体つけてエウマキアの眼前に掲げられる品、今宵のそれは貫いた乳首を曳き立て母乳を収奪する手鏡に始まり、秘花の奥底まで咥えこまされた柄、貫かれる先払いの様に尻穴を開発した短剣まで、示され用いられるるたびにエウマキアを愛情より淫欲を選ぶ牝に貶めるモノであった。
そしてこの度掲げられた飾り気の無い印章も、これまでと同様にユリウスゆかりの品であり……やはりエウマキアを不貞淫乱と辱めるべく使われるのである。
ユリウスのローマ市長時代の印であるそれはエウマキアとの初めての契約で用いた品であり、故人の姿を映し見るというより共に過ごした大切な時間の証である。
また後年上京するユリウスが留守をエウマキアに託す際に預けた品でもあり、結局つがう事の叶わなかったエウマキアにとって確かめるべき交わりを示す品でもある。
呆けた脳裏に最上の日々の記憶が鮮やかに甦り、溢れる思いに促されるままに手を伸ばす。
だがどんな時でも確かな理性が淫欲に悶える現在の自分の姿をうつし、はしたなさの自覚が相応しくないと言う思いを呼ぶ事で掴む事を許されない。
しかもユリウスとの間の代理者としての委託が思い出され…つまり自分がそれを押すのは有効といえなくもないと思うと、光明の見えかけたエウマキアの内に衝撃が走る。
そのような事を為せば内心はともかく自らユリウスの愛を裏切り淫欲に走り、しかもユリウスの名に屈従から逃れられぬ事になってしまう。

「おや、お握り頂けませんでしたら……」

(んっ、お…お尻が……こんなに…)

その戦慄を揶揄するようにルシウスが尻穴に突き入れられていた剛直を抜こうとすると、窄まろうとする肉穴が巨き過ぎるモノを引きとめる様に蕩けきった粘膜を絡ませ、熱く濡れるゆえ痛みなどないまま昂ぶった神経を弾く様に震わせる。
溢れる喜悦は不道徳な肛門性交で淫らに喘いだ証であり、抜かれても熱く蕩ける粘膜にしっかりと残る剛直の感触が、そのふしだらな行為すら求める淫乱という認識をエウマキアに与える。
そして依然喜悦の只中に在る尻穴を注ぎ込まれた精液が塞ぎとめる栓を無くしたことで逆流し、あまりの質感がもはや正常には戻れぬ肉穴としての業を刻みこむ。
しかも溢れ出る感触に反射的に放出を止め様と尻穴を窄めてしまい、粘液と粘膜が境界を薄く交じり合う事で注がれた精液を味わっているような錯覚すら感じてしまう。

「……こちらに」

「ひっ、ま、まさか」

尻穴から抜き出される衝撃、尻穴での交わりを愉しんでいる錯覚、それにより生じたエウマキアの一瞬の空白をつく様に忌避すれど濡れそぼる秘穴に次なる陵辱の手が伸びる。
きつく窄まろうとする尻穴に柄とは違う球状の感触が押し当てられ、引き攣るように震える肉穴をゆっくりと押し開いていく。
当然押し入ろうとするモノは先程の印章の取っ手であり、大事な人との思い出の品は窄まろうとする肉穴と押し合う様に交わって情交を為す。
抜かれようとした事で僅かに安堵していた尻穴が再び熱くざわめきだし、大切な品で喜悦をむさぶる感覚が気丈な熟母の感度恥辱を増す。
しかも一方で印章が押し入ろうとする尻穴には体奥からは零れ出ようとする精液が溢れ、両側からの圧迫に随喜を深めながらも耐える秘穴がついに痺れる様に綻ぶ。

「お嫌ですかな」

(あぁ、ユリウス、入って…くる……)

それでも抗いを止めぬエウマキアをからかうような言葉は愛する人を拒んでる錯覚を産み出し、その意思が僅かでも緩まる事で蕩けきった尻穴はあてがわれたモノを柔軟に飲み込んでいく。
その綻びはもはや性感に特化された秘穴を体奥にいたるまで押し広げ、何とか堪えていた精液が一気に溢れ出す。
注ぎ込まれたことを嫌でも感じさせる流れは押し入る印章に止められ……逆の流れとなって肉穴を広げる挿入感と供に遡る。
散々味合わされた射精と違い微妙な熱さを保った粘液がゆっくりと奥に流れ込み、エウマキアの意を離れて性交に習熟していく尻穴を染み入るように盛り立たせる。

「ユリア様も」

「あっ、ああっ」

「ひんっ、くぅぅぅぅぅっ」

尻穴に挿入される様を呆然と見守っていたユリアの手がルシウスに操られる様に印章に添えられ、その僅かな震えも娘の手を意識したエウマキアは更なるふしだらさに苛まされる。
ユリアの股間にはエウマキアから抜かれた剛直が添えられており、沸き上がる喜悦が捕らえられた肢体をルシウスの望むままに操らせる。
再び犯されるエウマキアの尻穴は熱い感触から冷たい感触に変わる落差が昂ぶった神経を激しく震わし、真逆の刺激が目覚め始めた熟母の喜悦の回路を容赦無く押し広げる。
しかし喜悦に蝕まれることでエウマキアの生来の気丈さが奮い立ち、蕩けるように崩れる尻穴も侵入を拒もうと蠢く。
だが却ってその動きで挿入されたものを強く噛み締めてしまい、止めようとしても止められぬそのはしたない行為が脳裏に刻まれる。
ゆっくりと体奥に入り込むような感覚は蕩け崩れる肉を通じて爆ぜるような震えとなり、熟母の身体から堪えきれぬ潮や母乳を噴き零させる。
僅かな噴出でもその刺激は吊るされた重りや咥え込まされる柄に倍増されて蕩けきった媚肉に響き、はしたなく噴き零すさまにエウマキアは恥辱を深めながら放出の喜悦に悶絶する。
その汗をたっぷり滴らせて悶える母の姿がユリアに自らが犯したような錯覚を与え、深い罪悪感に駆られるだけでなくそのニ穴も同調した様に悶え、はしたない液体を母の背に滴らせる。

「さて、こちらの書類ですが」

「くっ、んっ、ひあっ…ううっ」

喜悦を認識する事で生じる恥辱が身悶えしようとするのを抑えようとし、漏れ出ようとする嬌声を気丈な意思が持ち応えようと試みる。
しかし熟れ母の内部に溢れる随喜を表すように無表情を保とうとする美貌は小刻みに震え、目の端に浮かぶ涙滴が今にも零れんばかりにその姿を増す。
エウマキア自身にとってもその視界は溢れる熱に揺らいでおり、霞む視界に先程の書類が掲げられる。
改めて見れば署名は故人が書いたように精緻で、あとは判を付く事で完成する事は疑い様も無い。
しかし何気ない文面の意味はルシウスの所有物になるという事に他ならず、それを悟りそれに縛られる聡明で信義に厚いエウマキアには死刑の執行書より望まぬ品である。
もしこれに判を押せば犯される現実の追認だけでなく拒む事すら許されないようになり、今でも既に所有物というべき状況だがその上自らその身を陵辱に捧げる義務が生じてしまう。

「今のエウマキア様は私とユリウス殿どちらが相応しいでしょうかね?」

(ユリウス……わたし、わたしは)

痴態を自責するエウマキアにとってはユリウスを愛する事は分不相応のように感じられ、理性はルシウスの所有物が相応と答えざるを得ない。
そう思えば命じられるままに自ら母乳を搾り腰を振り立て射精を懇願する自分の姿が思い浮かび、その喜悦に溺れ喘ぎ泣く自分の表情は心で強く否定しようにも変わらない。
しかもこの書類に印を押す事は犯され孕まされるという不貞の行為から逃れられぬだけでなく、ユリウスとの絶縁を自ら創り上げる事も意味する。
そして一度為してしまえば生真面目なエウマキアはユリウスの名に逃れられず、いかな望みであろうとも心中を恥辱に苛まされながら相手の意のままに屈してしまうのだ。

(どう……どうすれば……)

そもそも自分が淫乱なのは否定できぬ事実であり、そんな自分が妻を名乗れば却ってユリウスの名を汚してしまう。
ならば自らの身でユリアを庇って故人の名誉を守るべきではないか。
自身の導く破滅の論理に捨てきれぬ愛が不貞の念を呼び起こすが、ユリウスの為と感じてしまう事で理性が無理にでも感情を抑えようとしてしまう。

「お手伝いいたしますよ」

悟ったつもりでもやはり貞節と忠節の狭間に震えてしまうエウマキア、その身体は崩れ去りそうな意思のみで喜悦の渦中にに堕ちようとするのを防いでいる。
気丈な意思が僅かでも揺らぐだけで空閨に熟れた身体は喜悦を極めかけ、それを必死に堪える事で悦楽を溜めこむ極上の馳走はルシウスの手により向き合うような姿勢で掲げられる。
当然既に抱かれているユリアと向き合う姿勢になり、十分に大きな乳房がそれを遥かに凌駕する乳房と押し合い絡み合い、下腹も太腿も密着して一体となった母娘の身体が昂ぶりを伝え合う。
何事にも冷淡でありがちなエウマキアにとって、持ち得る事の出来た唯一の愛は正に至上のものである。
それを失うと思うと気丈なはずの心が信じられないほど揺れ動き、あまりに深い悲嘆の予感がその身を震わせる。
抱えられる事が判を押すべく手を上げた様に感じられ、意識せずとも心身が足掻く様に蠢く。
当然その事が身体の内に抑えこまれている喜悦を活性化させ、抵抗の薄らいだ身体が熱く上気する。

(こ、こんなの)

娘との交情が如き姿勢を嫌うと自然巨き過ぎる乳房を上方に突き出すような姿勢になり、しかも頭一つ違う事でその巨乳はユリアの、そしてルシウスの眼前に示される。
ただでさえ形の崩れぬ巨乳が随喜で更に張りを増し、くびれた付け根からふくよかな釣鐘、尖り立つ乳首に至るまで一部の隙もなく直立する。
その頂点は当然重厚な金具に貫かれたままであるのだが、吊るされた重りにも却ってその尖りを増し天頂に向け起立する。
その内側は溢れ出る母乳で一部の隙もなく満たされており、僅かな動きにも肉が奔流が掻き混ぜられ喜悦に呆けた神経を悲痛なまでに震わせ、堪えきれぬ乳白色の筋を嗚咽の様に滴らせる。
その情景がルシウスにユリアに触れるか否かの眼前で繰り広げられる事を意識すると、自身より間近で見聞きされる感覚がエウマキアの恥辱を煽る。
また胸を逸らす事でかえって下腹部は激しく押しつけられ、娘に押される下腹の精液が渦巻き、股間の柄も二人で挟む様に深く咥えこんでしまう。

(こ、この程度……た、耐えれぬはずは……)

股間ではもはや淫虐の責め具と化した愛する人の遺品を両の穴に深く咥えこみ、恥辱不貞を募らせながら見え隠れする肉襞も艶かしく蜜を零す。
強張る身体が一時的にせよ気丈な意思を補完して喜悦を抑えるが……その事でエウマキアの内に押し止められた熱い疼きが圧力を増す。
連ねるように絶頂に達し母乳も潮も噴き零してもおかしくないのだが、陵辱の手が微細に緩み、何より自分が愛する人との交わりを終らす一歩手前の緊張が肉を押し止める。
その中で肉と言う肉に不慣れな喜悦を堆積し、研ぎ澄まされる神経が僅かでも緩めばその渦中に飲み込まれる。
尖り窄まる乳首は苦しそうに歪み、膨らむ様に震える巨乳が一息に噴出すときの壮絶さを想像させる。
しかも身体が強張る事で精液で滑りが良い尻穴は一層窄めねば印章を保てず、やむなく締め直すように蠢いて遺品を味合うふしだらな行いと尻穴に習熟する自分を意識させる。
既に蕩けきっている尻穴の粘膜から際限無く喜悦が押し寄せ、はしたなく蠢く自身の身体がエウマキアの恥辱を更に増す。
くびれた形状は止めるのに余計な力を要す一方でその奥を粘膜に沈む様に圧し、元々素晴らしいエウマキアの尻穴を更に美味しく仕上げる。

「どうされますかな」

「ひぁぁぁっ」

「くっ……あぁっ」

極上な肉体と気丈な精神を併せ持つ極上の美母は抗う事で喜悦を深くし、崩壊を自覚しながら絶頂に達する様に調理される。
延々続いた陵辱の熱の覚めやらぬ熟れた身体は自ら堕ちるように感度を増し、陵辱に屈さぬ理性も悶え泣く自己の有り様に犯されるのが当然のように思えてくる。
高潔なエウマキアは陵辱を強く否定する一方で牝の自覚が強まり、自らを所有物が相応しい立場ではと内心で理性と感情を葛藤させる。
忌避しながら堕ちて行く熟母の泣き崩れかけた美貌はあくまで美しく、喜悦に染まりながら溺れるのを良しとしない身体も匂い立つように震える。
嬲るような言葉は恥辱の押印も自分の意思と認識させて拒まねばならぬという意識を強め……その逆として万が一押してしまえば自ら裏切りを創り出してしまう意識も強まる。
ユリアの身代わりとして陵辱に志願するはずなのに、ユリウスとの絶縁を意識すれば溢れる躊躇に胸が窮す。
精神的に追い詰める一方で掲げた身体にかけられたルシウスの腕は徐々に解かれていき、心身を艶かしく火照らせるエウマキアの身体は重力に従って徐々に下方に沈んでいく。
必死に反らす胸から腰腹まで、肌を触れ合わす母娘の肉がむず痒くも盛り立ち、通常の母娘のように抱き合う事も出来ぬ現状が人としての矜持すら辱める。

「こ、このっ……くぅっ」

抱え上げられたエウマキアが落下を止めるには向き合うルシウスに手を絡めるしかないが、間にユリアを挟む姿がまるで中の良い家族のように思え、その気丈さが拒絶反応を示す。
だが愛する人との絶縁に至る恐怖に思慕の想いが理性を押し退けかき立てられ、結局羞恥を募らせながら結論を先延ばしにする為か細い腕を伸ばしてしまう。
しかし寄り添う不貞を感じてかその力は弱々しく、抗いの意志を曲げてまで選んだ思慕の情が新たな不貞となって自らを苛む。
力無く絡めただけにも係わらず忌み嫌う相手と抱き合う実感が強く感じられ、それでいて離す事が絶縁に向かう様に感じられては離せるはずがない。
気丈な意思は別の手段を探すが無為に抗おうとして自らの身を揺する事しか出来ず、張り詰めた巨乳を振り立てつつ股間に咥えこんだ柄を味わい、母娘ともども絶頂に達するのを何とか堪えながらも高まる痛痒に心身が為す術無く悶える。

「ひんぃぃっ」

(ユリアっ、あっ、そんな)

しかもルシウスはエウマキアの手をユリアの肩に掛るように導くと、その二の腕は意図せずとも娘を下方に押しやってしまい、続いて響く嬌声がエウマキアに自身を因とする失態を想像させる。
二人の間に挟まれたユリアの股間にはルシウスの剛直が押しつけられており、今の動きで花弁を嬲っていたそれを咥えこんでしまったのだ。
更にルシウスはわざとらしくもその腕の震えに合わせて注挿し、ユリアの濡れそぼった秘洞を子宮に至るまで一気に貫く。
母の手前必死に絶えていたが濡らした身体のまま見知らぬ人に晒されたユリアは心身の限界であり、連日嬲られ続けた身体は挿入されれば連ねる様に絶頂に達するのはやむをえない。
その痴態は下腹に降り掛かる潮を通じてエウマキアに伝わり、押印を拒む自分が貫かせたような錯覚が……娘を犠牲に助かる姿が母の心を震わせる。
変われるものなら変わりたいがその術は無く、救うにはやはり自らを生贄として判を押すしか無いのかと心底望まぬ選択が圧力を増す。

「もう少し時間を置きますかな」

「んっ、むむむっ」

絡みあったまま注挿される娘の痴態はエウマキアに自らが犯しているような錯覚を与え、内心のユリウスの愛娘への陵辱への責が強められる。
しかも為す術無い状況がエウマキアの注意力を散漫にさせたのか、ルシウスはからかうような口調に次いで惑うように声も無く踊る唇を容易に奪う。
抗いに悲嘆に囚われていた意識は事態をすぐには認識できず、為すがままに舌を絡め取られ弄ばれる。
柔らかく鋭敏なエウマキアの舌はあたかも肉襞の如くであり、ルシウスの鍛えられた刃の如き舌が絡みつけば、励起した神経が直に揺さぶられ堪え様も無い甘い刺激が遡る。
舌と舌が境界も無く交わり合い、望まぬとも共有した感覚が忌避と供に喜悦で埋め尽くされる。
しかも唇が結ばれる事により両者の間の巨乳がエウマキア自身とユリアの顔に押し付けられ、擦られるように柔肉を刺激し、内側に奔流が荒れ狂う様を感じ聞いてしまう。
それが娘にも聞こえると思えばエウマキアの恥辱は増し、ユリアは母親の悩乱を悲嘆する。
恋人の様に抱き合っている感覚に口を吸い合う実感が重なり一際高まる不貞の思いが、共に溢れる喜悦を否定する様にその交わりを振り解こうとする。

「ふふっ、美しい顔ですよ」

(こ、こんな……)

しかしその細首の動きは懸命な思いにも係らず弱々しいもので、散々に唇を吸われた果てにようやく疲れ果てた舌が忌み嫌うべき相手の口許から離れる事を許される。
美しくも艶かしい舌は上気した様に震え、唇から零れるどちらのものとも分からぬ唾液が眼下の娘に降り掛かりながら、疲弊しきる事で艶やかさを増す美貌が力無く上を向く。
高潔な意思は決して屈さねど既に身体は脱力の極みにあり、抱き合った姿勢のまま徐々に下方にずり落ちる。
必死に胸を反らすが今まで娘の顔に押し当てられた巨乳は今度はその乳房と絡み合う格好になり、柔らかさと弾力を兼ね備えた媚肉が互いに押し合うだけで堪えきれぬ愛撫となる。
鋭敏な肉が形を変えつづけることで不慣れな心身に絶え間なく喜悦を押し込め、淫欲に染め抜かれつつある感覚が堕ちきらぬ意識を震わす。
頬に押し当てられる巨乳の母乳の感触から開放されたユリアだが、変わってその眼前に尖り立つ乳首を示され、重厚な金具に貫かれるその様に悲嘆を溢れさせながら本能的な吸引の要求を掻き立てられる。

「こ…この程度……、っっっ…うはぁぁぁぁぁっ」

切羽詰ったエウマキアは娘の様子に気付くべくも無いが、その美貌は瞳の端に涙を浮かべながら僅かに歪めるだけで、ほんのり紅に上気しながらも冷徹な風を保ち続ける。
その気丈な抗いの美貌はルシウスの視界に映る事で愉悦を生むのだが、不意にエウマキアの視界にも自らの顔が写り、因果をいぶかしむ暇も無く自覚している痴態を改めて確認する事で悲嘆がこみ上げる。
一見平静を保っているような表情にも自らはその裏で崩れかけているのを熟知し、強められる抗いと恥辱が苦悶の美貌を更に歪ませる。

(な、なにっっっ)

冷静に考えれば自身の顔を覗くのは日常の行為としてそれほど珍しくは無く、水面に金属に向き合えば見えるし……その為に特化した鏡というものもある。
この場の鏡といえばユリウスの遺品である手鏡…今はエウマキアの乳首を責め立てるそれしかない。
しかもそれに連なる金具はエウマキアの乳首に処されており、それを視界に写る様に持ってくるとどうなるか。

「だ、だめっ……出るぅぅぅぅっ」

ルシウスの手に引かれたそれはエウマキアの泣き崩れそうな顔を映しつつ、下方に連なる鎖の先では膨れ上がった乳首を容赦無く上方に引く。
その吊り上げは尖り立つ乳首だけではなく巨乳全体を掌握し、更には胸の奥まで通じるような刺激が限界をとうに超えても堪えていた大量の母乳を沸き立たせる。
上向きに尖り立つ乳首は更に真上に引き延ばされ、そこから溢れ出る母乳は射線上の鏡に当たって飛沫を散らし、再びエウマキアやユリアのの美貌や巨乳に噴水のように降りかかる。
母乳に塗れた鏡面が遺品を汚す自分を意識させ、そのような行為で喘ぐ表情に母乳を被る様はまさに搾乳牝と言うべきものである事がエウマキアの心中に容赦無く刻まれる。
しかも全体重を乳首のみで支える負荷が励起した神経により全て喜悦に変換され、全ての感覚が喜悦に飲み込まれるように乳首に集中する。
喜悦に尖り、吊られ震え、放乳に爆ぜる、目まぐるしい刺激が脳裏に鮮やかに咲き乱れ、もはや溢れる喜悦を抑えきれぬ身体は際限なく溢れる母乳に合わせ激しく潮を噴き零す。

「くはっ」

「ひぃぃぃっ」

そして巨き過ぎる乳房を持つ牝達のみ持ちうる衣服の張り裂ける音が再び響き渡る。
巨き過ぎる乳房が脈動する事で張り詰めた布地を破るのは周知の事実であるが、この場合エウマキアの巨乳は既に剥かれており……それに圧されるユリアの胸の布地が破られたのだ。
エウマキアの主観は自らの大き過ぎる乳房がユリアの乳房も剥いたように感じられ、あまりのはしたなさが度重なる母親失格の烙印を押す。
ユリアの尖り立つ乳首はエウマキアの柔らかくも圧倒的な質量に包まれその震えを味わい、一方のエウマキアも一点の不均衡が巨乳全体の必死の抵抗を薄れさせる。
何より互いの乳を圧し熱を伝え合う感覚が、しかもそれで更に喜悦を溢れさせる実感がはしたなさを掻き立てる。
揺れ踊る鏡は母乳に染まる母娘の顔を写しその源泉を執拗に責め立て、ビュルビュル噴き出る音は肌に鏡に降り掛かり更に淫猥な音で跳ね、目に耳に織り成す自分達の痴態がエウマキアをユリアをはしたない牝に貶める。

「ささ、ユリア殿」

「ああっ」

「やっ、いやぁぁぁぁぁっ」

眼前で揺れ踊る乳首から尽きる事無く噴き零れる母乳、自らの顔にそれを浴びながら呆然と見とれていたユリア。
ルシウスは尖り立つ乳首を吊るした重りを介して思うがままに弄びながら、その唇を本来の権利を果たす場所に誘導する。
もはや思考は巧く働かねども咄嗟に沸き上がる母が望まぬという思いが唇を閉ざすが、擦る様に擦りつけられ意図せずとも責め立ててしまう。
そして抱きかかえられた身は後ろには引けず、突き上げられる自身の熱に眼前の痴態に抗う術無く飲みこまれ、僅かに開く唇は重りも痛々しく尖る乳首をするりと含んでしまう。
エウマキアにしてみれば自らの尖りと重さだけで十分以上な刺激のところに、それに包むような柔らかさが加わったのだ。
淫虐の責めに必死に絶えていた所に重なる優しい愛撫に抵抗などできるはずもなく、一層溢れる母乳がユリアの口腔を満たし当然飲みきれぬままに顔中に降り掛かる。

「んっ、くっ」

「ひぃぃっ」

しかも口腔を満たす母乳を必死に嚥下するうちユリアの口は自然吸い出すような動きになり、経験のないエウマキアを母親としての性を更に目覚めさせられ……当然その全てを淫欲に特化されていく。
冷厳さの陰に抑えつけられていた母性が一気に発露したのか、噴き零す勢いが今まで以上に強まり、その響きが息を圧し肉を波打たせる。
高らかな嬌声と供に身体がうねり、その事で口腔の中の乳首が踊る様に歯に舌に刺激され鋭敏極まりない肉の尖りにさらなる狂騒を呼ぶ。
当然金具は乳首とは独立に弄られ抜き差しするような震えがもはや一体と化した淫肉に直接響き、吸い出されるのとは別に母乳を引き出す。
逆の乳首も手鏡を操るルシウスにより強弱をつけ踊らされる様に嬲られ、左右のバランスのとれぬ放乳が美母の悩乱を更に深くする。

「ふふっ、こんなに尖らせて……」

苦しげに震える乳首は正に今のエウマキアの象徴である。
貫かれ吊られながら美しく尖り立つのは失わぬ気丈さを、そこから吹き零れる母乳は堪えきれぬ熟れ牝の性を雄弁に表している。
その淫靡な尖りに更なる責めを咥えるべく、ルシウスは手中にある手鏡を宙に放り出す。

「うんっ……ひあぁぁぁっ」

より高い支えを失った重りは一気に下方に沈み、残る片方の支えに加速をつけた重さを容赦無く響かせる。
張り詰めた巨乳は僅かに歪むだけですぐさま跳ねるように爆ぜるのだが、それでいて衝撃そのものは巨乳はおろか胸の奥まで響き、反発する様に勢いを増す母乳が乳首を弾けさせる。
歪み、爆ぜ、また歪む、美しい釣鐘が自身の重々しい勢いのまま跳ね上がる様に母乳を零すと、かえって重りの方が引き摺られるかのように宙を舞う。
そしてあくまで尖り立つ乳首は収縮すら許されずその衝撃を一身に受け、濃密な刺激と共に乳白色の放物線が宙に口腔に舞い踊る。
尽きる事無く溢れる奔流が疲弊しきった身体を更に脱力させ、唇から外れた乳首がそれでも母乳を与えようかとする様に噴き上げながらするすると沈んでいく。